蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

熟学旅行

2006年05月30日 | 安曇野とその周辺
写真左:先日覗いた駅前の「ひつじ屋」さんは店内改装中だった
写真右:口をダイアモンド型にあけて、餌を待つ雛たち
新装開店のひつじ屋さんを冷やかしに行くと軒下の燕が、まさに燕返しでせっせと餌を運んでいました

この駅で、たぶん16年ぶりの再会であろう人を出迎える
関西から、当ブログ・コメントでお馴染みの琵琶子さんと、K子さんが当時と変わらぬ笑顔でやってきた
同窓会?おとなの修学旅行?琵琶子は「2泊3日の塾学旅行」と名づけた
こうして熟年3人組み、いや熟成した大人の愉快な・・・

天候は心配どおり、今にも泣き出しそうな曇天である。
しかしめげずに安曇野を堪能したようだ

スケジュールはあって無きに等し。ああもこうもと考えるが結局は
初日
夕方とんぼ玉美術博物館(2時間ちかく愉しむ)と温泉
琵琶子待望の手織りランチョンマットを、突貫工事並のスピードで仕上げる+仕上げをサポートするK子
写真左:真剣勝負!
写真右:無事に仕上がったランチョンマット2枚
来信前に2/3まで織り上げ、残りの手機織り・房作成・仕上げで完成と歓声
中日
近所を散策しながら句作にふける琵琶子を自動車から守り、山野草の写真撮影や名前を
確認する(たっぷりのんびり2時間歩く)
帰宅後、名前のわからなかった花や草を図鑑で調べる
■魅力的なので、ケイさんが帰宅後急ぎ調べて送ってくれた花の名(う~)
写真左:ジンヨウイチヤクソウ(1本づつ立っているすずらん似)
写真右:ハナヒョウタンボク(これから爆発して花らしくなります)
■散歩中よく見かける
写真左:ツクバネウツギ
写真中:コバノガマズミ(アイズシミツケではないかとケイさんはいいます)
写真右:ムシトリナデシコ(どんな花が咲いてくるのやら?)



ただ散歩していた道の路傍の草や花に新しい発見をする愉しさを覚える

■ちょっと寄り道
自宅のオキナグサの3段変身
写真左:3月中旬から下旬
写真中:4月
写真右:5月の現在(この様子を見て花名を納得)

ジンヨウイチヤクソウがわかって、庭にあるベニバナイチヤクソウの名を得る


夕刻は温泉と「花かんざし」で食事。ゆったりとした間取りの座敷と縁側と庭にくつろぎ、
およそ1時間半の長居。関西からのお客人に京のおばんざい???

最終日
午前中は、万水川から犀川までたっぷり3時間コースのラフティング体験
晴天に恵まれ、川も山も風も水も「わんだーえっぐ」スタッフも素晴らしい

まずは登録とラフティングとは?のレクチャーと装具の説明から開始
参加メンバーのフィールドネームをヘルメットに記す
琵琶子・姓からのリー。K子・名からのケイ。私・昔のあだ名からメメ
リーダーはくまさん、サポートはコバさん(いい味出してるおじさん)の総勢5名  いざいざ
写真左:わんだーえっぐ基地前の、少し増水の万水川。アカシア並木が続く
     ラフティング中も甘い香りが風とともに・・・
写真中:基地裏の小川。絶景 ぜっけい ゼッケイ(せせらぎの音が聞こえそう)
写真右:ワサビ田の水車小屋付近をおだやかに進む


写真左:力を合わせ、いちにっいちにっとパドル(カヌーをこぐ櫂)をこぐ
     これくらいの流れは問題ないが、急流では必死だ。明日の筋肉痛を思うと・・・
写真右:ワサビ田の水車小屋を川から眺めると

中州でティータイム
飛び石投げをしたり、スタッフ持参のドリップ式コーヒーとおいしいロールケーキを頂いたり、
とアウトドアを経験。お弁当の用意ができなかったが、中洲でランチも楽しいだろう
写真左:風をよけて人間垣根
写真右:川原の石を積み、崩れるうちは帰れません
     (くまさん撮影。この石はおおっきいかちいさいか?)

