蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

ヨモギ染め

2016年05月28日 | 安曇野とその周辺
ずいぶん前、当時パキスタン在住だった友人から頂いた木綿の白いストール。
軽いミシン刺繍があり、小さなスパンコールもついている。

畑の周りにどっさりあるヨモギで染めることにした。

通り道の看板に「森の中の染工房」
相談すると二つ返事で5月24日に実行となった

朝一番に収穫のヨモギをどっさり抱えて、スタート
工房には、大きなステンレスボールやお鍋などの道具が所狭しと並ぶ。

染める前のストール。幅1m 長さ2.2m 重さ155g


今回はまだら染と言い、布一面にこぶのようにつまみ塊を作り、それぞれを麻糸で結ぶ。
この作業が結構時間をとる。

およそ400gのヨモギをたっぷりの水で煮出した染料液
媒染(バイセン)は、鉄でした。

つまんで煮て洗って干して3.5時間。
出来ました!


「秋はススキの葉でも同じ工程でできますよ。ご自分で染めてみて」

いやぁ 道具がそろわないよー




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アサギマダラ

2016年05月27日 | 庭まわり
◆6/2 お詫びと訂正
 アサギマダラではなく、アゲハチョウでした。お騒がせ・・しました。
ゆくゆくはフジバカマに来ててくれれば嬉しいです。


すでに死んでいる蝶だけど、庭の葉陰に横たわっていた


胴体がない。鳥に襲われたのかだろう

図鑑から


間違いない!

過去2006年の夏にも見たのだから、10年ぶりにわがやに飛来していたのだ。
その時の感動ブログ再現

アサギマダラは,春は南から北へ,秋は北から南へ,まるでツバメのように「渡り」をする蝶。

フジバカマの花を好むと書いてあります
ヒヨドリバナ属はアルカロイドを含む有毒植物だそうで
アサギマダラの雄はフジバカマの花蜜からピロリチジンアルカロイドを取り込んで身を守るという。

春先に頂いたフジバカマの苗が順調に育っている


フジバカマは絶滅危惧種に指定されている。
それは普通に道端に咲いていたのが、宅地開発で居場所を失ったのが主な原因だそうです。
大切に育てて増やし、アサギマダラの飛来を待とう




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新緑のブナ

2016年05月21日 | トレッキング
久しぶりの里山歩きは、四阿屋山(あずまやさん)
あずまやさんには「四阿山」というメジャーな山がある。
長野県と群馬県の県境にまたがり標高2,354m。日本百名山の一つに数えられている。

こちらの「四阿屋山」は、標高1,387メートル。
『信州山岳ガイド』に名文があるので拝借転記します。

長野県東筑摩郡麻績村と、現筑北村の坂井、坂北、本城の旧3村の境の中心にある。
四阿屋神社があって地元の信仰にささえられていることは、四村から登るコースがあることが証明している。
北面の頂上近くには、かつてはもっとたくさんあったと伝えられているブナの原生林が残されていて、やはり四村に水を供給する重要な水源の山であることは、今も昔も変わってはいないのだろう。
人びとを温かく迎え入れるようなどっしりとした山容、四村民の信仰の対象、大切に残されている自然林などを知れば、信州百名山の101番目にしてもまったく異和感はなく、しかも登りやすい山である。

というわけで刈谷沢登山口から登ってきました。
時間は短いが急登が続くコース。



お目当てのブナ




四阿屋神社への階段


イチリンソウ? ニリンソウ?


黄色や青、白い小花が咲いていた。
残り花のヤマツツジもちらほら。

まもなく立派なマムシグサに


シダ


お気に入りブナ林


晴天に恵まれ、尾根にそよぐ風がきもちよかったですが、
久しぶりに見た山中は、少し荒れてきているなという印象でした。













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レンタカーのトラブル

2016年05月17日 | 安曇野を離れて
安曇野近況
雪どけ水をふくんだような清らかな流れ


田には苗が植えられ初夏を待ちます




与那国島でレンタカーを借りたのは、ハワイと北海道についで3回目。
今まで平穏無事にクリアしたのだが、ここにきて初トラブル。

走行中、どうも異音が聞こえる。
自家用車だと、先手で検査時に見つけ懸案事項は解決してくれている。
貸主に異音について報告したが、特に返答なし。
翌日、丘陵地を走行中に”アラジンのランプ”様の警告ランプが点滅し始めた。
貸主に電話で、ランプについても報告したが、「帰ってからこちらで見ます。」
やばいなと思い私が「スタンドを探します」と切った。

