蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

認知機能低下? まだ余裕?

2023年04月15日 | 介助ときどき日誌

13日の庭に、キアゲハ今季発飛来。1株から花壇いっぱいになったフクロナデシコ

 

先月下旬、所要で関西へ

帰路の車内で老母の施設から入電、事情を話し夫が対応することに。

あわや!の事態をスタッフさんの機転で大事にはならなかったが、肝を冷やした。

いよいよ来たかと身構えたが一昨日の面会時に、いやいやまだ余裕かなと感じた。がこうして行きつ戻りつ降下線をたどるのでしょう。

 

その面会時『ブラウスを届けてもらうと嬉しい、元気が出る。お金は大丈夫なん?』

と急に言い出した。

『預かっている中から賄っているから大丈夫だよ』というと『そう、よかった』笑顔で終わった。預かって10年になるが初めての問答。

あわや!事件は100歳の母でもあれこれ考えているうちに、お釜でお茶を点てていた時を思い出したのでしょう。転居当時、私は一番好きなことを避けるのは申し訳ないと引っ越し荷物に加えた。

以後ずっと飾り物として居室に鎮座していた。かなり重いし電気コードが使えるなんぞ思いもしなかった。結局、スタッフさんと夫で「怪我をすると危ないから」と持ちだせた次第。

 

私の人生ほぼ下り坂、転げはしなくても確実に歩み始めた。会いたい人には会っておく。行きたい所へは無理のない程度に行く。積み残した山へも転げない配慮で達成しておこうっと。

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大台に乗りました

2023年03月04日 | 介助ときどき日誌

先日老母は100歳を迎えました。

高齢社会では

100歳以上は百寿者(センテナリアン)

110歳以上はスーパーセンテナリアンと呼ぶそうです。

語源はセンチュリーからだという。

 

母の次女つまり私の妹は、60歳で逝去しました。

その娘に当たる孫娘からおしゃれなプレゼントが届きました。

ガラス越しでは説明がうまく伝わらず、ひとまず自室へ。

ブリザードフラワーというそうです。

左側には孫娘とその子供2人の画像があります。

たぶんますますわけわからん!と思っていることだろう。

昨日ロビーの一角で面会開始決定のお知らせが来ました。

2組/日とのことで来週の予約を入れましょう。

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いきなり

2022年11月14日 | 介助ときどき日誌

ピンぼけだが、鳥の仕業か今年突然咲いたノコンギク。

好きな花。(ひょっとして違うかもしれないが)

 

老母の住む老人ホームに入室出来なくなって久しい。

面会もままならず、レベルが下がった一瞬の、先日対面訪問が叶ったのもつかの間また締め出しに。

 

12日土曜日、近くのクリニックに行くことになり久しぶりの同行外出が出来た。

ホームのスタッフさんから「左目の周りの発疹が気になります」との連絡があり、クリニックでは混雑を避けて早めて下さり診療時間前に入室した。

幸い事なきで、点眼と軟膏を処方され無事ホームに帰宅した。

いつもなら私の姿が見えなくなるまでロビーからガラス越しに見送っていたが、この日はシルバーカーを押しながらスタッフさんと何やら話しながら部屋へ向かって歩き出した。

「どこへ行ってきたのか?」らしき声が聞こえてハッとした。いよいよきたか!と不安がよぎる。

 

スタッフさんからも最近は少しあらっ?と思うことがあるが、生活にはたいして支障なく過ごしているとのことだった。

今日来た安曇野市からの封書に『要介護認定結果通知書 要介護3』

認定日は令和4年11月10日とある。令和3年11月に要介護1となったばかりで、こんなことがあるんですね。

来年2月には100歳だもんね。そりゃあ体力も認知機能も落ちて当たり前。それでも毎朝お抹茶を点て一口サイズの和菓子を頂く作法は続けているのだから大したもんです。

スタッフの皆さんには感謝 

感謝あるのみ。

     

 

 

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余計な想像?

2022年01月31日 | 介助ときどき日誌

埼玉県で発生の医師や介護士への殺傷事件。

自己勝手な動機らしき言い分記事を読みながら、容疑者よりこちらが頭に来る!