いつも穏やかだったわけでなく、意地悪なくまさんはボートを急流に突っ込んだり、
浅瀬の石の上で立ち往生させ「さあその場でジャンプして!」と私達を興奮させます。
アカシア並木の花も風も空も山もすがすがしい絶好日でした
この景色が変わらず、多くの人々を堪能させてくれる安曇野風景であることを祈る

午後3時遅いランチをティータイム・ガルニで
写真:浅い鉢に活けられたテーブル上のヤマボウシ。派手すぎず地味すぎない絶妙のインテリア


■リーさんのまずは三句
 ・緑陰の 川の流れに 身をおきし
 ・川下り 花アカシアの 香と共に
 ・緑陰を くぐりゆきしや ラフティング
■今日リーさんから、早速ランチョンマット使用状況の写真が届く
 安曇野では充実の朝食をご提供できなかった、トホホ


余談
穂高駅前でちょっとしつこい「レンタサイクル勧誘おじさん」。役立つと思う観光客もいれば、
品がなく安曇野に似あわないなあと眉を潜める御仁もあり。さてさて
コメント (6)
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「田舎のモーツアルト」

2006年05月26日 | 安曇野とその周辺
安曇野は輝き、碌山の風は吹くだろうか?
4月23日安曇野の光 碌山の風関連です

5月26日市民タイムス中学校特集「穂高東中学校」から抜粋
『東中学校は碌山美術館に隣接しており、正面玄関前に碌山のブロンズ像「坑夫」が建てられている。昭和33年の碌山美術館建設にあたり、生徒達がレンガ運びや瓦上げの作業奉仕をし、その後も美術館の清掃奉仕が続いている。』

表題の「田舎のモーツアルト」は
『詩人尾崎喜八氏が安曇野を訪れた時、教室での教師と生徒の様子に感動して書かれたもので、東中学校がモデルとされている』とあります
たとえモデル校でなかったとしても、この題名にはビビッときます。
そこで穂高図書館へ。職員のサポートを得て4冊を借り出す。

写真内
左:「孜々として」(シシとしてと読む)副題は安曇野・穂高町の人物群像
    穂高町立 穂高中学校編 2000年12月発行
    西中学校と分離されるため 閉校記念誌として発行された
    (閉校記念というところが思いの深さを感じさせる)
    『一』に尾崎喜八氏のご息女が寄稿「田舎のモーツアルト」のエピソードを紹介
右:「永遠に歌い継がれる  詩・童謡編 信州こども文学館12」
    郷土出版社 2002年11月発行
    校歌も手がけた喜八氏が、豊科の女学校へ視察した日の詩「安曇野」を掲載
手前:「音楽への愛と感謝」
    音楽之友社 1992年1月発行
    自然、山、音楽をテーマのエッセイ
ほかに「魂、そのめぐり会いの幸福」
    株式会社昭和出版 1979年(昭和54年)9月発行
    『とりわけモーツアルトはひとりで聴きたい・・・』
    ここに「田舎のモーツアルト」を安曇平からの帰りの汽車のなかで書いたとある
今年は”モーツアルトさん250歳の誕生日おめでとう”などと真顔で祝うほどの人気です。
セラピー効果も取りざたされている昨今、天国のモーツアルトはたぶん苦笑い

   「田舎のモーツアルト」
  中学の音楽室でピアノが鳴っている。
  生徒たちは 男も女も
  両手を膝に、目をすえて、
  きらめくような、流れるような、
  音の造形に聴き入っている。
  そとは秋晴れの安曇平。
  青い常念と黄ばんだアカシア。
  自然にも形成と傾聴のあるこの田舎で
  新任の若い女の先生が孜々として
  モーツァルトのみごとなロンドを弾いている。
   (ロンドはトルコ行進曲)
写真左:穂高東中学校正面玄関右にある田舎のモーツアルト碑
写真右:穂高東中学校正面の碌山作「抗夫」