もともとガソリンスタンドが少ない上、内陸部のため他の店舗さえない。
結局ソロリソロリと走り、「祖納」へ。
2ケ所のスタンドとHONDAレンタカーの店頭には女性のみ。
整備工場を紹介されてやっと入庫。ふ~

おやじさんはパカッと開けるなり、即容器にオイルを注入!
私は費用のたて替えはいとわないが、一応「レンタカーだから貸主に電話を・・・」
という間も待てないほどの早業。

携帯電話を渡して説明していただきました。

別の機会に聞いた話では、島内には整備工場が確か2ケ所しかなく、日常的に待機状態で
預けっぱなしにはできないのだろうとのことでした。

よく調べずにいた当方にも非があるなぁ。
運が悪かったら火災の原因にもなるらしい。
やはり私には、強運の神様がついているってことだ.

曇天に明けて暮れた西のはしっこ旅は、これにて帳消し。

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与那国島4 馬鼻崎

2016年05月16日 | 安曇野を離れて
与那国空港近く西北に北牧場がある
牧場といっても囲いのない放牧場だ。

「馬鼻崎へ行こう」と同宿の年配男性と車を走らせ、途中で合流した同宿の若い女性が
案内してくれました。
その入り口は、素朴な「月桃の里」の看板。
養護老人ホームです。
ダンヌ浜を目前にする自然豊かな立地ですが、なんだか寂しくもある。

ダンヌ浜にて

馬に乗れて気持ちが高揚していた後なので、はしゃいでしまいました。

その右手先端に「馬鼻崎」が見える


ここに駐車し徒歩で10分ほど、北牧場へ




馬を眺めながらさらに奥へ進むと
先端の向こう側はこの景色


美しい浜と荒々しい断崖絶壁

同行のお二人はもちろん別々の旅人。
男性は、アジアのどこだからか流れて与那国へ、長期滞在。
この宿は定宿。
女性は10日滞在の方。もう何度か目の与那国。
マイルを貯め、普段は一生懸命働き、次の仕事の合間に与那国島で過ごす。
この方も「民宿もすら」が定宿。

長期だからレンタカーは借りず、バスと徒歩と部屋でのんびり時間をかけて、楽しんでいました。
いいなぁ~

今夕レンタカーを返却し、翌日は移動したホテルの前からバスで東の小さな町「祖納」を散策しました。
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与那国島3 オードリー

2016年05月14日 | 安曇野を離れて
さよなら~ ふれあい広場


後日オードリーのプロフィールを送って頂いた

オードリー♀17才
誕生日:1999年3月14日生まれ。
母ヨッシー(広場にいます)、父ピンタ

名前の由来は多分、お客さまに募集をかけて。オードリーヘップバーンより。

5頭の仔を産んでいる(全員オス)

性格:おっとり、優しい子。
馬の群れの中では弱い。
働き者の頑張り屋。
走ると、とっても早い。
びっくりしやすい、うま1倍?臆病なところもあります。

ふむふむ
17歳の牝馬に71歳のばあさんがまたがるの図


忘れ得ぬ オードリー






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与那国島2 乗馬体験

2016年05月10日 | 安曇野を離れて
2日目の宿での明け方4時。
目覚めて窓を見上げるとガラスに・・・


外側だから、のんきに「これはイモリかな?ヤモリかな?」と迷っているうちに寝入ってしまった。
どうもヤモリのようだ。
イモリ全書から
イモリとヤモリの違い

う~ん、ドライブ中に見かけたこちらのほうがかわいくて安心できる。
声をかけると遠くから寄ってきた。お土産はないけど・・・


今年思い切って与那国島へ出かけられたのはヨナグニウマのお蔭。
河田桟さんの本「はしっこに 馬といる」を読み、
『日本のはしっこに行きたい』積年の思いに、火が付いた。

島の紹介パンフレットを頼りに、どうせなら見るよりウマに乗ってみようということで
島内西南寄りの丘陵にある「NPOヨナグニウマふれあい広場」に予約した。
牧場に行って驚いた。河田さんの愛馬のお手伝いをしているのがこのふれあい広場でした。