人生66年は何だったのだろう? 92歳の母上は浮かばれない。

他人の家に土足で侵入するのははしたないが・・・・斜に構えて悪態をつくなら、母親の年金収入がなくなることに不安と激怒が爆発したのか?

 

私の若い女友だちが、大病に2度の手術と厳しいリハビリを乗り越えみごと快復しました。彼女はその直前に父上を亡くされたそうです。「私の発病前でよかった」と。心配するであろう父親を案じてのことでした。

真の親思いはこういうことでしょう。

 

一方まもなく77歳になる私は、元気な98歳(今月末に99歳)の母に言わないまでも「死にたくてもうかうか先に死ねないわー」と内心憎まれ口をたたく。

いやいや夫も次女も60歳で亡くしている母。その後穂高に来るまで30年を一人で頑張ってきたのだ。愚痴はこぼさないがやはり心を痛めてここまで生きて来たのだろう。なぜか一緒に暮らしたいとは言わない。うるさい娘にまとわりつかれるより自由でいたかったのか?娘婿に遠慮しているのか?

明日は優しく笑顔で逢いに行くとしよう。庭からガラス窓越しの面会15分です。

信州出身の大関は227年ぶりの雷電に次ぐ。母は相撲と高校野球はTV観戦を欠かさない。

 

余談

若い友人とはインドへタイへトルコへとぶらぶら旅をした仲です。彼女が旅に出られる時まで私は元気でいなければ。

わたし待つの好きですから・・・・

 

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私を守る介護ロボ?

2021年11月06日 | 介助ときどき日誌

10月31日の夕方、興味深いテレビ報道番組「バンキシャ!」を見つけた。

https://www.jsme.or.jp/kaisi/1204-40/

なかでも遠隔操作ロボットを使ったカフェという企画を実現させた(株)オリィ研究所 の吉藤健太朗氏の思いと執念に感服。

ひょっとしたら私のもう少し先の老後の、”介護され生活”に力を貸してくれるかもしれない。自分で操作して私の介護を依頼するのって面白そうじゃない!

老後資金2000万必要という話がかつてありましたが、まず3000万は必要になるでしょうな。どちらも縁はなさそうな話で・・・・

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老人ホームのコロナ禍

2021年08月30日 | 介助ときどき日誌

いつも大変お世話になっている母のホーム。状況の変化にいろいろ工夫していただいている。

現在安曇野市は  「感染警戒レベル5 「新型コロナウイルス特別警報2   発出中」

面会はガラス越しです。

難聴の母とはホワイトボード持参で会話しています。

『このたびリモート面会を始めます』の通知は来たが、母のように歩いてロビーまで来れるなら、今まで通りガラス越しとする。

シニアカーで歩いてきて、椅子に腰かける

 

『元気ですか?変わったことは?』とボードに書き見せると、

母がありがとうと頭の上で丸を作る。まだ大丈夫だ。

『今日は〇と▲と▢を持ってきたよ』

母は『嬉しい』と答えているのがガラス越しに聞こえる。

『リクエストは?』と書いて見せると、本だったりポン酢だったり。

『ブラウスを買ってこようか?』と示すと

『今は出かけないからいらない』という。

しかし『いつもの化粧水を2本』とあわてて答える。

 

最近は本の注文がなくなったので、そろそろしんどいのかなと思っていると、化粧水!とくる。まだ当分元気だわい。

98歳で介護度は”要支援2”、シニアカーを押しひとりでエレベーターを操作してロビー、食堂へとへ降りてくるのは立派。

スタッフさんは「お元気でいいですねぇ」とおっしゃってくださるが、105歳は勘弁してほしいと内心ちらっと思う。

 

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老母の嘆き

2021年05月24日 | 介助ときどき日誌

植えた覚えのない花が倉庫の横に咲いている。鳥からの贈り物かな?

