蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

代掻き始まる

2009年04月28日 | 安曇野とその周辺
つい先日常念岳に、春を告げる「常念坊の雪形」を見た。
今年は早いそうだ
さあ里では田植えの準備が始まるよ~

昨日の散歩道にて
トラクターが代掻きをしていた。日本昔ばなしなら牛だった

トラクターはローラーを取り替えて耕作用と代掻き用に使うそうだ。
水の中で平たく土をならし、まだ泥だらけだけど、そのうちあの美しい水鏡になり山や花を映してくれる

そして田植えが始まる

散歩道の続き

数軒の住宅が集まる近くの水路から、優しい音でドドン・ドドンと聞こえてきた。
眺めていると強い流れが規則正しく波を打つ。
多分底にコンクリートで細工して音を作っているのだろう。
静けさの中に心地よい

まだ続く

見知らぬおばあさんが、すれ違いざま「こんにちは」と声をかけてきた。おしゃれなおばあさんだ。
ゆっくりゆっくり山手へ歩を進める姿が美しかった

春の空気はボンヤリしているが、いろんなものが動き出す
こうして1年また1年と歳を重ねてゆく・・・

おっと!リンゴの花を忘れるところだった
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やりきれない

2009年04月26日 | つれづれ思うに

雨が降り続いた昨日、今日は太陽も顔をだし緑林に磨きがかかった。
が一転また強い雨と風で気温低下。暖房を入れている4月26日の朝


今年のスノーフレークはたくさんの花をつけた。
集団でいてもひっそりと咲く寂しげな花だと思う

暗いニュースにやりきれない

小学校4年生の、虐待による可能性が高い死体遺棄事件。

容疑者は勿論どんな事情があったにせよ悪いのは明らか。
しかし報道で知る限り
「泣き叫ぶ声を聞いた」「ベランダに放置されていたのを見た」と質問に答える人々に、
後悔の念はないのだろうか?

いつも思う。
事件が起きるとマスコミが押しかけ、近所の戸を叩き当事者の件で・・・と質問をする。
あれこれ話す住民に『近所のことをよく知ってるなぁ~』と、ほとほと感心する。

なのにこんな大事な事は見過ごされる。
地域には民生委員や区長がいるし、児童相談所や警察だってあるのに。
どうなっているんだろう。どうして大人がおせっかいをしないんだろう。

胸が痛む。残念でならない。
夕刊の配達がない地域なので、ついニュースや報道番組の世話になることが多い。
私もヤジ馬に成り下がりつつあるようだ。

長男が幼稚園児だった頃の話。どこで覚えたのか
「アメリカ式に可愛いがって!」つまり抱きしめて・・・という意味である。
今なら歯が浮くような、腰の辺りがむずむずするような言葉だが、
子どもの本音だったのだろう。

まもなく私が抱きしめてもらう順になる

ここでは余計な話題だけど
移住直後から、同姓の人が多くそれも分類が少ないのが気になっていた。
ありました、こんな本。雑学に役立ちそう・・・
信州では小林姓がダントツの一番多い名字です。
『よくわかる長野県の名字』しなのき書房 1680円
穂高図書館が移転に伴う閉館中なので借り出せない

書店での立ち読み情報です。
アマゾン.comでもまだ中古本になっていない。
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純情な48歳

2009年04月25日 | つれづれ思うに
「人は見た目が9割」という新書がある。
そうかも知れない。印象が悪いより良いほうがいいに決まってる・・・と思う。
それでも「いやっ、やっぱり誠実そうな人の方が信用されるだろうなぁ~」と最近のニュースから。
魅せられる歌声を披露したスーザン・ボイルさん。
テレビ局が仕掛けた視聴者参加型の番組でのことだ。

容姿からは想像できなかった女性が歌い始めると・・・・
YouTubeの動画サイトを拝借
(動画を見られるパソコンで再生できます。永久ではありません、いつか消えるでしょう)
今はマスコミに追いかけまわされて隠遁中だとか。

余談
人気グループの男性が逮捕され、その夜の「お詫び記者会見」で神妙かつ誠実に陳謝していた。個人的にはよく知らないが、それまでの活動実績や会見での印象では
識者たちからは「まっ若さゆえ。今後の行動に気をつけてね」というコメントがあった。

本心いえばダメなことはダメなんだけど、日中の繁華街でもないし、楽しそうなお酒だったらしい(?)から大目に見てあげようよ。
甘いかな?
ハラ黒い政治家や企業人なんかいっぱいいるよ。
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ヒョンなことからコンサート

2009年04月23日 | 安曇野とその周辺
だから平凡な日常にも夢があるのだ

穂高駅前のひつじ屋さん。最近は人脈がクモの巣状態で、多角イベントが盛りだくさん
そこへヒョンなきっかけから、こんなコンサートも開かれる
(ひつじ屋さんのブログから拝借画像)


まず名前がいい
なにを隠そう、坂本竜馬が好きだった若かりし頃、高知や京都をほっつき歩いたもんだ。
余談
表舞台に立ち過ぎるきらいはあるが、宮崎県知事や大阪府知事の気概は竜馬の片鱗を覗かせる。
がんばって欲しい

なして「竜馬」か?

