窓ガラスにあったカゲロウらしき虫の抜け殻。優曇華の花と言われる卵を産むクサカゲロウかな。綺麗に抜けるもんだと毎度のことながら感心する。 |
ヨメは新しい職場に異動したばかりの頃は余裕をもって出勤する。それが半月もしないうちに今頃出て行って大丈夫かいねって頃に出て行く。田舎の通勤手段は車。朝の8時頃、そんなあたふた人ばかりなのか運転が殺気立っているので事故が心配だ。 本人もそれじゃぁいけないってことで時々早起きするが何故か家を出て行くのは同じ時間だ。新職場でも1ヶ月すると出勤時間一定の法則の通りとなる。早起きしようが寝坊しようが出て行く時間は同じ。そんなんだから職場の人には時間に正確なきちんとした人だと思われているかもしれない。 そんなヨメは時計を気にしながら何かをしてるかと思うとそんな事はない。全く見てないのだ。こんな調子のヨメだからボッケ家には廊下以外の場所には時計がある。なのにその時計を全く見てないのだ。時計の身になって思えばこれほど働き甲斐の無い職場は無い。 今朝、ボチボチ出かける時間だというのにヨメはのんびりお茶を飲んでいた。たまに近くの施設に寄ってから行くことがありそんな時は30分くらい遅く出て行く。今日もそんな日かと思って 「 今日は余裕な日かい 」 と聞くと血相を変えて着替えに走った。 |
東京に通学や通勤をしてたけど知ってる場所は限られている。少し分るのは御茶ノ水周辺と新宿、そして渋谷くらい。今思えば学生の頃、喫茶店で時間なんて潰さずに都心をブラブラ歩いてれば良かったが後の祭り。 渋谷の会社に通勤を始める頃は渋谷はよく分らない街だった。街を歩いてるうちに駅の方向が分らなくなるのだ。でもそのうち駅を見つける法則を発見した。低い方に行けば渋谷駅があるのだ。ただ山手線沿いに歩いた時はこの法則は使えない。 佐久市に住んでるある人が隣の御代田町(みよたまち)の友人宅に遊びに行った。行きは無事着いたけど帰りが問題だった。その人は反対方向の軽井沢に行ってしまったのだ。しかも軽井沢に着いてからそれに気が付くという… 標高差でいうと佐久市<御代田町<軽井沢町だ。避暑地である軽井沢が一番高い場所にある。なので単純に低い方に行けば佐久市方面には行けるはずなのだ。それぞれの差はざっと100mもあるので坂も急だから間違いようがない。というわけでその人は水平方向だけでなく垂直方向もダメという3Dな方向音痴だったのだ。 |