 

ホームの面会がガラス越しになって久しい。昨日の訪問時

『そっと車で外に出られない?』

『ムリ無理。もう少し我慢だね』

 

元気な母でも最近は体力落ちてるな、と思うことがある。

面会時にはスタッフさんが椅子を揃えてくださる。マジックペンを落として拾う姿は、以前より足が弱っていると見える。98歳だもんねぇ。

スタッフさんに伺うと、最近はたまに早朝のお点前をしていないそうだ。朝刊を被って寝ていることがあるとのこと。『もうお茶はやめる』と言い出せばかなり弱ってきたなとのサイン。まだ抹茶のリクエストがあるので、シメシメと納得する。

愛用の薬や化粧品などの日用品は自宅でストックしている。そろそろ届ける頃だと思っても、届けないことにした。

事前に、スタッフさんへ面会時間を通報し母に『リクエストはあるか?』と伝言をお願いしている。

メモを持ちひょこひょことやってきて、ガラス越しにハイタッチがいつもの挨拶になった。

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リアクションを楽しむ

2021年03月19日 | 介助ときどき日誌

母のリクエストに応えるべく探し物を届けに行きました。

リクエスト品はこれでした。

スタッフさんからの助言では「今流行っています」と、他の入居者さんのねこを見せてくださいました。

タグの写真も撮り、amazonで探したところありました。

 

今日クロネコさんから届き、預けて帰るつもりでしたが、ケアマネさんが「ちょっと待っていてくだい」と

「リアクションが面白いのでしょうか?」と私。

「そうです!」と言いながら急ぎ部屋へ行かれました。

中ドアガラスの先に向けてぬいぐるみを見せると嬉しそうでした。

渡されると、母は「よく来たねぇ」と言いながら愛おしそうに抱いていました。

重量感もあり抱いていると暖かくなり実物の猫を抱いている気持になるそうです。

注意事項のメモを拡大コピーして渡しておきました。

それにしてもたかがぬいぐるみ、されどぬいぐるみ、結構なお値段でした。貯まっていたポイントを使い、これほど喜ぶならお得なお買い物ではありました。

首輪の色を変え、小さな鈴もつけて持ち主が分かるようにしておきました。

 

 

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老母の誕生日プレゼント

2021年02月22日 | 介助ときどき日誌

いまだ面会制御中

25日で98歳に、安曇野へ移住して8年になる。本人も私もこれほど長くなるとは予想していなかった。それじゃぁ何年までだったの?と言われても困るけど。

毎年孫からお花を頂いているが、部屋の暖房で傷みが早く後始末も手間がかかり、今は私が入室不可ため大好物の和菓子を指定。創業200年以上の京都/鶴屋吉信さんです。

「プレゼントの柚餅を送りますが到着が遅れそうです」と連絡が来た。

「本と室内履きを用意しているので、タイムラグで2度美味しい!」と返信しておいた。

きっとバレバレで私の分も来るに違いない。嬉しいな

 

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老母のコロナ禍中

2021年01月25日 | 介助ときどき日誌

外出できない寂しさを味わっている母。前回の面会日にはお寿司が食べたいと嘆いていた母。収束の目途なしのいま、もう少し我慢だよとも言えない辛さ。

それどころか再び面会禁止となり可哀そうです。だって2月下旬には98歳。先を思えば、今は元気と言えどもチャンスはかなり下がる。

ホームのスタッフさんのご苦労と協力には感謝の日々です。母には部屋で支払った領収書の管理させているので、昨日おやつの時間に持参してくるよう伝言を依頼しました。母が見つけられずスタッフさんへ以前からの保管場所を告げ、入手できました。記憶力⤵か?

玄関の中入り口のガラス越しにロビーで待機する母を撮影。

散髪もままならず、ヤマンバの趣に。

数日前には最新号の「週刊現代」をリクエストされた。コンビニで購入し私からのメモを挟みスタッフに預けました。

『お茶でコロナが消える』-奈良県立医大の論文の中身- この記事が読みたかったのかな? 毎日欠かさずお抹茶と緑茶を飲んでいる母としては、確信の情報が欲しかったのかもしれない。

私なら『藤 圭子と高倉 健がいた時代

私からのメモには ”〇〇子も読みたいので捨てないで” と。

 

コメント (2)
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