母も私の人生も風前の灯ではありません。
うっかり芯を折って短かくなっただけ!
Good Old Landさんのローソク
将来を見据えた医療制度のあり方が問われて久しい。
日本は世界一の医療制度(国民皆保険)を持つ国だといわれている。
その”負の遺産”というべき「薬大好き日本人」が形成されたようだ。
以前から母の受けている投薬について疑問をもっていたが、
今回思い切ってお世話になっている老人ホームの嘱託医に、減量の余地を相談した。
やめどきというより、ひとまず”減量どき”ってこと。
その理由1
4年前、大腿骨骨折の治療を受けた大阪の病院から安曇野市へ。
退院時に頂いた投薬リストを提出したところ、介護度3から要支援2に下がった今も同じ処方箋。
これはいかがなものか?
当時は初めての入院生活で不安もあったろうし、今後の生活はどうしようと
独居希望であれば眠れぬ夜もあったと思う。
その理由2
母の様子を週一のペースで見ているものにとって、私より元気な母に
睡眠薬や胃腸薬は必要かな~。
その理由3
医療制度に甘んじていては、子や孫の世代に遺恨を残す・・・
母も私も同じ考えだった。
母は昔から血圧で医療機関にかかったことはない、という。
便秘気味は気にかけていた。
ホームのスタッフも医師も「ほんのちょっぴりの分量ですから、害はありませんよ」
ほんのちょっぴり、その程度なら飲まなくてもいいのでは?
「やめて後、もし大きな変化が見られれば、すぐ走って相談に来ます」というわけで、
交渉成立。
削除は
胃腸薬錠・・・・・レバミピド錠100mg(「ムコスタ」という胃薬のジェネリック医薬品)
睡眠導入剤・・・トリアゾラム0.25mg
貧血薬錠・・・・クエン酸第一鉄Na錠50mg これはかなり少量になっているようだが。
残したのは
降圧薬2種・・・・カンデサルタン4mgとアムロジビン5mg
(なぜ2種類が必要なのか?次回の宿題)
便秘薬・・・・・ センノサイド12mg
別途、1錠/月のカルシュウム剤(骨粗鬆症予防とか)・・・・リカルボン50mg
かなり勇気のいる決断です。
「眠れないと心配するなら、昼間ゴロゴロ寝るのはやめて座って本を読んだら?」と進言。
訪ねると本や新聞を被った状態で眠っている姿がよくある。
「食べて寝っ転がっていれば運動不足でお通じにも良くないよ」
最近は食事やおやつ、トイレにレクリェーション(時々)参加とよく歩き(シルバーカー押して)
歩数は増えてきた。
前払いの薬代がまもなく終わり、減量となる暁にはどんな変化が出ることやら・・・・
私の責任は重いけど。