蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

8月の安曇野

2005年08月27日 | 安曇野とその周辺
8月27日(土)緊急更新
たいしたことではありませんが、昨日更新の記事に今朝新しい展開があった
今朝の新聞とWebに「ボンカレー」のクラシックパッケージが37年ぶりに
復活だそうで、松山容子さんから松坂慶子さんを起用とのこと

8月26日更新 久しぶりに
8月14日のち
安曇野は観光シーズンど真ん中。あちこちのナンバーを付けた車で混在しています。
お気に入りのレストランを見つけたので紹介します

8月上旬、引越し前泊の宿に初めて利用した「グレイスホテル吉野」
以前から看板は見ていたが、泊まる機会は無かった。
観光シーズンにはいり穂高の宿はどこも満室だったが、記憶を頼りに電話するとOKとのこと


勿論部屋に問題は無く安くて助かったのだが、朝食が素晴らしい。
525円とは思えない。レトルト食品の温めでなく、ホントの手作り料理だった
チェックイン時に和食か洋食か選んで予約します
レストラン「BAKU」  0263-82-7050
ここはランチもいただけます
美味しいからと週に3~4回ランチに来る婦人がおられるそうですよ
ただし夕食は不可。しかし予約をすれば対応してくださるそうです
お誕生日会や親戚の歓迎会などにどうぞ

8月26日 数日の雨続きに台風一過 久しぶりの天気に恵まれました
稲穂が黄金色に輝き始め、少し頭を垂れています


頭を垂れながら(謙虚な気持ち)
「自身の足元をしっかり見つめて一歩一歩着実に歩めよ、さすれば願いは叶う」
と教える脚下照顧   
穂高の大王わさび農場に続く道にある曹洞宗 吉祥山東光寺山門の大下駄です



あまりの大きさに笑っちゃいます

笑うといえばこちらも通るたびになぜか笑ってしまいます(ふたりともタスキをかけているように見える)
国道147号線沿いにあるクラシックな看板
地方で列車の車窓からたまに見かけるカンコー学生服、オロナミン(めがねのおじさん)、
ボンカレー(笑顔のお母さん)などの懐かしさに似ています

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

けっこうこだわった安上がりのトイレ

2005年08月23日 | モダン古民家建築記
トイレの壁は漆喰仕上げと聞いていたので、素材を生かしたちょっとモダンな道を探った結果
こんな造りになりました.。まず1階

ゆくゆく必要になるであろう車椅子が充分入れる広さの確保
白い壁に映えるアイアンの採用
予備ペーパー収納に工夫を・・・・で

写真左:
アイアンはWeb「ガラム・カール」で見つけました。商品群は立派過ぎるので、
ねばりに粘ってシンプルかつ骨太なタオルハンガーとペーパーホルダーを
探してもらい格安で調達。担当の石原さん、お世話になりました。
手洗いボールはINAX製品
写真右:
予備ペーパーの保管には、アイアンの3個組入れ子バスケットの(大)を活用し、フリーマーケットで
買った布をふわりとかける。バスケット購入の「作家屋」マダムからアイディアを頂戴しました
(サイト紹介はじゃらんから拝借)
このほか拾ってきたあちこちの松ぼっくりを手持ちの籐かご(30年前頃の手製)に、
道端の野草や花を酒瓶に挿しています



さて2階。来客用もかねてトイレ&洗面室にしました
しゃれて言えばパウダールームっていうものですが、工夫しているうちに結果的にそうなっただけ・・・・

デッドスペースを利用した小物棚(写真右)や、化粧道具などを置く棚、古材利用の額に
鏡をはめたりとユニットにはない工夫はしてみました

面白いのは写真左:
高さ1.5メートルのアイアンにグレーを彩色してある花やグリーンを置くスタンド
これは上田市の花屋の店先に¥250の値札が・・・・
スタッフがセールのための値札付け替えに¥2.500と間違えたもの。正価1万円の商品だったそうな
店としては訂正するわけにもゆかず、送料のほうが高くついたお気に入りです
さて大阪のポトスが信州のトイレで無事に冬を越せるのか?