音響効果がどうだとか、座席の椅子がどうのこうの~
そんなことは問題でない。
東京からひょこり観光で訪れ、偶然駅前カフェに立ち寄り、多分会場も知らされたであろう竜馬さんが、
ひつじ屋オーナーになにかを感じ取ったこと・・・
時間を経てコンサート開催を呼びかけ実現したこと・・・

が愉快ではないか。

演奏予定の選曲に好感(これもひつじ屋さんブログから転載)
♪Libertango (Astor Piazzolla)
♪J.S.Bach「オーボエとヴァイオリンの為の協奏曲 二短調BWV.1060」より第二楽章・Adagio
♪ Gabriel's Oboe (The Missionより)
♪Time To Say Goodbye (Sarah Brightman)
♪Let it be (The Beatles)
♪My favorite things (サウンドオブミュージックより)
♪Amazing Grace (Gospel)
♪ハナミズキ (一青窈)
♪私だけに (エリザベートより)
♪素直になれなくて (シカゴ)
♪Your Song (Elton John)
♪見上げてごらん夜の星を (坂本九)
♪風笛 (大島ミチル)
♪情熱大陸 (葉加瀬太郎)
♪ラブイズオーヴァー (欧陽菲菲)

楽しみに待っている
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朝日を浴びて

2009年04月22日 | 庭まわり

昨日の大雨から一転、今朝の朝日が一段と美しい
昨年芳しくなかった面々をモデルに撮影する

2年前4本購入のカタクリ。今年は細くヒョロヒョロと2本のみ


イカリソウ。山野草の専門店「美千草」で調達して3年目。
昨年は芳しくなかったが、今年は2本ともに花をつけた


昨年道の駅「安曇野ビレッジ」にて超特価600円だった房スグリ
今年はめいっぱい花をつけている。真っ赤な実が期待できるぞ~


お・ま・け

昨年末購入の切花ネコヤナギ6本は花瓶でお正月を越し、春を迎えて今だ健在。
花瓶の底が根っこだらけになったので、1本を庭に挿し木よろしく植えてみた。
さてさて・・・



きちんと世話すれば当然ながら期待に答えてくれる
今年は日本スイセンの球根を掘りあげて空気を入れ替えよう
室内のシンピジュムや3年がんばったシクラメンも、鉢を替えようっと
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わが棟梁

2009年04月19日 | モダン古民家建築記
もう移住後3年半になる。今でも何かとご縁が続く、小林工務店の棟梁と大工さんたち。
高い所の梁や窓ガラスの清掃、屋根の落葉おろし(雪おろしはないけど)などメンテに来てくださる。ありがたいことだ。

たまに我が家の見学ご希望のお客さんと共にやってくる。
建築を決めるかどうか参考に、私も紹介されて訪ねた経験があるので協力させていただいている。
今の現場は池田町の東山の中腹で建築中だというので見学に行った。

以前会った施主さんがおられた。
ロケーションはこのとおり。安曇野一望。北アルプスもわが有明山も。


私「懐石料理なみのご馳走で、満腹です~」
施主さん「白馬の迫力には負けるなぁ」
白馬村の寒さと雪おろしがこたえたので、古民家から脱出の移住です。

敷地は600坪。うひょう~、しかも鵜山桜並木のそば、ぶどう畑の上。

大きな建物に、お~早ばやとストーブの煙突が立っている。


ん、あの納屋は? 母屋にあわせた棟梁お得意のデザインもの。
建築中のお施主さんの居室兼寝室にもなりそうだ。

棟梁のこだわり健在にニンマリ

しかし、上下水道は麓から自己負担の引き込み(引き上げ?)なので、思わぬ経費となったようだ。しかもその地中内設備は町の所有物になるという。
今後居住する限り税金を収めるわけだから、ちょっと首を傾げますねぇ。どんな事情があるのか理解できないが、町外からの移住者受け入れには積極的でないのかも知れない。まさかね
池田町は安曇野市と違い合併浄化槽は許可されていないから、引き込むしか選択肢がないのだ。

裏山に自生の大きな「タラの芽」を頂く。甘くて香りよし、早速てんぷらで頂いた。

広告板も立派だ。桜並木の標識板に負けてない。
小林工務店のますますの繁盛を願い現場を辞した

技と知恵とこころをもって・・・。
小さい我が家にどれほどの知恵と工夫をしてもらったことか。看板に偽りなし

余談1
道順を聞いて行ったが、案の定間違えた。離れた角で待機している棟梁発見。
「下の道を横ぎった運転席を見たから」という。結構な距離だよ。短いが濃い付き合いということか。

