

はなねこ山 さんのブログでママコノシリヌグイは中々花が開かないってのを知った。そう言われれば開いたのを見たことないし、そのうち蕾みたいな形の花だと思ってたかも。花も米粒くらいの大きさってこともあって良く見えない。
それからちょくちょく覗いてるんだけど全然。折角なので三脚と接写リングを使って撮ってみた。花びらは5枚だったという発見。今までも俺が気づかないだけで咲いてたのかな、それとも雨の日が続いたせいで咲いたのかな。それにしても梅雨明けしたら梅雨みたいな天気が続く。
ママコノシリヌグイ、優しい継母が継子の失敗を尻拭いした、なんて風に読み取るのは可能かな。
当初は余裕があったら車坂峠に自転車を置いて高峰山まで行くつもりだった。峠からの標高差はあまりないから往復でも1時間くらい。だけどそんな余裕も無かった。ならばもう少し涼しさを満喫してくれば良かったけどお腹も空いてたのでとんぼ返り。
車坂峠に行く途中、木がこんなに伐採されていた
出発地点から走り出して最初に目立ったのがシモツケ。普段なら登ってる途中で撮ることはないけど今回は上に行ければ良いってことなので途中下車。ヨメちゃんのお陰でこういう花の名が直ぐに出てくるようになった。とはいうものの名前を知ったら知ったで気になる所が見えてきた。それが種類の特定の鍵になってたりするとこれまでの記事に怪しいのが幾つもありそうだ。
シモツケ
ヤブカンゾウと違って一重なのでノカンゾウかなと思ったけどニッコウキスゲ。このニッコウキスゲは禅庭花(ゼンテイカ)が正式名みたい。これもまたユリ科ではないらしいんだけどどう見ても…
ニッコウキスゲ
ショウマ、フウロ、ムカゴトラノオは峠で撮ったもの。アカショウマかと思ってたけどヨメ鑑定だとヤマブキショウマ。で、名前も見た目も似てるけとアカ…はユキノシタ科でヤマブキ…はバラ科と全然違う科だった。最近こんな事が多い。
ヤマブキショウマかな
ハクサンフウロかなと思いつつ2つ写真を撮ったけど花の中心部が全然違う。種類が違うのか同じなのか。同じ茎から出てる花をもっと撮っておけば良かった。
ムカゴトラノオかな
アザミとそれに止まってる蜂。アザミはノアザミとは思う。図鑑にはノアザミなら花の下がネバネバしてるってあったけど、そんなの触ってないから分からない。そんなことよりも毎回のように葉は撮ったのか、茎に毛があるかなんて聞かれてて… 蜂の名前は全然分からないのでハチ 長い産卵管で画像検索。
オナガバチの一種かな
藪の中にポツンと小さなユリが咲いていた。大きさの話をせずただ花の写真を載せたら庭先で良く見かけるオニユリ。家で調べたらクルマユリ。名前を聞いたことはあるけど見たのは初めて。特徴である輪生する葉がかろうじて撮れていた。
クルマユリ
この葉がクルマユリの名の由来
クルマユリの近くに咲いてたのでついでに撮っただけ。名前にハギが付くなんて思ってもみなかった。蕾はトリカブトのにちょっと似てる。
フタバハギかな
峠の向こう、群馬側で沢山咲いてるのを以前見た。写真では紫がかってるけどどちらかというと花の色はピンク。蘭って名前がついてるけど蘭ぽくない。実際蘭の仲間ではないそうだ。こういう紛らわしい名前は困る。
ヤナギラン