love


神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

Catch me if you can

2003-04-25 | インポート
↓に続いて、もう一つ映画のお話です。
巨匠「スピルバーグ」監督の作品で、なんと、実話からできています。

鮮やかな手口で、詐欺を働き、はやい逃げ足で世間を騒がせた一人の男。
つかまった後は、その経験(?)を生かしてFBIや金融会社に協力して、大もうけをしたという、うそのような本当のお話です。

演技派のトム・ハンクスにレオナルド・ディカプリオが主演です。
ディカプリオは、言わずと知れた「タイタニック」で、一躍「レオ様」と呼ばれるアイドルになりましたが、私は好きではありません。
はっきり言って、演技は上手とはいえない・・・でもこの映画はトム・ハンクスに助けられて、結構いい線いってるかな?(笑)

トム・ハンクスはすばらしい俳優です!
彼のフィラデルフィアでの壮絶な「エイズ患者の役」、フォレストガンプでの、ピュアな心を持った、少年の一途さを出した役・・・本当に感動しました。
彼が演じると、心の奥の深いところまで何かが染みとおるような気がします。

その反面、「sleepless in Seattle」や「You got mail」のようなロマンティック・ストリーで見せる、やさしさに満ちた役柄なんかも、忘れられない映画です。
(映画に出てきた、シアトルのボートハウスは、この目で見てきました!)

Catch me・・・で演じているFIB捜査官は、レオを思いやる、慈愛に満ちた父親のような、役ですが、静かな、静かな・・・役でもあります。
私的には、ちょっと物足りない役に感じたのですが・・・。

「Chicago」見てきました。

2003-04-25 | インポート
今年のアカデミー賞の「作品賞」を受賞した映画ですが、まだ見ていなかったので、行ってきました。
(ミュージカルが好きな私は、絶対見たかった作品です。)

舞台では有名な、この「Chicago」を見事なミュージカル映画に仕立てたのはロブ・マーシャル監督。
それもそのはず、彼は、ブロードウェイでミュージカルの振り付けや演出をしてきた人なのです。

そして、もう一つ、「助演女優賞」を手にした、「キャサリン・ゼタ・ジョーンズ」の、ステキなダンスを見たかったからなのです。
彼女は、もともとが舞台女優としてデビューし、その後、TVから映画へと進出した人ですから、ダンスは「昔とった杵柄」で、さすがと思いました。
ダイナミックな踊りと、グラマスな姿に圧倒されました!・・・すごい迫力!

まだ映画を見ていない人のために、「あらすじ」は書きませんが、・・・
どっちかというと「悪女役」です。
だって、夫と妹の不倫を知って、二人を射殺した、殺人犯なんです。でも、これを逆手にとって、ショービジネスの世界で生きていく・・・したたかな女の役ですから・・・

コンビを組む、相手役のダンサーは「レニー・ゼルウィガー」。
キャサリンとは、対照的に細めの女優さんで、「この作品で失敗して、仕事がこなくなってもいい」と女優としての未来を賭けて望んだと、雑誌で読んだことがあります。
そのくらいの意気込みで望んだダンスは、やっぱりすばらしい!

二人の衣装、髪型もナイス!
黒のボブスタイルの髪型のキャサリン、マリリン・モンロー風髪型の金髪のレニー。

彼女達を救い出す(?)弁護士役は、「リチャード・ギア」です。
彼のちょっとはにかんだような笑顔が大好きで、彼が出ているだけで、映画を誉めてしまうんです(笑)。
もちろん、この映画の彼のダンスは・・・
このくらい踊れれば・・ってとこかしら?(苦笑)。
(私の勝手な感想ですから、お許しを)

とにかく、最後まで、華麗でダイナミックで、見せるミュージカル映画です。
美術監督賞、編集賞、録音賞、衣装デザイン賞も受賞した作品です。

ステキな夢を見た時間でした。