余談2
昨年研修中だった若者が現場にいた。いやいや~入門していたのだ。
ちょっと逞しくなったように見え嬉しい限りだ。

余談3
我が家は合併浄化槽、つまり「水洗トイレからの汚水(し尿)や台所・風呂などからの排水(生活雑排水)を微生物の働きなどを利用して浄化し、きれいな水にして放流するための施設」です。
3ケ月に一度業者が点検に来る。
浄化槽の負担を小さくするため、台所の排水は4重の網をくぐらせている。
排水口に2個の網籠を重ね、三角コーナーにも網袋をかぶせる。
ごみっこホルダーなら楽だけどなーと思いつつ、後のメンテ経費を考えると・・・
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光城山の桜

2009年04月18日 | 安曇野とその周辺

全国に桜の名所は数知れず・・・
安曇野の東山にある光城山(ひかるじょうやま)
安曇野を一望、上高地から流れてきた犀川も北アルプスも眺められる。
里から見上げると桜並木が、まるで蛇が天に昇るように頂上へ続く
大正時代初めに地元住民が植えたソメイヨシノ1500本だそうだ。


頂上では、北アルプス槍ケ岳の穂先がほんの気持ちだけ見える。
左は標高2857mの常念岳。稜線右から1/4に槍ケ岳の△(穂先)あり


並木道。登り口から前半は散り始め、頂上はほぼ満開だった。


鳥の声が賑やかだ。ウソという鳥に花を食べられる被害がでていると聞いている。
これがウソかいな?
 
メジロも花をかじっていた

向いの常念岳ほか北アルプスの山々が私と同じ目線・・・と錯覚する


目を右に移せば爺ケ岳・鹿島槍から白馬方面も(薄ぼんやりで残念)


夜間は裸電球が並木を引導するライトアップの帯が里から見えます

光城山は標高911メートル、登山口からの標高差約350メートル。
遊歩道は、子どももお年寄りも安全に歩けるようゆるいヘアピンカーブ道と、
元気人が歩を進められるようショートカット道が用意されている。
こんなかわいいアニメ坊やもへっちゃら


余談
登山口からまもなくを左へ行くとさくら池。そこから登る散策路と桜並木を周回すれば、桜の時期をはずしても緑いっぱいのトレッキングコースとなる。

ちょっと残念は遊歩道のあちこちに西洋種のスイセンが植えられていること。
住民が守っている山だから登山者への配慮かもしれないが、せっかくの古木の桜並木が台無しに感じるのは私のわがままかなぁ?
 
結局頂上までスイセンが咲いていた。
野草のスミレやナデシコにまかせてはいかがかな?

桜の苗木か別の苗木の寄付を募集したのだろうか? 
記名板にもう一工夫のセンスが欲しいところだ。


樹下でバーベキュー宴会がないお花見でした
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息を呑む

2009年04月15日 | 安曇野を離れて

安曇野の北、麻績から東へ抜ける山中にて。
光を集める樹木は? ポプラだったら嬉しいのに


息を呑むほどの風景というのは・・・・



花はダンコウバイかな?


水際とさざなみ


小さなダム湖だが、人の手がはいることを拒否した超自然体
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あんずの花

2009年04月14日 | 安曇野を離れて

善光寺へ行ったついでに千曲市森にあるあんずの里へ足をのばした
「ひと目百万本」といわれるらしい。たしかに小高い展望台から眺めると・・・・

山並みの左奥に北アルプスが見えてた


農家の高齢化にともない、りんごでもあんずでも実を採るのに都合よく低木に剪定されている。





山手に向かい散策していると、在来種の古木が何本かあり、その美しさに惚れ惚れする。
この木は樹齢250年、平成9年当時の更埴市から指定された保存樹木だ

ランダムに自由きままに咲く古木あんずの花


クマ注意!
ひょっとしてこれは盗難防止策?いやいや素直に注意喚起としよう


余談1
今春パキスタン北部の桃源郷・フンザの超自然あんずの木々を見に行きたかったが、治安に心配があり断念。
いつの日か機会がめぐってくれば・・・・きっと

余談2
親戚の娘っこの初来宅を記念して、あんず「幸福丸」を地元農家の挿し木で購入。
500円でいいという。
実は期待しないから花だけでもうまく咲きますように・・・・
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鳥・ニューフェイス

2009年04月11日 | 庭まわり

晴天の続く本日の昼下がり
ミズナラの枝に見慣れぬ鳥発見!急ぎカメラ・カメラ・バシャッ

ちょっと横むいてみて

さて名前を探そう
嘴が黄色くずんぐり三角タイプ・・・カワラヒワの嘴に似る
カワラヒワは、スズメ目アトリ科
スズメ目アトリ科の項目から候補を絞る

あった!イカル(斑鳩)。
手持ちの図鑑ではコイカルのようだが、拝借サイト図鑑だと
イカルだねぇ。
まっいいかな。イカルでお手柄お手柄
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