蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

エコのビジネス感覚

2009年02月28日 | 暮らしの積み木
昨年だったか(一昨年かも)新聞の新年特集で「水」を取り上げていた
世界は水戦争に突入するだろうというような記事だった。

すっかり忘れていたが、22日朝の報道番組で面白い話を聴いた。
東大総長の分りやすい講義は「日々のくらしが温暖化に占める割合は高い」




環境大臣との対談では
小宮山総長が「日本版グリーン・ニューディール」ではいかにも名前がよくないから変えたほうがよいと提案すると、環境大臣は「検討しましょう」

グリーン・ニューディールとは地球温暖化対策と景気刺激を両立させたアメリカ発の政策であり、二番煎じの色が濃い。要するに真似っこじゃないかと。
だから小宮山総長は「スーパーエコ生活」ではどうだろう!と。
分かりやすいし馴染めそうだ

我々の年代は「もったいない」と、長く使い続けるのが美徳と思っているし実践もしている。
昨年後半からTOYOTAが「車をエコ替えしよう」としきりにコマーシャルを流した。
あの時は「結局ゴミをふやすじゃんか!なんちゅうコマーシャル」とテレビ画面に吠えたもんだ。

ところがこの講義で目からウロコが・・・・
実はエコ家電の購入時は確かに割高だが、長い目でみれば結局割安だという。
なぜか?
車・家電・パソコン・携帯電話などはリサイクル化がほぼ100%だという。
特に車と家電は電力や水の消費量と、買い替えるための費用の損得の問題だが、買い替えに軍配が上がるそうだ。

目からウロコと言いたいところだが、感覚的にはまだ納得できないでいる

ところで海水の淡水化は悲願であり、今や世界で「水=青い黄金」である。
一枚の紙(RO膜)という海水から真水を作る技術は日本がリードしているそうだ。
経済が冷えてきた今こそ、日本の技術力をおおいに世界に
発揮出来ればと思う。

当日は蛸漁と伊予柑の生産の松山市釣島(つるしま)の事業が紹介されていた。

おまけ
すでに日本各地でも、建設・稼働している施設が数十箇所あるそうで、世界では中東が盛んだ。

しかもプラントは海水から電気と真水を作れるそうです。

水はタダの幻想は・・・
いずれ終わるのかも知れない
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美麻珈琲

2009年02月24日 | 安曇野とその周辺

冬の柔らかい陽を浴び、美味しい珈琲を飲みながら眺める。これぞ至福の時といわずして・・・・


すでに地方テレビ局で紹介されているので、認知度は高いだろう
カレー青空屋台さんの後に訪ねた大町の自家焙煎「美麻珈琲」

メイン道から細い脇道に入るや、飛び込むこのロケーション!
車がなければ北欧の絵本に見たような。残念ながら雪少なし。 


トップの景色を見る窓側。
デコボコの壁は、しっかり固めたワラを分厚く施し、漆喰で塗っている超自然の家


フィンランド製の薪ストーブは、薪投入口の反対側の壁に排煙筒を出しているので、ストーブ周りがすっきり。
かなり暑い。半そでシャツでもいいくらい
シチューも湯沸しもすべてここで済む。

薪小屋は勿論、家屋の土台からすべてオーナーとその仲間達の手作り(設計は専門家)。
傾斜を利用した地下室は格好の貯蔵庫


美麻珈琲のホームページ
ケーキは少々値がはりますが、ほっぺたが落ちそうなほど美味しかったです。
その日はチーズケーキを頂きましたが、元々ケーキ屋さん美味しいはずです。

眼前の丘は、春は菜の花、秋は蕎麦畑になるそうな。
青空屋台のご夫婦と小麦を育てているので、いずれは石窯で美味しいパンも・・・と模索中

春にまた訪ねたい
穂高近辺の菜の花畑は、ほとんど平面でしか見たことがない
菜の花の丘は見逃がせないなぁ。

余談
なぜ大町市に・・・
お子さん3人を、この地の山村留学に送り出しておられた縁と、自然環境の素晴らしさに惚れ込んで。

おまけ
菜の花の丘といえば北信州の飯山に尽きる
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インドカレー「青空屋台」

