蟻に襲われていた派手な虫がいた。何だろって話になった。直感的にカメムシだと思ったけど、「コガネムシじゃないの?」 とあまり虫に詳しくない人が言った。小楯板(しょうじゅんばん)が良く見えないので後で調べることにした。ちなみに小楯板は今回覚えた初耳言葉。
コガネムシなら甲虫(こうちゅう)の仲間なんだけど、甲虫の羽の特徴は下の図のような感じ。
カメムシを掴むことはないので羽の構造は全然分からなかったけどコガネムシのように小楯板は有った。それが甲虫より大きく特にこのオオキンカメムシは背中全体を覆うってるくらい大きかった。
富士山に危うい矢印 須走口7合目、町が消去検討 |
・・・・・略・・・・・ |
登山ルートとは違う方向を示す矢印がペンキで描かれていることが13日までに、町などへの取材で分かった。 |
・・・・・略・・・・・ |
関係者は「大きな事故につながりかねない」と懸念する。 |
・・・・・略・・・・・ |
山小屋関係者の中には「富士山の自然や景観が損なわれる」との憤りや、自然公園法や文化財保護法に抵触するのではと指摘する声もある。 |
・・・・・略・・・・・ |
2017/7/14 08:21 静岡新聞 NEWS |
大きな事故になりそうだと思ってるのに直ぐに行動しないってのが全く理解出来ない。さっさと消すなりすれば良いのに誰かが 「 何だこれは! 危ないじゃないか」 とペンキで矢印を消したらその人は犯罪者になるの?
幸いなことに梅雨明け宣言出たとたんに雨だらけ。この天気じゃ富士山に登る人は少ないから天の恵みだね。天気が良くなるまでに矢印を何とかしなきゃ。
少し前に自転車のギヤを改造した。どう改造したかというとクランク側のギヤを3枚から1枚にした。峠登りなんて大変なのでやらないから歯数が26の小さなギヤは不要。歯数が48の大きなギヤでスピードを出すなんてのは爺には危険だからこれも不要。今は歯数40の1枚。その結果改造前の一番低いギヤ比は1:1から1:1.25になって高くなり、一番高いギヤ比は3.7から2.9になってかなり低くなった。
でもたまには行ってみたくなる。理由は3つ。(1)体力的にまだこの坂を登れるのか試したい、(2)このギヤ比で登れるのか試したい、(3)高山植物の撮影。まずは大河原峠だけどそこはパンクのため敗退。方角が悪いってことで今度は車坂峠に行くことにした。坂はきついけど途中まで車だし、そこからは11kmなのでパンクしても帰りやすい。
ただ斜度はかなりきつく平均8%もある。数回目のトライでようやく登れた急坂。初めて登ったのが9年前の9月で最後は5年前の7月で通算たったの3回だけ。達成率は3勝3敗もしくは3勝4敗で敗は勿論途中敗退。そんなんだから俺の脚力で今のギヤ比はちと不安。ま、時速5km/hで走れれば2時間あれば行けるだろうという机上の計算で計画した。
赤く塗った道が走ったところ
下の写真、一見坂の先で一旦平坦になるような感じだけどそうではない。この道は左に折れるだけで斜度は全然変わらない。しかも左に曲がる時に真面目に左側通行してると傾斜がきつい。道が折れると心も折れるのである。
10%あるかないかの急坂
出発地はチェリーラインの旧料金所。ずっと峠までは丁度10kmだと思ってた距離が実は11kmというのに萎えた。休憩込みで2時間10分で登ることが出来た。ギヤ比が高いので最後はちと大変だったけどここよりきつい峠道はそんなに無いから大抵の所は行けるわけだ。ただ車の交通量を考えると何処でもってわけにもいかない。平日なら道の広い大河原峠は貸切状態と言ってもいいくらい空いていて安全。
行ってきた記念