オオルリシジミを安曇野の空いっぱいに舞わせたい
かってはそんな光景があったが、今は絶滅危惧種になっています。そのオオルリシジミの生態を支えているのがクララです。
ー日本自然保護協会の資料からー
オオルリシジミは、1年に1度だけ成虫が現れクララのつぼみに産卵し、孵化して幼虫となりクララのつぼみと花のみを食べて成長する。幼虫期間は約1か月で、7月から翌年5月までずっと蛹で過ごすのです。
私が初めて撮影に行ったのは今年の5月の産卵している成虫とクララです。
田んぼとガードレールの間の土手に並ぶクララ。
中央にオオルリシジミが映り込んでいました。
安曇野市内のクララを増やす活動拠点(岩原自然と文化を守り育てる会)では、現在こんな苗です
少し大きくなった苗もありました。
この苗を6月に、協力できる方々に配布して農地や庭で育ててもらおうという取り組みがあり、6月下旬には苗の配布を予定されています。
産卵できるほどのクララの成長には5年くらいかかるかもしれません。
付録
29日の午後、再度撮影に行きましたが、蝶には会えませんでしたが、しばしこの景色に見とれていました。