2009年02月22日 | 安曇野とその周辺
過日、雪のない大町へ”個性的なインドカレーの店”を訪ねた
昨年知ったとき電話すると、イベント会場にでかけているとのこと。
だから青空屋台・・・

月曜から金曜日と屋台出動のない日は、古いおうちでいただける

地図を調べて行ったが道に迷い、道路沿いまで迎えに来てもらう始末。
いまは見えないが、はるかかなたに爺ケ岳と鹿島槍を望む、お山の家でした。




屋台の車はまったくもってインドカラー。イベント会場では見立つわ


参考にインドでキャッチしたインドカラーと香料ターメリック


経営者は、古い家を買い取り米を作り小麦を作り野菜を育て、3人の子どもも育てている若い夫婦。
今年から民宿も始めたそうです。
戸ふすまの向こうには3室続きの部屋があり、インド舞踏などの催事をすることもある。
超美形の北海道出身の奥さんと、やさでない京男カップルは北海道で知り合ったそうな。
大町の鷹狩山近くでしばらくカレー店を営み、その後ここ美麻に居を構えた。

メニューはなく当日のお任せカレーとなる。
私が頂いた日
ベジタブルカレーは豆と根菜類がふんだんに使われており、玄米、チャパティー、プーリー、サラダ、もう1品あったかな?それと豆乳入りのチャイでした。
お代わりOK!
じっくり愛情込めて煮込んだと思わせるような、美味カレーでありました。
どうしてもマイルドに、日本人の味覚に合う味付けになってしまうのは致し方なし。
ただ個人的には、チャイはもうすこしパンチが効いてるほが好きですね。
これで1000円とは・・・

店内など詳細はファン(おおいなる応援団だと思う)の拝借ブログ

地図や営業内容は「青空屋台のおうち」ホームページを参考に。

おまけ
○わんこが非常に人なつっこいので、犬が苦手な向きには事前に伝えたほうがいいかもね

○ゆっくりと時間が流れるので、移動途中にせかせか立ち寄り・・・は、禁物ですぞ

○ランチのみでも要予約のこと。
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またまたホオジロ

2009年02月21日 | 庭まわり
昨日の夕刻、再びホオジロが来た
よく眺めると頭がとがっている


毛が立っているようで、最近テレビで見かける若い男性の髪型にも似る



図鑑によるとミヤマホオジロの雄のようだ

カメラと図鑑で遊んでいたら、除雪車もやってきた
今頃来てもなぁ、道路はもうシャーベットだよ


あちらこちら忙しくてこの時間になったのだろう。
なんだか嬉しそうな感じ
ここらあたりでは今冬初の出動で、不況の折から建築屋さんなど業者は大張り切りってとこかな?

おまけ
絵になる車だ。ミニカーは売ってるのかなぁ?と探したが
「高速道路ロータリー除雪車チョロQ」しか見つけられなかった
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ホオジロ来庭

2009年02月20日 | 庭まわり

久しぶりの雪は積雪18センチ。
わぁ~と思ったのも束の間、昼には雨が降り出して道路はシャーベットに・・・


屋根つきの餌台にシジュウガラやヤマガラがやってくる


17日の暖かい日中、見慣れぬ鳥がやってきた
久しぶりの新規参入は、キマユホオジロ・・・と図鑑から判断したがどうかな?

黄色のマユが決めてになり、雄鳥だ


次に来たのは黄色のマユがなく地味なので雌鳥だろう


図鑑によると旅鳥で、繁殖期はシベリアや中国の内陸部に棲むという。
日本海側に多く、4~5月頃に滞在とあるから暖冬のせいだろうか?

