蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

ある日の朝食

2012年09月14日 | 暮らしの積み木
老人の留守宅滞在は、とにかく不便きわまる

新しい道具や調味料を増やすのは、後片付けに手間が増える。

工夫する朝食


主婦の知恵はたいしたものです!

畑の野菜、トマト、万願寺とうがらし、ジャガイモ、タマネギに安曇野「俵屋 塩こうじ」をのっけてとコショウをふる。

おぼろ豆腐も混ぜてポン酢をポン。

この日はパン、ハム、グレープフルーツ、ヨーグルト、紅茶でした。
結構美味しい。

ほかにコンソメなしのスープは
じゃがいも、タマネギ、かぼちゃ、ピーマンを適当に切る。
塩麹、コショウ、チーズを加えコトコト煮て、牛乳を足して出来上がり。

あれば、夏に冷凍保存しておいたもろこしの粒もOKね

これだって結構おいしい。
猛暑に疲れた体にいいでしょ?
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決断の瞬(とき)

2012年09月12日 | 介助ときどき日誌
社会見学気分でふたつ目のホーム見学。気に入ったようだ。
生活相談員の方が同じ姓、孫のお嫁さんと同じ名。出来過ぎのシチュエーション。

24室と小ぶり。同じ館内にデイサービス部門があり、同じスタッフが介助に当たる。
ごく普通に生活している方や、車椅子から解放されて歩けるようになったと喜ぶ男性。
外部の方も受け入れているデイサービス。リハビリ訓練室があり、母は嬉しそうだった。
しかし自宅にもどりたい気持ちは変わらないようだった。なかなか冷静である。

せっかく外出したので、モール街で食事をすることにしよう。
消化器系の病気ではないので気楽である。
看護師さんに伺うと「どうぞどうぞ愉しんできてください」ホームの車の送迎つきである。
帰院時間を1.5時間延長し、お寿司をたべました。

そして帰り際トイレに寄った時の、母のつぶやき。
「トイレごときで、こんなに不便になるのか」と嘆くのだ。
車椅子で移動していたのだが、多目的トイレの順番を待つもどかしさ。
一般トイレで済まそう(「私はもう歩ける」という)と奥に行くとまたまた行列。

私が帰ったあと主治医の先生から「美味しい食事を作ってもらい、生活はもうゆっくりしてはどうですか?」と話があったそうだ。歩けるだけでは生活は無理なのだ。血圧が高く貧血をたまに起こす。
戦力外通告みたいな気分だっただろう。きっと

夕刻、立会いの看護師さんから「今日見学のホームにゆきます」という伝言。
持参家具の採寸をした。使い慣れた、見慣れたものは、きっと役に立つだろう。

今朝本人から「ひと晩考えて、安曇野へ行きたい」と電話がきた。
ひぇ~結局スタート地点にもどったのだ。大丈夫か~。
二晩考えたほうがいいんじゃない?
以前「あんな田舎」とソデにしたホームは、おかげ様で…とは言わないが、「今は満室なんですの。」

孝行娘のつぶやき・・・・あ~あ、ふりだしだよ。

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迷い

2012年09月11日 | 介助ときどき日誌


信州の山道に似る高野山への道から眺める景色。下のほうにポツンと一軒家。
ここはかつて弘法大師が、山をめざした旧道だそうな。
標高550メートル。
右へ裾野が広がる美しい景色をみる山あいの道幅は、やっと車がすれ違う


母はリハビリ訓練が進むにつれ、自宅戻りの執着がますます強くなってきた。

ただ杖をついて歩けるだけなら、それはよし。
しかし生活となると・・・・

親子ともども初経験だから、先の見通しがたたない。

一旦は安曇野へ行くといった。その方向で準備を進めた。

少し元気になると、地元に残ると言い出す。

ではと、今後の参考に有料老人ホームの見学をする。

ブラウスにスラックス、帽子をかぶり、唇に紅をさす。
「あらぁかわいくなったねぇ」とヘルパーさんに声をかけられ、澄ました顔で
施設から迎えの車に乗り込む。

予想より立派で気後れしている。耳が遠いので頓珍漢な受け答えをしても澄ました顔でいる。
本人が行くと選んだ施設だが、現実とフィットしないのである。
病院の看護師さんからは「本当にお母さんは行きたいのですか?」と言われ、私の顔を覗く。
ったく~の心境である。