詩は昭和38年の作品だそうで、当時の生徒は今50歳後半だろうか?
思い出話を聞いてみたい
また、毎年10月には同校独自の「田舎のモーツアルト音楽祭」も開催されている
一般客も入場可能だと思うが、保護者のみなら近所の中学生を捕まえ”おばば”に変身して潜入しよう

尾崎喜八氏は高村光太郎と親交があった。夭折の碌山とは直接会うことはなかっただろうが、彼のことは聞いていたのでは?あるいは上高地への登山、諏訪・富士見町(現)での7年間の生活の中から・・・
穂高中学校へ出向いた経緯を読み解いてみようと思う

■余談
『碌山の恋』製作中(穂高近辺で、ロケはっていたそうです)
(SBC信越放送創立55周年記念特別番組の作品)
演出・脚本担当の合津直枝さん(テレビマンユニオン)の講演会があります
日時:6月4日(日)14時
会場:穂高神社参集殿
チケット(コーヒー菓子付)1000円。5月31日までに喫茶店・茶路夢まで
電話:0263-82-3644 日曜夜間は 0263-83-7840
★チケットまだあるかいな??
                  
今年は安曇野に碌山の風が吹きそうな・・・・予感

■もうひとつ
穂高神社御船会館1階に「こっふぇる梅太郎」というぱん屋さんがあります
神社の中に?
自然培養酵母と国産小麦のぱん、を辰野町からの進出です
何故ここで開店か?の疑問はまたの機会に聞いてみます
場所:JR穂高駅を東へ、南側の鳥居をくぐってすぐ
営業:10:00~18:00
休み:月曜と第一第3日曜日
電話:0263-82-3008

余計なおまけ
美術館そばの踏み切り。注意はするけど、看板の「緑山踏切」は書き換えて

右下は碌山だけど文字がうすい
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飛行訓練

2006年05月25日 | 庭まわり
晴天ですが、今朝6時の外気温10度。肌寒い
シジュウカラは元気いっぱいです。
何をしているのやら、巣箱内の様子を内視鏡で覗きたい!
ここ数日、たまにしか巣箱に入らないし、小鳥の鳴き声らしきものも聞こえたような聞こえない
ような。ところが今朝、朝日を浴びた木々の、細い枝から枝へ1メートル間隔くらいで
飛びつく様子を発見。写真はとれないが、あれは親らしき大きい鳥の真似をしているようだ
写真左:成長の様子を見ていた巣箱
写真右:飛行訓練現場。小さすぎて写真には全く姿は見えない

もうずっとずっとむかし読んだ絵本に「ちゅんちゅんちゅん」と語感のよい絵本があり、
こすずめの巣立ちと成長の様子を描いている。
そうなんだ、あの世界を今、目のあたりにしているんだと思うと懐かしさもひとしお
(画像拝借:堀内誠一絵・石井桃子訳 福音館書店発行)


このところ鳥にかまけていたら、部屋に蜂はいるは、高いところにくもの巣ははってるは、
アリは侵入しているはで応戦に苦慮した

結局アリは薬剤で防衛、くもの巣は特に害はないし高すぎて撮影困難なので
「我が家の蜘蛛の巣城」と無視
蜂は飛行訓練の必要はなく元気いっぱい。冷静に観察して撮影に成功

耳を澄ますと、ビービービーと蝉らしき声も聞こえる。早すぎる・・・・
近くに田んぼはないが、蛙の声も聞こえる。なかなか賑やかだ
自然と向き合う生活とは、こういう問題や楽しみを享受してゆくことなんだと実感
コメント (4)
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Hawiiデビュー その2

