蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

東屋を造る 屋根ふき(2)

2013年07月30日 | 庭まわり
平面の張り付け作業は終わり

軒先部分の仕上げは若い弟子君が、丁寧に折り曲げていました。



さてどんな仕上げになるのか?

一番トップにカバーがかぶさり雨蓋のようです


片隅に座り込んで、まるで折り紙細工のようにトタン板を切っています。


先端にあてがい


やっとこで折り曲げしっかり取り付けて


仕上がりました


ここで小さな雨粒が落ちてきましたが、終わりよければ全てよし!

このデザインは?
兄弟子さんのセンスでした。
なくても問題ないけど、あれば嬉しい飾り物。

お洒落な屋根をありがとう

















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東屋を造る 屋根ふき(1)

2013年07月29日 | 庭まわり
7月22日

板金屋さんから若い二人がやってきた。親方は別件で挨拶を済ませ里へ下りてゆきました。
「ここは別天地!涼しくて気持ちがいいですな~」

気温は里と2度の差があるそうだ。

イケメンの兄弟子と弟弟子
兄弟子君が、まだ経験の浅そうな弟弟子に、優しく丁寧に説明しながら仕事を進めていた。

トタン板を運ぶ


打ちつける


仲良く作業


裏から眺めると、薪小屋の裏側はあれこれ乱雑だ。頭隠して尻隠さず・・・・


整理しなくては!


屋根のてっぺん
この部分がどうなるのかが楽しみである


職人さんって素敵だなぁ。見惚れてしまいます。


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東屋を造る 塗装編

2013年07月27日 | 庭まわり
虫よけと腐食防止にオイル塗装を2回ずつ施している。

建前が済み、柱と梁に


天井には太い棟木。材はサワラですって。
この辺りが小林棟梁の芸の細かいところだ。


8年間使ったガーデンテーブルと椅子は、卓面の塗装落ちと脚部の腐食がすすんでいる。

テーブルは信大の実験室からのお下がり。
長椅子2脚は、建築中に大工さんたちがプレハブ小屋で昼食や休憩に使用していたもの。

ランチやおやつに、薪割り時の小道具置き場に、収穫野菜の乾燥場に・・・・と随分お世話になった。


東屋の作業は、手すりや柵の塗装が残っているが、忙しい棟梁から加工した材木がまだ届かない。

この塗装が出来ないと手すりは出来あがらない。

さてさていつ完成するやら?


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白馬のヒュッテ

2013年07月25日 | 安曇野とその周辺
7月1日~2日『八方池まで散策とヒュッテに泊まろう』イベントがありました。

ごく内輪のツアだけど・・・・

大阪の出身高校の山岳部OBが建設・運営・管理しているロッジです。

山岳部の家族や知人も利用OK。さらに一般の方にも開放しているようです。

経緯は、5月の同窓会に出席した際そのヒュッテに行こうと話がまとまり、近所じゃん! と
お誘い頂いた次第。

大阪を早朝出発した7人と大糸線白馬駅で合流。


OB達が人脈を駆使し自力で建設したそうです。


話だけではそれほど期待していなかったが、なかなかどうして立派です。

たしかデンマークの材です。

広いキッチンには冷蔵庫を初め電子レンジ、炊飯器、トースター、コーヒーメーカーなど

フライパンも鍋も調理器具も随分揃っていました。

お箸やスプーン、食器類も大小、銘々皿にいたるまで・・・・。

キッチンペーパーまでありました。

利用者が持参したものを置いていった品々もあるのだろうと察せられる。
いやはや便利に出来ていました。驚きました。

食事は10人が座れる大テーブルと長椅子。

トイレはウオッシュレット、布団毛布枕完備。 
さすがにシャワー室はありませんが、天然温泉が点在している地域ですから・・・・不自由はなし。

これで2000円/泊/人。いいんでしょうか?

シーツ類も外しておけば、クリーニングしてくださるそうで、新品がいく組も揃えてありました。

常勤ではない管理人さんがおられるようです。

食材持ち込みの自炊とはいえ、白馬には大型スーパーがあるのでこれも問題なし。

食事を用意し、食べながらおしゃべりし、後片付けと清掃は全員で。

秘密の鍵かけ、電気・水道・プロパンガスの栓を閉め、ドキドキわくわくの1泊2日でした。

今頃、子供連れの家族や友人同士の賑やかなヒュッテであれば嬉しいです。

そうそう八方池散策は、雨のため景色は全くなしでした。
まっゴンドラ・リフト利用ですから、ハイキングとまでは行きませんでしたが
雨にぬれた石を歩くのは、結構怖かったです。


余談1
このヒュッテに至る最後のカーブ直後に崩れかけた廃屋が見え、「まさかここ?」と一瞬息をのみました。

あとで全員が同じ驚きを持ったと、大笑い!