おまけ
ビタキ到来を待っているのだが、それでも新種の参入はうれしいもんだ
愛用の図鑑は 山と渓谷社「日本の野鳥」
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紙薪 その後報告

2009年02月18日 | 暮らしの積み木
今年はさっぱり雪が降らず、”春一番”の強風が吹き荒れた

おやおや鉢いっぱいの落し物だよ~

さて
嬉しがりの私には目下のところ”面白テーマ”であり、上手に作れるようになったので自慢したい。

初めての試作から3週間余。
紙の薪は要領よく作れるようになり、軌道にのってきた。

満杯だった薪小屋は隙間が出来、ただいま乾燥済みのもの21個


出来立てホヤホヤは、ストーブのそばで加湿器代わりに。現在11個
そこそこ乾燥すると薪小屋へ移動させ、ちょこっとローテーション・・・
時々上下・左右・裏返しと重なり位置を変え、けっこう手をかけている


置き台はそうめんの木箱

うっかり壊したものはばらして着火用に、乾燥してある

出来立ては1個1.1~1.2キロのものが、500グラム→350グラムと乾燥してゆく。
室内乾燥は、わずかだが加湿器の役割を果たしてくれる。
ふたつに割れたのを燃やしてみたが、よく燃えていた。

決して主役ははれないが、補助材として活躍できるだろう。

結構いい運動になるし、薄い平面(新聞紙)が立体(紙薪)になり面白い
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冬の畑では

2009年02月17日 | わいわい農園
昨日の暖かい日中、久しぶりに畑を覗く

現在
イチゴは、相変わらず静かに時を過ごしている
こんな状態で、ほんまにあの可憐なイチゴになるんかしらん?


タマネギは少し成長している
春にはどんな大きさになるのやら


元気すぎた訳ではないだろうけど、玉の子ども(根?)が飛び出しているのが幾つかあった。
これはもう育たないかも知れないけど、とりあえず土中に戻す


追肥を苗の間に播いて・・・”さよなら”
おっと、端っこのアスパラガスの撮影を忘れたが、年末頃と変わらず。

冬の畑は寂しそう・・・・

今朝は冷気が戻ったから、土はさらにゴワゴワしていることだろう
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手ぬぐい祝儀袋

2009年02月14日 | 暮らしの積み木

今朝8時頃まで降り続けた雨があがり、消える直前に捉えた有明山にかかる虹
久しぶりなので、画像は不鮮明だが、虹が目立つよう細工して登場させた次第


親戚に、この春高校進学の娘さんがいる。
今年就職が決まるであろう娘さんもいる。

そうだ和雑貨を贈ろう!
若い人にこそ日本の良さを紹介しよう。と
ちょうど地域新聞「市民タイムス」に手ぬぐい祝儀袋が紹介されていた。

これだ!
電話番号を調べ場所を聞くと、即地図をファックスで送ってきてくれた。
松本IC近く、県松本合同庁舎そば。ここなら行けるぞと早速出かけた。
あら、市民タイムスみすずホールの隣だ

カラー雑貨・アルネ(いかにも若い女性向けの店で、ちょっと気後れする)

 水引に少し不満が残るが、ガマンガマン
おっと、壽を”進学祝”に書き換えねば

これは後々利用できるのがミソ。色がちょっと地味だったが、若さと競うような派手な柄よりシックだと思い選んだ。
さてどんな使い方をしてくれるか楽しみだ。
運動クラブなら汗拭きに・・・
工夫してお弁当袋に・・・
マイ・ランチョンマットに・・・

ずばりトイレの手拭きに・・・(因みに我が家のトイレは手ぬぐい)

手ぬぐい祝儀袋はWebサイトにもいくつかの店があったが、「信州に遊びに行きたい」と言ってくれる娘っ子には、地元調達でお祝いするのが筋ってもんだ。
でしょう?