中央のアフリカ・ジンバブエ土産の布リュックに予備ペーパー2個が入っています



このほかタオルリングとペーパーホルダー・4枚かかるタオルハンガー(来客用)・コスメミラーなど
「life Room」扱いの「DULTON」製品をWeb Shopで揃えました
リングの奥は停電に備えたキャンドルスタンド
ここは明るく風通りもよく、椅子を置いて読書ルームにもなりそうです。BGMを流しながら?・・・

DULTON製品については余談ながらスペースをさきます
以前松本市中町をぶらついていた時、店先のしつらえがいかにも京懐石料理店のように見えるので
面白がって店内に。ネットで見たDULTONのランプや帽子掛けがあります
やはり以前は京料理屋さんだったのを店内だけリフォームしたカフェでした。話が盛り上がったのは
勿論ですが、店の若いマダムは私の棟梁の娘さんとゆかりがある方で、またまたの偶然に笑ってしまいました
なんだかんだと地方では世間が狭いというか、縁者に行き当たることが多いのです


ついでといってはなんですが1階の洗面所も紹介します

鏡は京都の骨董屋さん「ブルーパロット」で調達しました
写真にはありませんが、化粧品他の小物は洗面台下の古タンス(これもブルーパロットさんで、
しかもふたつとも長い間預かってもらっていました)へ収納

洗面台はINAX製品
大阪のINAXショウルームへ3回通って、このアンティーク家具に合う洗面台を何度もサイズ点検し、
ここでもスタッフは根気よく付き合ってくれました

ちなみに2階の洗面台は手洗い器と兼用です

いずれもユニット仕様よりは安く仕上がりました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狭いながらも楽しい庭つくり

2005年08月21日 | 庭まわり
8月21日更新しました夕方遅く
7月19日 更新しました 

7月10日 のちのち
庭つくりの前に厳しい現実が・・・・

今日は石の搬出日でトホホな一日でした
昔は石切り場であったということで、業者泣かせの山積み石の処理です
残す岩、搬出する岩、庭づくりに再利用する石と分類しながら作業を進める

写真左:どれを残すと格好よくなるか?  写真右:とにかくでかい!

写真左:ええぃ、面倒だ2個組  写真右:クレーンを上下左右に的確に移動させるマシン 素晴らしい腕前

写真左:中くらいの残した石を積んだり隙間に埋めたりして、窪みの壁面を強化する(棟梁と夫)
     起伏のある土地を気に入って買ったので、ここは大切な場所なんです
写真右:いやぁすっきりしました 東側アプローチの左右に鎮座する大きい石

日曜日にもかかわらず、またわがままな要求にもかかわらず根気よくお付き合い頂きました
結局2トントラックの荷台に敷き詰めて、5杯分を搬出しました

安曇野方面で建築予定の方、整地・岩石の搬出搬入・ガーデニングの御用は親切丁寧な
こちらを是非ご指定ください



翌日、大きな石を除いたあとに、中小の石をいかにもでなく自然な存在感を持たせる
配置で庭づくりを開始。
ここでも棟梁のこだわりで、有明(そのあたりの土地)の砂を敷き、回りからコケを
集めて枯れ松葉や腐葉を撒く


写真左:大きな石に挟まれ押しやられていた枝を保護する。現場用コンテナハウスを
移動させ、下に埋まっていた石を囲みに浸かって凹部を再現します

写真右:いやいやすっきりしました。ところであの石たちは何処へ連れて行かれた
のだろうか?砕石して再利用されるのだろうか


7月14日
白馬の「道の駅 山野草コーナー」でカツラと山あじさいを買い、早速庭に植える

写真左:
カツラは日本全土やヒマラヤの山岳地帯に自生する落葉樹で、ハート型の葉は秋には
黄色と赤になるそうです
生育が早いと書いてあるので、さびしい庭にはうってつけです
写真右:カツラの葉  若葉がこの色で、後に緑色ななるそうです

余談ですがネットで調べようと検索すると、男性用女性用のかつらサイトばかりが
出てきました(苦笑)

山あじさい

山野草コーナーのご主人によると、この山あじさいは10年前に、白馬で自生していたのを
発見された品種だそうです
「来年には4倍の大きさになるよ!」と景気のいい掛け声に送られて道の駅をあとにしました

7月19日
庭がとりあえず整理整頓できたので、「5月の散歩道」で紹介した方から、
山つつじとれんげつつじを頂いてきました

えらく気前のいい方です。大きい株を掘ってくださいましたので、こも袋一杯の
腐葉土つき「やまつつじ」ふたつと「れんげつつじ」ひとつを車に積みこんできました。
大きな穴をほっておいたつもりだが、こんな大きい株だと掘りなおしやなぁ

結局2時間半かけて3株を植えることができました。たっぷり水をかけたけど、
ちゃんと根付いてくださ~い
写真左:山つつじ南庭   写真右:山つつじ東庭

写真左:れんげつつじ  写真右:14日に植えた白馬の山あじさいがほんのり赤くなりました


8月20日(金)10時30分
「HAMAフラワーパーク」から、そよごと山ぼうしが到着
自分達で植えたかったが、植栽込みで注文したのは正解だった
なにしろ石が多い地域で60~80センチの穴を掘って植えるのは素人ではとても無理



