２００８年の漢字、麻ってのはどう？

YOMIURI ONLINE より
　株価だのドルの下落だの暴落だのの落とか崩壊や破綻の中から選ばれても良さそうだ。そのくらい嫌なことばかりなんで北京五輪なんてお祭りも遠い記憶。だから変というのは今年を現すにはちと大人しい。

　それと今年みたいに色々な事が起きたるとたった１文字を選ぶのは特に無理があるなぁと感じる。例えば１２月になって印象が強いのは人員カットの切かな。ボッケニャンドリ的には秋以降の漢字として麻もアリかなぁと思った。

「 アソウと言います 」

「 どんな字ですか？ 」

「 大麻の麻に、生やすの生 」

「 今風ですね 」

「 でも名前はスッ太郎ではありませんよ ハハハハハ 」

未必の故意

　裁判員制度の話をＴＶでやっていた。まだそういう制度をするには早いんじゃないかっていう進め方だった。その中で未必の故意も知らないような人が人を裁くことになるなんてのが出て来た。

　未必の故意を知らない人なんて居るのかいと思ってたけど極めて身近に居た。文字を見るとどんな意味なのか中々分らないけど、相棒という刑事物を見てるのだ。だから何故そういう言葉を知らずに済んでるのか不思議なのだがそれが現実だ。

　それって何って言うから辞書調べろのどうのとやってたら凄い話が出て来た。ヨメ職場で大掃除してたら銀紙を巻いた鎌が出て来たのだ。その鎌は余興で使ってたものなんだけど、普通は段ボールとかベニヤ板で作った鎌に銀紙を巻いて本物らしく見せるわけだ。ところが本物の鎌に銀紙だから凄い。偽物に見せる細工？　そんな事はない。天然集団恐るべし。

　もしこの銀紙を巻いた本物の鎌を振り回して怪我人を出したらどうなるんだろう。本物の鎌に銀紙巻いたって危ないことには変わりない。だから振り回して人に当ったらどうなるかは誰でも分る。未必の故意ってもんだ。でも余興で使う刀や刃物は大抵そういう風に作るので銀紙を巻けば安全だと勘違いしただけなんだろう。天然集団に詳しい俺はそう解釈する。なんたってタバコ吸う場所がないからってガソリンが置いてある物置きの中で平気で吸える人達なんだから。でもそれが勘違いだなんて世間一般で通じるか、裁判員にも通じるんだろうか。こんな事も裁判では多数決で決めるんだろうな。