滞在先と観光地が標高3000~3500メートル。
到着日はゲストハウスでのんびり過ごして高度に体をならし、水分補給もしっかり、絶えず深呼吸もした。
おかげで、頭痛やだるさもなく高山病の心配はなかった
2日目にゴンパ巡り。
いまでは本国チベットよりその文化芸術伝統が残されていると言われているラダック。
ドライバー&ガイドは、ミラズハウスのオーナー。
少年時代に出家経験があり、サールナートのチベット大学に在学され、日本滞在8年の経験もあり勿論日本語が堪能。
お連れ様は真言宗のお坊様だったので、チベット密教のお話で盛り上がっておられました。
一般的だが、まず人気コースから。
へミスゴンパ
背後は岩山。ぽろぽろっと石が落ちてきそうな岩肌
談笑中の僧侶たち
僧房へ戻るのだろうか? 若い僧侶
ティクセゴンパ
オーナーのチンレイさんはこちらの僧院で修行されていたので、随分詳しい説明を頂いた。
残念ながら私は見学ばかり
車窓からの全景
えっちらおっちら登ったご褒美はこの景色。
空・雪山・岩山・砂漠のような大地・インダス河に沿った緑豊かな樹木と草原
大きなマニ車
これも一種のタルチョ(祈祷旗)かな?
ティクセゴンパはミラズハウスのオーナー・チンレイさんの故郷のような存在。
壁画の前では特に力の入った説明があった
お堂の中にある弥勒菩薩像。高さ15メートルで、私たちはその胸辺りを回廊している。
外国人ツアのガイドが言うには「この像の蓮の台座に座らせろと、だだをこねた不埒な日本人がいた」
「その名はオーム真理教の麻浅原彰晃・・・・」とか何とか。
真意のほどはわからないが、言いかねないなと変に納得したものだ。
さあ気を取り直して
シェイゴンパ
眼下に大きい池があるが、今は湿地帯のように見える。
満々と水を湛えている時の水面に映るゴンパは素晴らしいという。
ー穂高の田んぼに映る水面鏡の常念岳だってすごいんだからー
内部の壁画が素晴らしいのだが、私のカメラと撮影技術では、どうも・・・・
街道筋やゴンパ近くに林立するチョルタンの景色が特徴の町だった
これはゴンパの端
街道筋にも多くのチョルタン
チョルタンとは罪を犯した悪人に(懺悔なのだろうか?)仏塔を造らせたのだそうだ。