写真左:
予定地に少し穴を掘って待ちましたが、まだまだ大きな穴を掘り(直径80センチ)大小の石を掘り出しました
写真右:
山ぼうしはみずき科で、春にやや大きめの白い十字架のような花を咲かせます
秋は紅葉するので楽しみです
逆三角形のような幹に広がりのある木で、空間を埋めてくれました。高さ約2.5メートル

やまぼうしの夜景



写真左:東側の浴室窓の目隠しを目的に選んだ場所からは、びっくりするほど大きな石と根っこをクレーンで搬出
写真右:「喫茶ガルニ」のスタッフに教えていただいた常緑樹のそよご(冬青)
高さは1.5メートルほどで、横の広がりはない。実をつけています



そよごの夜景


しぶとい根っことおおきな石の除去に根気よく作業してくれた若いI君、どうもありがとう

付録
5株から始めた五色かずらの夜景
マンションのベランダでは大きくなりすぎたが、ここでは存在感ある大物になりました


樹木の下草に使うと保水力があり樹木を丈夫にすると、読んだことがあります
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再利用のテーブルとベンチ

2005年08月16日 | 庭まわり
8月17日
朝晴れても午後雨だったり、夕立が続いたりで、久しぶりの晴天に恵まれ、
棟梁に調達してもらったガーデンテーブルと椅子の出番です
というわけでおしゃれにランチを庭で・・・

のつもりでしたが、夫がそばを打ってくれたのでメニューは夏野菜炒めの卵とじと果物になりました
写真左:お預け!のようなショット
写真右:
テーブルはかつて信州大学の実験室にあったもの
ベンチは、長い間職人さんたちの憩いの場だった現場のコンテナハウスで使っていた
長椅子を、半分に切り足を2本追加して2脚分になりました
普段使いにもテーブルクロスはかけたい

大きなどんぐりの木の下で~~~

冬に向かって間引きしているのか?大きくなる前に落ちてしまったどんぐりの子


その数日後
自慢のテーブルにクロスをかけて気取ってみました


木彫りの動物おもちゃは
38年前、まだ若かりし頃「千趣会」の頒布製品を集めたもので現在13個あり
それぞれ顔が回転するつくりです。いつもは妻の部屋に置いてある

かごは穂高の「作家屋」さんで調達の3個組入れ子かご(小)です
(中)は文具いれに、(大)はトイレットペーパー予備収納として1階トイレで活躍

クロスは
一昨年友人を訪ねてザンビア(アフリカ)へ行った際、インド人経営の生地屋さんで購入したもの
絶妙に合っている・・・・


遡って引越しの翌日
8月6日(土)長男と奥さん、長男の友人、次男と婚約者で賑やかに引越し記念パーティ
荷解きもまだ完了しいないうちから・・・


釣り好きの次男持参のバーベキューセットとパラソル。民家に似合わないチェック柄がいかにも夏らしい
信州牛、かぼちゃ、とうもろこし、なす、れんこん、キャベツ、まいたけ、にんにくのオリーブ焼きなどなど・・・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リビングのトップスター

2005年08月14日 | モダン古民家建築記

それは図面の中に記載があり、当然設置されるべきものでした
しかし  スゴスギル

リビング北側に、電話器やテレビを載せる長いカウンター(厚い杉材)を設けることになっていました
その下の左右に棟梁手持ちの古タンスを2棹置きましょうという設計です
ワーォと喜んで待っていた5月23日、棟梁の倉庫へタンスを見にゆくことに・・・

ところが4棹ありました。つまり2段重ねの2棹です。隙間をあけず4棹並べよう!と提案いただき
その場で決定しました。強運につきる!とほほまたまた予算が・・・

その様子を紹介します
並べてデザインを見る、採寸すると「ぴったりじゃん」と歓声をあげながら早速磨きにかかりました

写真左:虫干しにもちょうど良いと、しばらく眺める  
写真右:7月20日めでたくリビングに収まりました 3段が2棹 2段が1棹 小引出し付きが1棹の陣容です

現在、文房具・ストック用ポリや紙袋・古新聞など収納たっぷりで重宝しています
が、引き出しが堅くて少々疲れるので、蝋をぬって滑りよくする予定です


付録
棟梁からのお祝いというか勢いというか、頑張った私へのご褒美というか、
棟梁宅に持ち込まれた黒柿の茶タンスを和室用にプレゼントしていただきました



これらは解体された民家の、潰されごみになる運命だった家具たちです
大切に再利用させていただきます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほっとする灯り