余談2
夕食の一品に穂高の可京の餃子を持参した。
自慢出来る美味しい餃子です。

実は可京の定休日は月曜日。7月1日は月曜日。
う~ん残念!と、ひとまず相談したところ月曜日の朝焼いてくださいました。
感謝感謝です。
ありがとうございました。地方ならではの我がままでしょうね。




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東屋を造る 建前編

2013年07月24日 | 庭まわり
私が山で遊んでる間に、先日塗装した床板を張ってくれました。

7月18日
いよいよ建前です。

棟梁と若い大工さんの二人。息もぴったりスムーズに進む
柱が立ち


棟木と軒桁が渡り


垂木がどんどん打ちつけられ


屋根の上で何やら?


屋根と梁の間に太い材が走っているぞ


トタン屋根を張る下ごしらえ?


屋根のてっぺんに立ち上がる10センチほどのいくつかの建材が見えます。


床面積には気をかけていたが、屋根が乗っかると軒先が深くてえらく大きなものになった。
狭い庭がますます狭くなってしまった。

今さらどうにもならない




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セキュリティーチェックで忘れ物

2013年07月23日 | 海外旅日記
デリーからラダックへの移動日のこと

デリー空港のジェットエアウィズのセキュリティを出る時、使いなれたリュックを持ち出すのを忘れた。



ぶらぶら呑気にショップを冷やかしながら搭乗ゲート近くのベンチで ”ありぁ?”
手元が寒い~

すわっ!戻る態勢に入り、しばらくして前からトランシーバー片手に若い女性が歩いてきた。

なぜか私を見て近づき「リュック?」と話し掛けてきたではないか。

ちょうどその時頭上で『リュック◎△●◇○』らしきアナウンスが聞こえた様な気がした。これだわ~と直感。

手招きでこっち来てと従業員通路のようなドアから、チェックカウンターまで案内してくれました。

はいはいこれです。

あれこれ書類を書いて提出するものと覚悟したが、係の男性が「この裏にサインして」とだけ。

Thank you for your kindness. 名前
と書くと
「Welcome, have a nice trip.」
と微笑み返してくれました。

るんるん嬉しくて、戻り道のショップで記念にこのリュックを買いました。


ん?
何故私って分かったのだろう?
慌てた顔で走っていたわけでもないし。

搭乗ゲートから戻ってくる理由は、それほどないからか。

結構時間が経っていたから、ひょっとして防犯カメラで確認したのか?
中には洗面道具や下着くらいしか入ってないから、まぁテロの心配はなさそうだし安心はしたでしょうが・・。


松本へ行く時のショッピングバッグになるかも?


※画像の配置ミスで訂正しました・・・7/24
綺麗になったデリーの空港内



ふわ~、外気温は・・・

最近は日本でも負けていない
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東屋を造る 土台編

2013年07月22日 | 庭まわり
狭い庭に東屋を造ることになった。
思い立ったのは6月中旬。故あってまだ完成してない。

まずは東屋の語源から
不思議な住まいの語源

お借りしたサイトを見るに、四角くて屋根と柱だけの貧しい建物が原型だそうで、時を経て季節を味わう逸品に昇格したようだ。

我が家では、真四角はつまらん!と、3.6メートル×2.1メートル。

手始めは我々の希望を伝えた図面らしきものを基に、棟梁から詳細な設計図が届き、
続いて、土台となる材と床板と塗料がが届き、「はいオイル塗装2度塗りしておいてください」