2006年05月22日 | 安曇野を離れて
結局全日程快晴。歩くも乗るも快適な旅

■観光編
(1)タンタラスの丘(語感がいい、声にだして言ってみよう)
撮影に失敗したので○万ドルの夜景はなし。その代わり変な雲

海の上でも丘の上でも星が見えないのが不思議だ
24時間運行のジェット機と街中の車の洪水のせいかも?
オアフ島・ノースショアにゆけば・・・と思ったが、国際免許は持参してないしまだ危ない。
他の島ではどうなのだろう。昴なんていう世界一の望遠鏡がある州ですから・・・

(2)惹かれた「ザ・コンテンポラリー・ミュージアム(現代美術館)」
写真左:カメハメハ大王がお出迎え(敷地入口近くの看板)街中あちこちに銅像がある
写真右:邸内にある樹齢80年の立派な木
     熱帯だから日本のように300年も400年待たなくても充分大きくなる
 
安曇野には八面大王がいるぞよ
ここは個人の豪邸が何度か改装され、アジアの建築スタイルも窺える。
正面玄関の看板の催事準備のため、館内展示作品は見られなかったが、庭でランチとお茶
写真:建物外観

(3)ブルーラインのトロリーバス
写真左:美しい海岸線を走る
写真右:レトロなバスと陽気なドライバー
このツアバスの折り返し近くには今でも木製の電柱が数本立っている。数年前まではその電柱に公衆電話ボックスがぶら下がっていたとれふあさんは懐かしがる
写真左:トロリーバスの車内(木製のクラシック感漂う)
写真右:車道脇のサイクリングロードの道幅が広いのは羨ましい
(4)裕次郎伝説 
ブルーライン・ロータリーバスの陽気なドライバーが、今は亡き裕次郎の元邸宅を紹介。数人の外国人向けに「日本の有名な映画俳優の家だった」と・・・
余談:
以前勤務先で北海道研修旅行に、社長が小樽の「裕次郎記念館」に行きたいと、大きなカメラ持参で参加したことを思い出した。ここでは関係ないけど・・・お元気ですか?
(3)焼肉とリムジン
ここワイキキでよく見かけたリムジンは、タクシーだってあるのだ
しかし「焼肉HIROSHI」店の前でしょっちゅう停まっていたら、誰だって不思議に思うでしょ。日本語ガイド本にリムジンお迎えの焼肉ツアがありました
へんな企画

タクシーはこの車の2/3サイズ。昔大阪・堂島で黒のリムジンを見かけたが、どうも似合わなかった記憶がある

■なるほど編
写真左:工事現場脇の道路に落下防止屋根を設置して、車道の邪魔をしない
     ヘルメットかぶって頭を下げた「すみません」看板が不要。交通渋滞緩和
写真右:自転車止め わかりやすい!「ここへお留めください」看板不要

■便利編
(1)街中にて
写真左:JTBグローバルアシスタンス店舗
     困ったときの救援室は年中無休・24時間態勢。日本語対応ネットカフェはカード払い
写真右:路線バスの前に自転車格納(3台可)外国の列車やバスでは時に同乗自転車を見かける
信州・上高地線では限定ながらサイクルトレインが試行中。エコ社会にふさわしい施策だ。
長野県内でも初の試みだというし、バスを含めて本格実施を期待したいものだ

(2)スーパーマーケットにて
写真左側のなしとドライマンゴは私の買い物。その右に仕切り棒


①前の客は、レジカウンタ手前で商品をバスケットからすばやく台に移す
②私も真似て並べる
③前の客はすばやく棒を置いて仕切る
わかりますか?レジ係も袋に商品を詰める係もバスケットを触らない。つまり余分な仕事をせず、客に任せる

■みやげ編
(1)おしゃれ工房?
写真左:缶入りmints 外国の缶のデザインがすきで結構集めている
     左の缶は珍しい縦型でミントの形はピストルの弾丸型
     右は同じく外さないふた型で”Before the kiss"道理で濃い味です  
写真右:キッチン用品 (koaの木のサラダサーバー)
     koaはハワイ特産の木(Acacia koa)で、丈夫で使うほど色つやがよくなる。
     近年少なくなってきたそうだ。れふあさんは「その選択は渋い」と褒めてくれました。
     しかし乾燥しやすいので、食器にも塗れるオイルでカバーする手間が・・・・