今日は2ケ所目の見学日。リハビリ訓練に支障のないよう、時間設定する。

思えば私たちの移住の時は、全く関心も転居する気もなしだった。
そこへトラブル発生。しんどい入院生活を耐え、・・・私も。
今回も「あんな田舎」と安曇野転居をソデにした。

今月末には退院しなければいけないのに、まだまだぐずぐず決めかねている。
居宅一人暮らしの道を選んだ場合、この半月は大忙しである。
ケアマネージャーと面談し、プランを作成し部屋を改造したり、新たに必要になる家具やその他小道具の調達をすることになる。
レンタルだからと安易な考えはいけないと思う。1割負担云々は結局無駄をつくりかねない。

またあれじゃこれじゃと決まらないのだろう。
自分ですると意地をはった以上、自身の手で進めよ、がんばれ!

あと半月の辛抱だ。今月末にはさっさと信州へ帰るよ~。
なして今夏の暑さに大阪で耐え、秋風の吹き始める10月に信州へ戻る・・・・

ヘルパーさんの出入りにストレスがたまり、やがてバスで買い物に行ったり、食事に出るのも億劫になってくるだろう。
再度の骨折もあるかもね。

もう呼びつけないで!と、祈り宣言しよう。



ブッダは、『運命でなくすべて因縁である』と、説いたそうな

さて結果はいかに。

余談
14日には長くお世話になっている補聴器センターが、病院まで出張して保守点検をしてくださる。
オーダーたが、痩せて耳穴が小さくなってはいやしないか?
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野菜がどっさり

2012年09月08日 | 暮らしの積み木
母のリハビリ訓練が順調で安定してきたため、私の病院通いが数日おきになり一段落。
時間に余裕ができたので、出来るだけ自炊を増やしている。

自宅から野菜や好物のお菓子が届いた。
封をあけると新聞紙のクッションの下に、ぎっしり詰まっていた。

整列!


なす、万願寺とうがらし、とまと、ピーマンは畑から直送だもんね、ありがたい。
蔵久のかりんとう、飯田商店のみすず飴(果汁100%のゼリー菓子)も、心憎い配慮

なぜか”長野県産”ぶどうと幸水なしも入ってる。
そうかこちらで果物は山梨県産が主流、野菜は信州産が多いけど。


息子の奥さん達は届くとこうして広げたり、孫娘の受け取り情景の写真やコメントを知らせてくれる。

なるほど開陳作業はワクワクするんだ。そして工夫しながら冷蔵庫へ納める。
新聞紙にくるむクール便は、到着時も鮮度が保たれていることがわかった。

送る前に品種と数量をざっとメールで知らせている。
冷蔵庫のキャパを確認しているのだが、嬉しいことに殆どの場合「ぜーんぶOKです!」と返信あり。


冷蔵庫が満杯になり、幸せな気分になった。

余談
今夏の体調管理に知人から「甘酒」を勧められ、なるほどいい感触。、
相性抜群だったので再度amazon.comで取り寄せた。
いくつか他商品を試したが、今はこれに落ち着いている。


残暑バンザイ!
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う・う・浦里炎上

2012年09月07日 | 安曇野を離れて
情けない。
2回も見学に行った小学校
いずれの時も感動したっけ
みんなが大事にしている学校だから、どうぞ長く保存活用されることを祈っていた

なんてこった!
NHKニュースから







2006年の記録だから、移住1年ちょいで訪れている。
浦里小学校を紹介した記事

数年後2回目に訪れた時、近くにおられた女性から「この学校に通わせたくて引っ越してくる家庭もある」と聞いた。
わかるなぁ~

火災現場を見て涙ぐむおじいさん(卒業生)、おかあさん(卒業生)、泣く生徒たち。
かける言葉につまる・・・


上田市は映画のロケ地を積極的に提供している。
長野県ではおそらく先駆的存在だろう
上田フィルムコミッション



上田城の近くに協会事務所があるから、落ち着いたら訪ねてみたい。



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