この辺りは衝羽根草(ツクバネソウ)だらけじゃないか

　ヨメがツクバネソウがあるって言ってた時、何を指して言ってるのかあまり気にしてなかった。というのも俺はこの草が目に入ってたからだ。まるで遠近法の絵みたいに上に行くほど葉が大きい。後でもう１度ここを通った時、これがツクバネソウだと知った。ヨメはこの葉のことは普通だと言ってたけどこういうのって普通なのか？


上に行くほど葉が大きい

これがツクバネソウだと知ったらあちこちに生えているというのが分かった。４枚葉という特徴があるのに今まで全く目に入らなかった。それが名前を知ったとたんあっちにも生えてるこっちも生えてるのが見える。不思議だ。


ツクバネソウはあちこちに生えていた

花が咲いてる株はまだ無い。ようやく探したのがこれ。数えるほどしか無かった。


花は今頃咲き出すみたいだ

ヨメに動画を頼むと失敗する

　女はメカに弱い、そんな事を言うと最近は女性でもそういう仕事をしてるとか男でもダメな人が居るなどと反発が来る。確かに身近な男でも何人かそういう人は居る。でも総じて女性の方が苦手というかそういうの嫌いなんじゃないのかな。

　なのでヨメ限定の話としよう。ヨメは先ずオーディオ機器が苦手だ。再生とかポーズの記号がようやく分かり始めた。次のハードルはカメラだ。今のカメラは動画撮影が出来る。操作は赤いボタンを押せば開始、もう１度押せば停止。これ以上簡単な操作方法は無いと思われるけど、毎回「どうやるんだっけ」と聞かれる。それとカメラのズームが分かってない。ヨメが山に行って撮った写真は全て同じ焦点距離で撮ったものだ。そんなこんなでカメラを三脚にセットして動画撮影を頼むと失敗する。今回のは途中から俺の姿が消えたことだ。この言い訳はというと「録画を開始した後はビレイに専念してた」だ。トップロープだし確保器はグリグリだ。そんなに集中してやらなきゃいけないことではない。


この先は動画なのに静止画像





　三脚の使い方も良く分ってない。上の動画を知った録ってる時、三脚を斜面に置いて使っていた。撮影が終わって平らな所に持ってきたんだけど、足の長さが違うので上手く立たない。最終的にどう解決したかというと、足をすぼめて横に置いた。こんな話を人にボヤくと「毎日楽しそうで良いですね」と言われる。天然って言われて喜んでるけど意味は××なんだからな。若くて可愛い女の子なら微笑ましいが、ってこれもセクハラか。





　録画を開始した時に「スイッチ入れたよ」とヨメは言った。日本語覚えたての外国人じゃないんだからそれなりの言葉を使って欲しいね。メカが苦手な人に「スイッチ入れたよ」なんて言われたら何をしたのか心配になる。

この７年で足と靴の相性が最高＠クライミング

　元々柔らかい靴を履いてたけど８年くらい前に固めの靴を履いてみた。少なくとも地元の岩場ではそれが楽。足の親指の骨髄炎の前に粘液嚢腫というのになった。それが７年前。そのきっかけが固い靴にもあったのかなと思う。とはいえこんな病気になった人なんて聞いたことない。でも俺にとってはきっかけになったと思う。

　粘液嚢腫によって指が腫れて靴を履くと痛かった。その手術をした後今度は骨髄炎になった。足で踏ん張れないからまた痛みに悩まされた。俺は何事も痛いのを我慢してやるのは嫌なので中敷きを考えた。当時は指が反ると激痛だった。一番最初のは曲がらないアルミ板で反り対策としては完璧。そのかわり足裏感覚ゼロなのでどんな場所にどう立ってるのか感覚では分からないからいきなり踏み外すこともあった。その後痛みが減るにつれて樹脂だの薄い鋼だのと色々と試した。去年くらいからそういうのは要らなくなった。


紐で締める＠ミウラ・レース


ベルクロで締める＠ミウラＶＳ

　痛みが取れていく過程で靴も変えた。選ぶ基準は足が痛くないこと。といっても足型と靴型の相性があるので選ぶ靴は限られるし試すにも限りがある。紐は面倒臭いのでまだクライミングを始めたばかりの頃に買っただけ。でも紐の方が調整が出来ると思ってミウラ・レースを買った。そのうちミウラＶＳが足にピッタリだというのを見つけてこれも買った。やっぱり着脱が楽だ。

　ここのところＶＳを履くと足の痛みが現れた。靴が新しいというより履く頻度が少ないからかもしれない。すると微妙な所に立つのに躊躇する。微妙なところにはしっかり立たないといけないから余計痛い。俺は痛みに耐えては頑張れない。ふとリソールしたレースを久々に履いてみたら痛みが全く現れなかった。こういうのはこの７年間で初めてだな。それにしても気難しい足だ。





　ベルクロというのは面ファスナーの商品名。他の商品名にマジックテープなんてのもある。商品名の方が圧倒的に有名。