カラー雑貨・アルネ
電話:0263-50-9677 
営業時間:10:00~19:00
定休:水曜日

参考
材質は『そそぎ染め』という大阪府伝統工芸に指定されているものでした

余談
京都にはくろちく京都という和雑貨専門店があり、たまに利用していた。
化粧品も扱っており、化粧水とクリームのみだが、もう10年くらいこれら2品の世話になっている。
私の肌と相性がいい。
一度瓶をあけると1年以上もつから、ほんまに誘い甲斐のない客ではある。
しかし、クリームの空き瓶はほ~れ!この通り

窓際でオリヅルランのランナーを育てている
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佐久市の憂鬱? 2

2009年02月14日 | 安曇野を離れて
いまや全国的に商店街に活気がないといわれる。
大型ショッピングセンター進出と小売店の後継者不足が悪循環の輪を描く
安曇野でも同じ問題を抱えている

佐久市内の本町商店街でおもしろい試みがあるというので、ついでに寄ってみた。
道路は広く、あちらこちらから浅間山が見え隠れする。
商店街は安曇野ほどの寂しさはないが、車の往来は多い
通り中ほどに空き店舗を利用した塾「寺子屋」がある

商店会と国の補助金を資金に、息の長い活性化を図っているという

商店街をゆっくり眺めると店構えがおしゃれで、飲み屋横丁や酒蔵まであり、かつての賑わいをかい間見る

左:商店街は小学生の下校通り  右:懐かしい庄野真代のコンサートポスター

洋装店・お惣菜屋・時計店・本屋・文具屋・パン屋さんと並ぶが、ごたぶんにもれず生鮮食品小売店がない。
結局このメインストリートは大型スーパーへ抜ける道となったのだ

本屋のおじさんは、「後継者もいなくなったしね」と嘆く。

角に鯛焼屋さん「たいやき専門店浪花家佐久店」が。うふっ、ひとつほうばる。
店主がテレビ番組「人生の楽園」に登場した時は”いかりや長さん”の時代。
東京・麻布十番の有名鯛焼「浪花家総本店」の関東圏外ただ1軒の店だと、嬉しそうに話していた

路地を歩くと懐かしい匂いがする建物もある。
右店の軒下には「打刃物 農具 切味請合 かじや」の紙看板が風にゆれている


ちょうど稲荷神社の祭礼に露店が並んでいた。この風景は昔も今も変わらない。
こどもが並んでおやつをほおばる。
田舎の子は滅多なことでは、”ピースサイン”はしない


先日、地方局のニュースで若いお母さんが商店街に戻りつつあると伝えていた。
数年先も元気であればいいな

安曇野では、アートで街の活性化を狙っている。
今月末までの、休日の催事とアート鑑賞は↓
穂高駅前と中央商店街のスプーンアート
スプーンアートの造形作家・松原さん

これをきっかけに、できれば恒久的に継続的に賑わう街になれば嬉しい。

余談
美術館ネットワーク「安曇野アートライン」という活動組織があり、今年信州大学イノベーション研究・支援センターから「アート・アライアンス賞」を受賞した。
地域の企業・文化活動の新しい取り組みを奨励するための賞です。
○活動の詳細は安曇野アートライン
○信州大学イノベーション研究・支援センターの紹介はこちらから
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窓外の雪景色

2009年02月12日 | 庭まわり

いやいや、障子を開けると久しぶりに懐かしい雪景色

おっ6時45分。集団登校の時間だ。カメラを持って飛び出す


先頭のお姉さんは6年生、集団登校最後の冬だ。子どもが少ないこともあって
下級生の面倒見がよく、最近まで休日の外遊びにも付き合っていた。



飛び出しついでに、庭周りの雪景色を記念撮影。
■明日からは/春の日差しと/予報嬢
とほほである


屋根上の大木の枝葉にも


小鳥の止まり木にも


越冬のブラックベリーの葉。お願いだから今年は実をつけて


やっぱり信州の冬には、雪景色は必須アイテムですな


先日雪を求めて北信州~直江津~十日町~飯山と列車旅に出かけたのはいったいなんだったのだ!
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