2005年08月11日 | モダン古民家建築記
8月11日一部追加して更新しました
(引越し準備に時間をとられて久しぶりの更新です)

7月24日 灯りは大切だと思う
できればひとつでもガラス製の昔ながらの電燈笠を揃えたいと憧れていたのが高じて、
ほとんどを大正から昭和のはじめ頃のものを集めてしまった。
当時のガラスは品質がよく、白熱球の暖かさがたまりません

図面の段階でイメージを膨らませて購入したにも関わらず、全く違和感なく居場所を得ているのは
我ながらすごいと自画自賛です

写真左:赤い電燈
所在地:玄関の土間の上
出 身:明治時代の瀟洒なお宅 鉛を含んだガラスの色合いを出している
寸 法:大きい直径 17センチ 高さ 18.5センチ
特 徴:赤い色が珍しいらしい(光の加減でオレンジ色になっている)

写真右:六角形の座敷用
所在地:和室
出 身:大正時代のお屋敷からと店の女将の話
寸 法;直径 19.5センチ 高さ10センチ
特 徴:チューリップのすかしがある絵本のような電燈


写真左右:六角形の座敷用
所在地:キッチン
出 身:大正時代のお屋敷からと店の女将の話
寸 法;直径 19.5センチ 高さ10センチ
特 徴:チューリップのすかしはないが同じ大きさの電燈


六角形を3個購入したので安くしてくれました

2個をキッチンにさげる。トステムのシステムキッチン(グレー基調)にも立派にマッチしました
キッチンではべとべとと汚れそうだが、洗えるのでまっいいか

小ぶりながら存在感のある灯り
所在地:寝室
出 身:大正時代のカットガラス
寸 法:直径 18センチ 高さ 10センチ
特 徴:白い透かし模様の電燈



以上京都の「夢工房 吾目堂」で、今なら怖くて絶対買えない分不相応なあかりたち。割れるなよ!と手をあわす。

「タチバナ商会」は面白い!ネットサーフィンする価値あり
京都の木屋町通りをぶらぶらしている時ぶつかったお店で、あまりの面白さに長居しました
以下タチバナ商会で調達の灯り紹介

蔵の移築再生と聞いただけでイメージして買ってしまった大ぶりの電燈
所在地:2階蔵の間
出 身:昭和初期建造の洋館、木の玄関扉を入った真上にあった
特 徴:七宝という愛称
写真右:鎖の長さを調節している大島電気の青柳さん

写真左:ブラケット ポーチのタイルとマッチしてるかな?
しっくりいってると思う
所在地:玄関
出 身:瓦屋根の古くて立派な家の玄関中央にひっそりとあったもの
特 徴:しずく型の笠と鋳物土台のデザインがシンプル

写真右:一文字笠 永遠の定番
所在地:洗面所 トイレの3箇所
特 徴:デザインに迷ったらこれ!


一文字笠の名前の由来は、一という字のように飾りすぎないキリリとしたその姿・形から呼ばれる
ようになったそうです。
写真左:乳白ガラスは白ですが、点灯すると黄味を帯びます
写真右:クラシックな洗面所の灯りにもぴったりです



写真左
手 前:大阪から引越荷物で旅をしてきたあかり
所在地:食卓の上
特 徴:4年前の松下電工製、違和感無く収まっている

写真奥:ランパス
所在地:リビング
特 徴:保谷クリスタル硝子製造所が、1958年に製造したもの。
「溶けたガラスをるつぼから引き上げた時のような美しい形」



写真上右
写真右:六角シェード
所在地:廊下
特 徴:昭和初期、東京の新橋にあった「島田硝子社製」の商品と思われる

タチバナ商会 佐藤さんからのメッセージ
昔の職人が作ったこれらガラスの照明器具は木の家の「色艶の良さ」を充分に考えて作られています。
木の色、壁の色の持ち味を最大限に発揮できるように、それぞれの形状が工夫されているので、
実際につけたときには「はっ!!」と感動されると思います

工夫したあかり
ダクトのステンレス色に合わせるため最後まで悩んだ灯りは、1階の家事室
偶然から生まれたアイディア商品は・・・


大工さん達が現場で使う小サイズのランプ(写真右)と、
アジアンショップで偶然見つけたインド製ブリキの植木鉢カバーを逆さまにした笠
いい味だしています
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする