蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

けつだし山

2007年11月28日 | トレッキング
すごい名前の山は、安曇野から東山の向こうに見える

正しくは入山。地元の人はけつだし山で馴染んでいるという

登山学校やまたみから山歩きに出かけた。いつもは登山口の分かりやすいコースだが、今回は読図の勉強とかで林道から藪をかき分け進むらしい
右:イノシシだろうか?土をひっくり返して餌を探したようだ。
白樺やブナの入り混じった森とワイルドな枝ぶり

これも立派な山頂標識である。角のすりきれた三角点

これがブナの葉です・・・と枯葉の中から
  波形の葉淵の凹部に葉脈が繋がるのが特徴だ
■資料から
木偏に無と書いてブナと読ませた古人の智恵をふと考えた。無いようで有るのがブナである。山地に無言で立つだけで、その地下にたくさんの水を蓄えるのだ。

本日の”スペシャルサービス” リーダーから豚汁をご馳走になる
机上講習の「コンロの使い方」の実践編。小雪がチラッと舞った楽しい山頂ランチでした
テント設営の練習もしたのだが、食べるのに夢中で撮影を忘れた。熱々で美味しかったこと!
配膳漏れの鍋が発見され、都合3杯ずつの大満腹でした。
おにぎりが / そっとリュックに / 後戻り

下山後、鉄塔そばで「ザイルやカラビナを使った」安全確保の実践編・
危険を感じることなく、ワイワイキャッキャと遊んでしまった
自身の歩行に精一杯の私には、こんな訓練までは余裕がない。とほほである

それでも歩きながらきのこを見つけるあつかましさに、あきれる。
メンバーからも分けてもらって、ほれ!このとおり。
  かさがやや開きすぎのクリタケ
その夜美味しく鍋料理に・・・ごちそうさま
けつだしならぬ毎度ながらあごだしの山行でした

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サスペンスと映像美の神様

2007年11月26日 | つれづれ思うに
有明山にも初冠雪をみた日-------晩秋の安曇野


24日と25日の開局50周年記念テレビドラマ「点と線」を観た
時代考証やセットの苦労やキャストが立派すぎることからして力(リキ)を感じる。名だたる俳優人が抑えた脇役に徹していた。
海岸の水際シーンにかじりかけの赤いリンゴがぷかぷか揺れる映像は、前進しては後退する捜査の難儀な様を表現していて好きな場面だった。
あのシチュエーション技法だけでなく、随所に主演のビートたけしさんの監督としての目があるなと想像したがどうだろう?
ひたすら座ったままで長時間観たのはホント久しぶりだ
そして、時代を経てもちっとも変わらぬ社会構造・・・・にうんざりでもある。

おまけ
①1日目分は録画で、2日目はリアルタイムで同日で鑑賞した。録画はコマーシャルを抜くことができるので疲れない。見ごたえのある作品を提供してもらったスポンサー各社には申し訳ない。何故疲れるか?コマーシャルタイムになると勝手にボリュームが上がるから。
②私の旅行術と同じかな。ピンポイントで収集しておいた気になる点(地)を、随分後でも線にして旅行することが多い
いずれにしてもわが画像に美のかけらもない

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初めてのピザづくり

2007年11月23日 | 暮らしの積み木

日当たりに苦労する吊るし柿


とにかく料理に自信がない。味オンチだと思う
それでも最新電子レンジを有効に活用するため・・・・頑張った

薄力粉とベーキングパウダー(随分前に買ったものだが大丈夫か?)で生地から作る。発酵までしてくれる電子レンジはエライ。むか~しパンを焼く時の発酵は、ホームコタツの中や風呂場でやったもんだ。
トッピングは冷蔵庫・冷凍庫・野菜室の中をまさぐり、あるもので済ます。
だいたいこんな時のほうが色々な材料が揃い、おまけに冷蔵庫の整理が出来る
ベーキングパウダーもちゃんと役目を果たした

味は悪くない。頂き物の小岩井農場の上等なナチュラルチーズのかけらが一番功を奏したと思う。腕前じゃない。体脂肪にはよくないなぁと考えながらも、直径25センチの半分を食べてしまった

へたでもなんでもとにかく手作りしてみようという精神だけは旺盛だ

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遠回りから寄り道へ

2007年11月22日 | 安曇野を離れて

おまたせ!と 白い恋人 舞い降りた

北海道の白い恋人も今日から出直しだって


京都から名古屋へ向かうのに快速と鈍行でノンビリ移動する。
近江鉄道高宮駅でさらに寄り道。中仙道の高宮宿があるという。
駅を出てまもなく蛍を大切に守ろう”の看板がいくつか連なる。川沿いの遊歩道にはベンチなんぞもあり、夏は賑わうのだろうか?


左:街道はごたぶんにもれず、閑散としている
右:ふれあい館だったか、中仙道を紹介している家屋があり、おばあさんが留守を預かっていた
塩尻・洗馬(せばと読む)は松本の南にあたる。左へゆくと木曾へ、ゆくゆくは高宮宿へ到着する。
余談:奈良井宿は観光地として成功していると思う

裏道には重厚な屋敷もあり、もっと時間をかければタイムスリップできたかも・・・・
多賀町の町おこし家屋とはひと味もふた味も違うが、さて今後どちらが残ってゆくのだろう

街道沿いで見つけた「クラウンブレッド平和堂」いかにも平和そうなご主人の説明によると
国宝・彦根城築城400年祭の記念の特別パンを提案して採用されたパンがこれ!
”ひこにゃんパン”と言って写真右は30センチ×45センチ×7センチくらいの大きさです。2000円也。あんが入ると4000円

ひこにゃんとは400年祭のマスコットキャラクターですね。城とにゃん(猫)の関係は不明のまま今月25日に閉幕します。

高宮・彦根間の線路上を新幹線が疾走する。京都・名古屋間は40分
私の回り道・寄り道は6時間の旅でした。つくづくヒマ人やな~


おまけ
  松本市制100年のマスコットキャラクターはアルプちゃん
いろんな行事が来年3月まで続く1年間の長丁場。盛りだくさんの企画に市民参加が多いのは、市制100年記念と銘打つと助成金がでてるらしい。道理で・・・・

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遠回り

2007年11月20日 | 安曇野を離れて
大阪の母を訪ねた。
そろそろ冬支度の準備を手伝おうと出かけたが、東の窓から射す太陽はいささか暑かった。
信州との気温差を実感し用無しで帰る

京都駅から新幹線に乗らず、快速と鈍行で名古屋までゆくことにした。
米原まで快速だが、手前の彦根で降りてみた。彦根城400年祭を開催していたが、人ごみは敬遠したい。
うん?『近江鉄道』の看板-----何処へゆけるんだろう。
  レトロな駅看板
1896年6月16日創業 つまり111年前の開業だが、現在は西武グループの一員である
彦根から
↓南へJR草津線にぶつかる貴生川駅まで。
途中高宮駅から東へ→多賀大社前駅終点まで

もっと南の八日市駅から西へJR東海道線近江八幡駅にぶつかる
大まかに言えばJR東海道本線、東海道山陽新幹線、名神高速道路、中山道に沿っていることになる

高宮駅から多賀大社前の終点までゆく
  琵琶湖のブルー?

多賀大社前駅舎内の写真
倒れたカツラの大木でチェンソー木彫品をつくり、あちこちに展示しているという
  最近ブナの巨木を見たのでひょっとして?
巨木100選じゃなく昭和45年廃村になった向之倉集落にあるカツラの大樹だった。新緑の頃はさぞかし素晴らしいだろう。
親切な地図あり
25体くらいあるはずなのに、町おこしとはいえない扱いだ。どこに設置されたかのか一覧表もない。
この3体は役場と観光センターにありました

駅からずっと古民家風に改築された家屋が並ぶ。町おこしで、こんな風に改築すると補助金がでたのだそうだ
さぁお多賀さんへ向かって歩きだそう。 右:美容院

左:老人のためのデイセンター。手づくり作品がならんでいた 
右:警備会社。看板をじっくり見つめないと分かりません

左:写真館
右:古美術。古書が多そうでした

左:民家
右:旅館。赤い壁は魔よけだと思う

不二家さんは舟橋聖一著「花の生涯」で有名になった村山たか女の生家でした。最近ある郷土史家が古文書から発見し、ご当主達も大変驚かれたそうです。
ここで美味しいおそばを食べました。
  由緒とハイカラな店名がタイムラグでアンバランス?
おまけ:1963年、NHKの大河ドラマの第1回の作品です。何歳だったっけ?

トラックのようなRV車の前の巣箱
道路際ではうかうか入れないよ

肉屋さんと多賀大社の太鼓橋。はい、到着しました。お疲れ様でした。
長浜に住んでいた頃の山内一豊と賢妻千代が訪れていたというので、夫婦円満のお守り袋を販売しているとか、これからしようとしているとか?まだ町おこしは続いているのだ

多賀大社の先にある古い酒屋さん。重厚さが違いますね

多賀大社駅~高宮駅~彦根駅へと戻り、大垣駅乗り換えで名古屋へ行くつもりだ

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エコフィード

2007年11月19日 | 安曇野とその周辺
大阪で見つけた、あどけない子供の石彫刻

エコフィード
難しい英語を使わなくても”残飯の有効利用”だと思えばいい。
学校給食やコンビニの賞味期限切れ弁当など捨てるのはもったいないなぁと思っている人は多いだろう。価格の下落から畑で踏み潰されるキャベツに心を痛めた人もいるでしょう。

安曇野にエコフィードを実践している建設会社があります。建設会社ってのが面白い。
環境保全やリサイクル業務から一歩前進して「武井農場」も経営しているってわけ。
私が興味をもった、ことの始まりは
①穂高の道の駅Vifほかにあるウインナー商品名”あづみ野ニュー豚・らぶぅ~”変な名前!
武井農場のサイトで命名の由来やエコフィードとは?がわかります。
②『餃子の美味しい店があるよ』 R147沿いの”餃子屋可京”。食にうるさい次男の勧めた店だ。先日行ってきました・・・
どちらも武井農場の豚くんがからんでいる

  ギョーザのイメージを変える大きくて丸い形
  餃子やさんのイメージを変えるインテリア
古いミシンの上にはドライアジサイの束(ホンコンフラワーじゃないよ)
月曜日休み 食べる時は18時から21時。 
持ち帰りは10時~21時までOK。でっかい餃子は1人前6個350円
フリーダイヤル0120-97-2851があり、電話予約ができるのは嬉しい
一般電話は0263-82-2851

さらに環境循環レストラン『豚肉らぶぅ~な』ってのもあります。
豊科インターチェンジ入口を東入る。
火曜日が休み。11時半から午後2時まで 夜は5時半から
  開店前だったので今日はお預け

ゴミを減らし環境保全に心がけ、将来に悔いを残さない。そして美味しくて・・・・
おまけに飽食を絶つ-------バンザ~イ

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ベビーキゥイ

2007年11月17日 | 暮らしの積み木


道の駅で「さるなし」を購入できた。
「さるなし」・・サルや熊はサルナシが大好きです。サルがわれを忘れて食べることから「サルナシ」と名付けられた、らしいです



「さるなし」はつるなので高いところにつけて採取は困難であり、最近は減ってきた植物でもあるといわれている


キゥイフルーツは中国産の「シナサルナシ」がニュージランドで改良されたものだそうです


そういえばジャムになってから食べたら、酸味がよく似ていました


おまけ
今朝は冷えて、午前6時の外気温-2℃

午前8時15分、朝日を浴びる隣の林の木々も寒そう~~

11時には5度まであがりました。日中には10度を越えるだろう

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今年の吊るし柿

2007年11月16日 | 暮らしの積み木

民家の柿(記事内容の柿とは無関係)

今年は渋柿の不作年だそうだ。あちこち探したが小ぶりで高い。
やっと見つけた渋柿は7キロの50個。〆て1000円。昨年はつくりすぎたので数量は手頃だろう。昨年も一昨年も棟梁のお姉さんから頂戴したのだが、やはり不作だそうだ。晩秋の歳時記として吊るしたかった・・・・
時期的にはこれで最後の渋柿だと売店のおじさんは言う。


吊るし終わったらもう5時前で、外気温は3度になっていた
50個の柿すだれは貧相だし、風鈴と同居というのも寂しい
  渋柿の皮の使い道は?

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光がやってきた

2007年11月12日 | 暮らしの積み木
工事の若者4人と警備のおじさん2人で我が家に光フレッツが繋がった

長い間Yahooに世話になっているが「この地域では速度は限界です。どうぞ光を入れてください」
我が家の撤退をあれこれ抵抗して足を引っ張らないYahooに、ほっ。
メールアドレスの変更なし、ホームページもブログもなんら問題なく継続できたのは助かる

NTTから派遣されてきた工事会社の若者は、チームで動いているから、あ・うんの呼吸で気持ちいいくらい仕事が速い。

コードを押し込んでいる。室内側ではゴリゴリ音はするが頭が出ない

床下にもぐりファイバーを通し

ヤレヤレ約2時間がかりだった。
我が家は面倒な工事になってしまったが、「せっかく”スッキリポール”があるのだから壁に穴をあける外付けはもったいないです」という。
「自分の家に工事をする気持ちで・・」と教育を受けているそうです。ホント面倒がらずに工事を進めてくれた。
競合会社に負けじとNTTも必死なんだぁ

インターネットのスピードアップで快適 快適
後はパソコンのディスク掃除をしてお腹をスッキリさせよう

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続・そば 螢

2007年11月11日 | つれづれ思うに
先日小谷まで行ったそば屋さん 螢(螢が正しい)
新そばの時節到来に、11日(日)には休業に入る残念を聞いてみた
やはり
■雪が早いから

店名「螢」の由来は?
■過疎化が進むこの村に、灯りをともしたい・・・
くぅ~

来年も再来年もきっと訪ねようと思う

おまけ
この店からさらに5~6分車で上がると「小谷温泉露天風呂」がある。
ブナやナラ林のなかの野趣溢れる温泉です


高めの湯温だがのぼせない。料金はお気にめすまま、箱に投入するだけ。維持管理に当てられる
男性用女性用があり、脱衣棚はしっかりしており(湯船の目前)トイレは新しい
  露天より野天風呂
岩の淵に茶褐色のラインがあり鉄分の多い湯だ

おまけのおまけ1
露天風呂におばあさんと孫がいた。白馬から来ていると言う。
白馬の”今は昔”の凋落は目に余る。ペンションやホテルが押し寄せてきて、昔から細々と営業していた民宿がつぶれてしまった。スキー客が減ったこともあるが、大手はさっさと撤退してしまった・・・と嘆いておられました。

おまけのおまけ2
後客の奥方が「どこかのホテルでそばを食べて帰る」と言う。
「それなら下の看板を見て、気に入ったら是非寄ってみたら!」とおせっかい広報ばばあ
店に2番客としてやってきた。待ち時間にイライラもせず「美味しかった、教えてくれてありがとう」と名古屋へ向かい坂道を降りていった

おまけのおまけ3
山道の小谷温泉露天風呂と、そば 螢の間に小谷温泉熱泉荘があり、ここも良い湯だそうです。温泉で炊いた黄色いご飯「湯めし」が名物だそうな(ここは未体験)
長野道豊科インターチェンジから穂高~大町~白馬~小谷と、たぶん1.5~2時間くらいで行けるでしょう。

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