河田さんにもお会い出来ました。
イラストも彼女の手になるのですが、ご本人とそっくりでした。

外乗メニューではぽっこぽっこと大自然の中を散歩できました。

まずは私に合う穏やかな馬と対面。名前はオードリー。
わっヘップバーン!
声のかけ方、手綱の引き方、乗り降り・・・を繰り返し練習する。


小型だから目線が合う。声をかけながら背や首に触れられます。

そして外へ出る。一人で歩いて来ますか? 
ま・ま・まさか!でスタッフさんが付き添ってくださいました。
「はい!はい!」と前進。「いい子だね」「いい感じ」などと声かけをする。


途中でおいしい草があると道草します。。

またまた道草。

なめられてはいけないと、手綱の左を手前に引いて軌道修正を試みる。

もうメロメロになりますね。犬や猫とは違う感情移入ができます。
『うん?何か?』と言わんばかりに、首をかしげて私の様子を見ている・・・ような気がする。
クセになるという表現が流行しているが、いかんせん遠い。

東京から年に数回、もう数十年も通いお気に入りの馬の世話をしながら、
ボランティアをしておられるご婦人がおられました。たぶん私と同年配でしょう。

在来馬の保存に取り組むスタッフさんの熱心な作業ぶりに、心が洗われるようでした。
以上画像はスタッフさん撮影。


河田さんの本
kadi books
ヨナグニウマふれあい広場
NPOヨナグニウマふれあい広場



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与那国島1

2016年05月07日 | 安曇野を離れて
3日目の朝、いよいよ与那国島へ移動
フライトは30分、どうも曇天模様である。
空港でレンタカーを借りる「もすら」の出迎えを受け、事務所にて16日12時~18日17時の契約完了。
ちょっとボロい車やなぁ。まっ一応TOYOTA車だし・・・。
その後心配は的中して、思わぬ事態へ。

気を取り直して
今夜の宿へ移動し、荷物を預けチェックイン。
島は東西に長いほぼ楕円形。小さな集落が東・西・南の3つ。
立ち寄りせず幹線道路を一周しておそらく40分くらいかな?。


西崎灯台は”いりざきとうだい” 東崎灯台は”あがりざきとうだい”。
太陽が昇る東崎をあがりざきと読み、太陽が沈む西をいりざきと読むのです。

まず西集落の久部良(くぶら)からスタート。
定番の最西端の碑。夕焼けは望めず。


島中にテッポウユリ。断崖絶壁にも咲き、風に激しくなびく野性味たっぷりの花です。


そこらじゅうに馬がいます。小型の在来馬ヨナグニウマです。
柵はなく、私は見かけませんでしたが車道を歩く姿もあるそうです。


遠くに車を止めてのんびり馬を眺める
トットットッと近づいてくる雰囲気もあるが、まだ接し方の学習をしていないので、離れた。


夕刻になり「夕日の見える丘」へ行くのはやめ、
港でダイブする少年少女を眺めていた。
クラブ活動かと思ったが遊んでいたのだ。懐かしい光景です。


引き上げかけたが、撮影に応じてまた飛び込んでくれました。




カメラを覗くでもなく、ぶっきらぼうに帰ってゆきました。












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石垣から与那国へ3

2016年05月03日 | 安曇野を離れて
石垣島2日目の午後
人気ナンバー1の観光地、川平湾へ。

あいにくの曇天だが、友人お勧めの「八重山そば」と宿が近いので散策を兼ねて






川平の島の駅方向へ行くと交番の裏手に「おいシーサー遇(GU)」
隠れた口コミのみの店です。
店主の手打ちそばはコシがあり汁は薄口?ちょっと甘口?

メニューも豊富です。

観光客がぞろぞろ入る店ではないので、雰囲気抜群です。
この交番を左手へ


目印は








おいシーサー遇
電話:0980-88-2233
営業:11:00~17:00(夏場は18:00)
不定休

店内にはおいしいジェラートもあり、お蕎麦といっしょなら割引あります。
※追記 ジェラートもここの手作りで、メニューも豊富す。
 外国人のご夫婦が口いっぱいに頬ばって楽しんでいました。

18時に待ち合わせてパンナ岳(公園)のヤエヤマホタル観賞へ。ちょうどよい時期だそうだが出るか出ないかは確約なし。
川やきれいな水辺にホタル・・・ではなく、山の中で朝露や雨の水分で育つ数種類のホタル群です。
お~ひかるは光・・・幻想的な乱舞で満天の星空のようでした。
大勢の人が訪れていました。
観光ツアもあるようですが、私はカヤックの上平さんにお願いしました。

6月ころまで観賞できるようです。

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