敷地に糸を張り沓石ブロックの位置を決め、穴を掘る。この時の画像をなぜか紛失。
努力の跡をアップしたかったのに・・・・出るわ出るわの石。

一気に時は進み、掘り出した土をフルイに掛けて、小石をより分ける。
その小石と市販の小石と混合利用し隙間を埋め、沓石ブロックの寝床とする

固めて平にするための手製の押しつけ材。私の体重のほうが重いけどなぁ・・・・

基礎コンクリートを流すための木枠


コンクリートを調合し


流して出来た基礎 9ケ所


7月12日、棟梁も参戦して土台を仕上げます

沓石ブロックに土台4本を固定する作業


レーザー水平器で高さを揃える。これがなかなか難しい。
我々の流したコンクリートに微妙な段差があるのが原因のようだ。


棟梁苦戦


根太を土台枠にビス止めし、残りのコンクリートを流し、基礎工事完了。

オイル塗装は我々の仕事。腐食や虫食い防止のためです。


はい宿題と、たくさんの床板塗装も我々の仕事


私は翌日から燕~常念岳縦走登山へ。

棟梁、忙しいなか駆けつけてくださりありがとう。
夫君、老体にムチうちながらも愉しく作業が進み、ありがとう。









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土木にハマる

2013年07月21日 | 庭まわり
世間でよく言う、職人気質

これは気質ではなく「血湧き肉躍る」達成感の感覚の重さだと思う。

2005年10月入居間もなく棟梁に教わりながら薪小屋を建てたのがきっかけである。



2011年、狭い庭の片隅に、またまた頂き古材で薪小屋を建てた。


樹種まちまちの薪材だから、通りかかりのご近所様が表現に困られたのか「芸術的ですね」


狭い敷地を広げようと、伐採済みの大きな松の株を根ごと取り出して、少し奥行きがでました。
ここにも薪棚を置きたかったが、予想より狭かったので断念。



お次は、雨垂れ通路を整備することに。

建築当時、松の落葉が詰まるので軒下といを設置しなかった。

調べればこんな優れものがあったのか!
なにせ経費に余裕もなかったし・・・・

「panasonicの落ち葉よけネット」画像を拝借

今さらね、と毎度の「まっいいか!」

しかし、その後雨垂れはガラス窓に跳ねるのが困っていた。

そこで連れ合いの提案で雨垂れ通路を作ることになった
ここを10㎝深さまで掘る


5センチ高さまでバラスをうめて


私の体重で踏み固める

ダメ押しに砂利を8袋160キロを埋めて、はい完了。


結果やいかに! はい、一丁上がりです。が白い敷き石が目立ってちょっと難かな?
私のもともとの希望は、小ぶりのU管を埋め込みたかったのだが、年々頑固傾向になる連れあいに
渋々従う。

今度は、こともあろうか狭い庭に東屋を作ると言い出して、結局棟梁のお世話になった。
現場掛け持ちで忙しい棟梁は、設計図を用意して「奥さんたちなら大丈夫、出来るせ~」とお帰りに・・・

図面片手に6月下旬から始まりました。

2013年最大級の土木作業です。






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あんずジャム

2013年07月20日 | 暮らしの積み木
ルバーブを新しいレシピで挑戦した。
いつもの作り方に白ワインを加えるとよりまろやかになりました。

ご機嫌で杏ジャムも。
ことしは春の天候不良で、産地の千曲市森の杏が不足だったが、松代産が出回わったので挑戦。

砂糖は60%


なかなか煮詰まらない


かなり時間がかかり


やっと出来て


ラダックの杏の乾燥種を使いたかった・・・・
ジャムに混ぜたからといって特別の味はない。


生の種は保管しているが、上手に乾燥できるかどうか?




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燕岳~常念岳 総集編2

2013年07月20日 | トレッキング
14日(日)朝、きょうの天気予報も芳しくないらしい




14日7時、大天井岳を目指す

コバイケイソウの群生


厚生労働省の自然毒のリスクプロファイルによると
茎・葉 花 地下部(根茎)とも強毒。
別名:ハエドクソウ、ハエノドク、ハエコロシ。そこまで言うか?
芽出し期のオオバギボウシ(食用)に似るそうな。

珍しい白コマクサ


風速20メートルかと思われる風と雨に、歩きながらバランスを崩す。

10時半、雨の中震えながら大天荘(だいてんそう)到着。
早いランチ。
お弁当は燕山荘が用意してくれたおにぎりふたつとしゅうまい2個
経木につつまれている。冷凍戻しだろうが、山菜おこわおにぎりはなかなかに美味しかった。