(2)ちょっとミーハーっぽく(オリジナリティを追求してと解釈してほしい)  
写真左:crocsの軽くて歩きやすいサンダル。日本でも販売網があった・・トホホ
写真右:手作りcap"59FIFTY"以前見たCATVの番組で紹介された帽子だというので奔走したが、
     ネット購入可能でした。しかし我等の帽子は国内ではなさそう(ウシシ自己満足に走る)
     私のは無地黒帽子、DQM(実はドラゴンクエストモンスター)ロゴ入り

■環境編
ゴミ(1)
宿泊ホテルのそばにヨットハーバーがある。係留保管費は相当高いと思う。
散歩の通りがかりに隅っこを覗いたら、わっゴミの山。ヨットからの落し物と思われる。
なんかチグハグ。石原軍団のヨットもここにあるんとちゃう???
ゴミ(2)
ホテル内の清掃係員の制服は、勿論ハワイアンテイスト。移動式清掃具のカバーも統一


■ラッキー編
3月は約1ケ月雨続き、下水がつまって道路は水浸し、ハワイ観光に傘など考えが及ばない人々が、スーパーマーケットに殺到し、傘不足だったらしい。我々は晴天続きでした

■植物編
・マンゴ  30センチくらいのつるの先に実がついてぶらさがっている
・いかにもの熱帯花(名前不明のまま)

・可憐な蓮の花

・モンキーポットツリー
常緑高木、樹高30m。樹形は傘形(HITACHIのこの木何の木は別の島で撮影)

■ここで一句編
・紺碧の波の間に間に飛ぶボード
・蒼き空 ハワイデビューに ダブル虹
・ジェット幾にかき消されたり星ふたつ
   座布団返せ!  はい、お後がよろしいようで
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春よ~いとし春よ(安曇野のレンゲ最終章)

2006年05月20日 | 安曇野とその周辺
やっと外気温が15℃(朝)~22℃(日中)くらいへ
これほど直接的・感激的に芽吹きに立ち会ったのは、初めてである
昨年の今頃は風呂場や階段の建築中で、そちらに気をとられていたのだろう
雨上がりの林


北穂高農業生産組合の5月8日レンゲ祭りは、結局寒さによる生育不足で断念された

しかし
大王ワサビ農園近く、水色の時公園のそばにも群生畑は健在(上旬撮影)
写真左:それほど広くはないが、密度はあるれんげ畑
写真右:すぐそばでは、麦が菜の花を道連れにぐんぐん成長している

もっと嬉しいのは、綺麗な川が名もない田んぼの排水路であった
農作業中の男性に聞くと「名前なんざないだで」


ところが
近所の散歩コースで思わぬレンゲ畑を発見!
写真左:有明のレンゲ畑。お向かいの方は「昨年はもっとすごかった!」
写真右:その家の庭先で紅輪タンポポ発見。写真で見たものがすぐそこに・・・


とどめは・・・・近所の散歩コース古厩にて

遠く有明山を従え、燕岳に残雪を載せた姿は・・・絶句
あちこち探していたのに”灯台下暗し”
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Hawaiiデビュー その1

2006年05月18日 | 安曇野を離れて
なんだかんだと永年お世話になっているれふあさんの”ハワイの寝床”へ行ってきました
有名ホテルの部屋のオーナー制度に登録して、暮らすように滞在するハワイを実現している。
決してリッチではないらしい(本人の弁)。安曇野へ気楽に来て!と私が「信州の寝床」と呼んでいる、彼女のハワイ版である
まずは20分違いで無事に合流でき、スマートなスタートを遂げる

6泊8日のハワイデビュー総括的感想
アジア・アフリカなど比較的ダーティーな旅を好む私としては
①美しすぎる
②とにかく日本人旅行者が多すぎる。連休明けなのなぜか子ども連れが多い
③看板、ポスター パンフレットetc、日本語対応満載。心配事がなさすぎる
④至れり尽くせりのホテルが立派すぎて、貧乏性の我輩には似合わない
と贅沢な暴言を吐く・・・・

しかしホノルル空港に降り立った時の爽やかな風は、おぉとうなるほど美しく水も旨い。この水ははるかな山から50年かけて濾過されるので旨いのだそうです。リピーターが多い所以だと思う。安曇野と同じくらい好きです

■美しい編
オーシャンフロントのバルコニーからの景色は素晴らしい
写真左:地球は丸い!の実感を手すり柵のアールが示す(素晴らしい設計)
     夜明けの海岸を望む
写真右:小雨(スコール)がよくぱらつき、何度も虹を見ることが出来る

ダブルの虹を見たのだが、写真は不完全だった。れふあさんはもう20回くらいハワイに来ているのに、ダブルは初めての経験だとか。ハワイではトリプルの虹もあり、《遭遇し願い事をすると叶う》言われているそうな
写真左:夕やけの空に魚が二匹、遠赤外線で綺麗に焼けました
写真右:ヤシの木が揺れ鳥の鳴き声で目覚める

夕暮れの海岸


■おいしい編
(1)安曇野から持参のレンゲ米と野沢菜で自炊(充実のキッチンあり)
写真左:現地スーパーマーケット調達の生地とチーズで作った(塩抜き)野沢菜ピザ
写真右:日本から持参の鶏五目(乾燥具)+塩昆布+レンゲ米で炊き込みご飯のおにぎり

ほかに冷やしそうめんと味噌汁(あさげ)も用意し、れふあさん推奨の充実食生活を実現。細かくきざんだ塩昆布は役者である。きゅうりとそうめんつゆ(うっかり捨てた残りつゆ)と塩昆布で浅漬けを。フリーザーバッグも便利アイテム
生ワサビ持参は失敗の巻(言いたくない)

(2)現地のおいしい店
写真左:「yami yogurt」日本でも神戸・梅田・仙台でも食べられる(他にもあるかも?)
ロゴはDr.スランプあられちゃん(古~)を思い出させる
写真右:チャウダーハウス店にて
ブール(フランスパン?)をくりぬいた中に、シーフード&野菜こってりどろりシチューが


■おもしろい編
(1)シジュウカラとヒヨドリに似た鳥がベランダにやってくる
ガーデンテーブルにクッキーやパンくずを撒くとついばみ、可愛い。ところが最終日にご飯粒をおいてみたが、全く反応なし。お米は口に合わないらしい



(2)処変われば・・・。世界中消防車は赤色と思っていたが、ここハワイは黄色だよ。消防車の写真は撮れなかったが、消火栓は
写真左:街中のオーソドックスなもの
写真右:高級ホテル内で見かけた金色消火栓

(3)いかにもアメリカらしい
写真左:ショーケースの中のハイヒール型バッグ。左はM・モンロー、右はE・プレスリー?
写真右:タワーレコードのレジにて。tattooもTシャツも文字が流行

(4)インフォメーションカウンターにて
写真左:強い西日を避けて(日本なら我慢するか、日よけを設けるだろうな)
写真右:ぺったんこのキーボード(高さ1㌢強・親切にも販売店の道順を教えてくれた)

その2(後日)に続く
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落ち葉アート

2006年05月09日 | つれづれ思うに
昨日・今日の朝は外気温10度以上
昨日午後は25度以上ありました。そんななか、安曇野はご機嫌ロケーション

燕岳の朝焼け


写真左:遠くに白馬連峰へ続く山々(まだまだ雪はたっぷり)
写真右:定番、水面の有明山(田植えが済んだばかりの稲の高さは7センチくらい)

おっと景色に見とれていてはいけない
「落ち葉アート」と名づけてていいものかどうか、作者には失礼かもしれませんが。
我が家の庭にも散歩道の林にも腐るほどある枯葉をみて、腐葉土!と思うか、アートにしてしまうか
写真はモミジの赤ちゃんと落ち葉


JR穂高駅前のひつじ屋ギャラリーで14日まで開催の「みちくさしてっ展」のことです。
Webサイトにはべっきしょうこさんと私の感性の大きく分かれるところの制作過程も紹介されています。
”べっき”さんとはどんな漢字を書くのか、興味ある方はギャラーをで聞いてみて
自身が濡れ落ち葉にならぬように気をつけよう

穂高山麓線には自然素材をモチーフのアトリエ ビンサンチ があります。数年前旅行で来ました

余談
当ブログは16日まで休刊予定です。ちょっとハワイまで・・・と気障セリフ
根気よく待ってもらったハワイフリークさんからの美味しいお誘いにのって、私に一番似合わないと思われるハワイデビューです。
先日横浜からの(以前インド旅行中に出会った)お客人曰く「ホノルル到着後の第一声を是非メールで知らせてください!」とニヤリ。
安曇野で毎日癒されているのに今更ハワイ・・・侮るまいとマッサラ気分で行きます。
新緑の安曇野をなぜ今離れると友人からはせめられますが、GWをはずしフリー滞在を満喫し、安曇野的なるものが発見できるかも・・・・
べっきさんの作品はフリ-クさんへのぷ・れ・ぜ・ん・と
関西からと名古屋からの出発でホノルル空港で待ち合わせ。ホンマに逢えるんかいな?ではまた



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山野の草花を愛でる

2006年05月08日 | 庭まわり
鳥に続いて花も・・・
美しすぎる造園よりも雑木林を目指そう。たとえ小さき庭にあっても

■この春自宅で咲いた花
写真左:ショウジョウバカマ(漢字で書くと猩々袴)
写真右:カタクリ。『グリーン美千草』(みちくさ)で最後の4本を取り置きで購入

写真左:スミレ (ビオラなどの原種ではないかと想像する。シンプルさが好感)
     穂高牧のオキナ草祭りの農家で分けていただいた露地もの
写真右:スミレサンシン? アオイスミレ? 

写真左:オダマキ(おだまり!?) 
写真右:オダマキ

スイセン(鼻ぺちゃは高くなるのか?)


写真左:オキナグサ ワインレッド色
写真右:キオキナ  黄色のオキナグサで通常のものより少ないのか価格は高い
いずれもオキナグサ祭りの会場で購入

写真左:シロヤマブキ(あざやかな山吹色より好きです)
    黄色でなく白色。山野草「美千草さん」から頂戴
    京都・松尾大社の庭園に群生していた
写真右:ニリンソウ 1本の茎からふたつの花が咲くので二輪草

■咲くか咲かんかわからん花
  とりあえずランダムに植えてるけど・・・・
ヤブカンゾウ、ハギ、ヨイマチグサ、ヒルラシオン、ニラ、ホタルブクロ

■散策中見つけて名前の分かった木の花
写真左:キブシ(数珠がぐらさがっているよう)
写真右:リンゴ(だから美味しいリンゴになるのだ)

写真左:イカリソウ(怒る顔はみたくない)
写真右:スノーフレーク(可憐)

■散策中見つけたけど名前が判明しない花



■行列していた植物
写真左:綿ぼうし 
写真右:土筆(大阪の土手では必死に探したものでした)


■ありかを教えたくない My花園
写真左:ザゼンソウ(葉っぱがこんなに立派とは知らなんだ) 
他にカタクリ群生地(いずれも烏川)


