岩場に行く途中の山道を跨ぐ枯れ木。何時も屈んで通過なんだけどザックがひっかかったりして歩きにくい。木を切るといってもただ1本だけのためにチェーンソーは無駄。持ち運ぶエネルギーがあればのこぎりで切った方が良い。といって枯れ木は固い。この日ヨメは山歩きだし1人で暇だったので切ることにした。切る辺りの太さは30cmもある。どのくらいかかるか見当がつかなかったけど半日あれば何とかなるだろうと出かけた。問題は体力よりも最後まで飽きずに切れるかどうかだ。
切り終わってみたら20分。思ってたより短時間だったけど息が上がるほどハード。切り株は根が腐ってて触ったら下に転がった。これが分かってたら根本から遠い所で切れば良かった。でも地面から高い所の木の地面側は切りにくい。兎に角歩くのに不便は無くなったのでこれでおしまい。
一旦はこれで完了と思ったけど折角なので後日道にかかってる所も切ることにした。というのも切るのに長時間かからないからだ。切った後切り株もどかした。といっても下に転がしただけ。
2度目に切った部分は最初のより少し細くて直径25cmだった。切るのにかかった時間は14分。この時間を検証してみた。直径30cmの丸太と25cmの丸太の断面積で割ると、π × 152 ÷ π × 12.52 = 1.44となった。14分 × 1.44 = 20.16 となって決る時間は断面積に比例した。1分間に切る量を直径30cmの丸太を切る時間で計算してみると、 π × 152 ÷ 20 ≒ 35cm2 となった。う~ん、あまり役に立ちそうにない数字だけど今度チェーンソーのを計算してみよう。