食後、リュックを預けて常念山脈最高峰大天井岳へ。理事長先生は走ったら10分さ・・・・
走れないが確かに20分くらいだった。登頂を迷ったが登って良かった。


横通岳に向かって再び歩き出す。この辺りの稜線が里から見えるのだが、勿論歩いている姿なんぞは見えない。

右側つまり槍が岳が見える側も曇天または雨天で魅力なし


左が横通岳、右が常念岳。 遠い1


振りむくと彼方に燕岳



さぁ横通岳頂上。
ここでも歩行に自信がなくなり、登頂を諦め麓を巻いて、つまりショートカットしようか迷っているうちに、登りが始まり列から抜けられなくなってしまった。


はい!おめでとう

樹林帯を抜けたあたりから赤い屋根の常念小屋と、そびえる常念岳を眺める


常念小屋到着。随分助けて頂きながら、やっとここまで。

時間がたっぷりあり小宴会。
さらに隣の屋外テントのテーブル席で、新潟からの5~6人グループと談笑。
中のお一人が安曇野に詳しく「息子が穂高に転勤していた折、あちらこちら登山した」話を聞く。
ほっそりしておられるが、なかなかのタフガイ(この言葉はもはや死語かな?)ぶりに感心する。
安曇野ファンとお見受けした次第。

3日目の15日(月)常念岳登山。やれやれ晴天に恵まれた

しかし深夜から明け方までかなりの暴風雨で、あるツア団体は午前3時の気象から『常念岳登頂は断念』となった。

我々のリーダーは、勿論決行判断で準備を始めた。
この日はリュックを山小屋に置き、登頂下山後予約のランチを頂き、一の沢登山口へ下りるスケジュールだ。

さぁ登頂開始!、見上げるとな~んだ近く見えるし歩きよさそうじゃん・・・そうは問屋がおろさない。

カメラのレンズの蓋がキチンと閉まらなくなり角が黒い。ポケットからの頻繁な出し入れと雨が原因かな?

振りかえると赤い屋根の常念小屋と、昨日登り下ってきた横通岳が見える。


縦走 尾根を歩くといっても登り下りがあるわけで、里から見上げるぶんには平らに繋がって見えるから、簡単に歩けそうな気がするのだ。

岩ばかりの登山道にうんざり。雨模様だったらもっと怖いなぁ
不安定な態勢を整えるのに、平らな大きい石に腰かけた時、リーダーの先生に「そこに座ってはダメ!」と叱られる始末。
後ろが深く切れ込む谷側だからでした。

こんな岩の上ばかりを歩きます。


何故山に登る?
緩んだ体と心の日常を、ごまかしのない美しい自然と厳しい環境の非日常が目覚めさせてくれる・・・
から?

ミヤマダイコンソウ


登頂おめでとう!


のんびりと祠や標識の撮影ができない、岩だらけ・・・
槍ケ岳から雲が立ち去るのを待つ時間の長いこと長いこと

距離感を出す撮影方法のほうが良かったのに残念。
こんなシーンに一眼レフがいいのだろうが、とてもお供させてあげられないおが実情。
当分このカメラで記録するのみ


さぁ下山。昨夜の雨で石や木の根っこに足をかけると滑る。要注意だ


丸木橋をいくつか渡りぬかるみを歩き、休憩回数は少し減る。
はい下山しました。
待ち受けるマイクロバスで3日前の集合場所に戻りました。午後4時前だったかな?


クールダウンのストレッチを終え、自宅へ。
駐車スペースの片隅に生えていたキノコが、直径20センチほどに成長していた。



久しぶりの登山だったが、思ったほどの筋肉痛がなく、翌日から畑の野菜に挨拶に、普通の生活に戻れた。
岩場に対しても、以前よりは臆する気持ちが減った様に思う。

9日の光城山事前訓練トレキングも、何がしか役に立ったか?

参加者の皆さまありがとうございました。
特に私の前を歩き、大きな岩場では手を貸して頂き、ストックがないほうが良い場面では預かってくださったT様、
後ろから「怖いと、引いたら負けや」と励ましてくださったベテランのK様、
ありがとうございました。

中でも「わたしらサポートは出来ないわなぁ」と後ろへ移動されたベテラン女性、きつ~い一撃でも励みになりましたよ。

※画像は、時間や記憶をたどりながら羅列したが、誤りがあれば”お愛嬌”とご容赦願います。


もう数回しか高い山へは行けないだろうな・・・と、次回のスケジュールを頭に描く。


燕岳~常念岳総集編 終わり





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