写真左:スミレ群生地(我が家の近くの思いがけない発見)
写真右:小川のそばのワサビの花(ということは根っこには・・・)
     白く見えるプチプチがワサビの花 

■安曇野のレンゲは全滅かと思いきや、穂高有明で見つけたレンゲの小群生地

■めずらしい花・・・・・だと思う
オタリスズムシ
昆虫のスズムシに似る。ナメクジの好物だから要注意と「美千草」さんから忠告されている


こうして並べて見ると、やはりイギリス・ローズ・ガーデンにはほど遠いラインナップである
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あれっ!と振り返る面白いもの

2006年05月05日 | つれづれ思うに
時にあります
一番驚くのは、久しぶりに見る鏡の中の自身の老け顔だったりして・・・・

樹木にあるこぶに「子だから松」。なんでもありがたく信じるときっと幸せになれる。
由緒あるようにも見えない立て札


樹木に巻きついたハッとするつる。蛇はダメです


左右のバランスをとる大きな桜の木


直角に曲がった木の幹


怒れる6本の木々


昨年8月以前からある、工事現場ではない立看板
これは立入禁止のおまじない?景観上撤去したほうがよいと思うが、何処へ言ったものか


国営あづみの公園内のサル・クマ警告看板
あちらこちらへづかづか入って欲しくない本音かな?サルは分かるけどクマは・・・?


住宅地のそばを通りかかって急に現れる牛の群れ。一瞬犬と見間違えた


落石注意の看板
いつも思う。「急に落ちてきたら注意のしようがないよ」と
落石に注意はするけど、あれは落ちている石に走行注意して!ということかいな?
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まだ続くレンゲの話

2006年05月04日 | 安曇野とその周辺
ほら!明治にはこんな景色があったんよ
《残雪の高い山々がうしろにひかえた、いまごろの安曇野ほど美しいところを良(りょう)は知らなかった。見渡すかぎり紫雲英(れんげ)の花で埋もれ、そこかしこに土蔵の白壁がちらほらする」(臼井吉見著『安曇野』第一部より)》

5月2日市民タイムスの記事から
「レンゲの花 黄信号 寒さと積雪が災い」の見出し(当ブログレンゲ4月4日Part1と21日Part2に紹介の)北穂高農業生産組合が節目20年目のレンゲ祭りを断念!とあります

写真:事務局長丸山さんの名刺にもあるレンゲ畑。こんな景色になるはずだった
    予想されていたとはいえ、どんなにか残念なことだろう



4月29日、散策に行った烏川渓谷緑地公園の管理人さんから聞いた時も、今年のレンゲ祭りは大町だけが開催できそうだとのことでした

しか~し、5月2日の大阪にはレンゲが咲いていた
所用で大阪におり、空いた時間に鶴見緑地へ散歩に出かけ発見する
写真左:途中の民家の玄関先植木鉢に
写真右:緑地公園内のレンゲ畑

レンゲの花を忘れていた方々、思い出していただけましたか?

自然から学ぶことも大切。来年に期待しよう
《安曇野では常念岳や有明山をバックに、近くの田んぼの水面には光が反射して・・・今レンゲが咲き誇る》なんて来年のブログに掲載できれば嬉しいです

ちいさな庭で初めての”木々の芽吹き”をタイムリーに観察する日々が続く

余談
看板ならぬパンフに偽りあり(?)
写真:先日訪れた国営アルプスあづみの公園パンフ内の1ページ


ここにあるんだぁ、レンゲが・・・と一瞬思いますね。しかしこの写真は公園内のロケーションには見えないぞ。
つまり「『北アルプスのすその安曇野で、美しい息吹を感じる一日』をここアルプスあづみの公園で遊んでいって!」という主旨のようである。
時節がら、すわ!レンゲ畑~~と喜ぶわなぁ
職員の話:ここから南へ行った岩原地区の写真で、今年はレンゲはありません!
紛らわしい写真を載せるのはフェアでないと思う。どうせ観光客や子どもにはわからんだろうということか!とかみついても仕方ない。
帰りがけ「是非今後の発展にご協力を」とアンケート用紙を渡されたので、さりげなく書き込み、お礼の花の種はしっかり頂いてきました
コメント
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