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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

えぇぇっ~~~そんなぁ~~(笑)

2009-12-17 | インポート
今日は木曜日。
いつものようにボランティアに入った「国際交流ラウンジ」でのお話です。

久々にお会いしたペルー人のUさんと、お茶を飲みながらお話をしました。
彼は、日本語がとても上手になっています。こちらが感を働かせて会話をすれば「日常会話」は問題なし~~。

彼は、ペルーの「クスコ」に近い村の出身です。
ビデオで「日本映画」を何回も見ていて、日本に憧れて来日したそうですが・・・、

「日本に来る前に持っていたイメージと、現実の日本とは違いますか?」と聞いたら、
「まったく違います!ちょっとガッカリしました・・・」という返事。

「日本ってどんな国だと思っていたの?」
「頭は髷を結っていて、着物を着て、刀をさしている人ばかりだと思っていたのに・・・そんな人は一人も見ない!」って言うんです~~きゃははは

彼の見ていた日本の映画は「時代劇」だったんですね~~(笑)。

そういえば、ギニア出身の前駐日大使・サンコンさんもこんな話をしていらっしゃったことを思い出しました。

「日本人って、ちょんまげ結って、着物着て、刀を持っていると思ってたよ。
成田に着いて、空港内のTV画面でそんな人たちが動き回っているのを見て、やっぱり~~と信じたんだけど・・・電車の中でも街でもそんな人誰もいなかった・・・」

サンコンさんが見たTV番組は「水戸黄門」だったそうです~~(笑)。

これだけ、通信網が発達し「世界中が繋がっている」と感じる今でも、まだまだ「日本」という国が正しく認識されていないことが多いんですね・・・。

日本も中国も韓国も、遠い「極東の国」として一くくりみたいな感覚で考えられてしまっているんでしょう・・・(苦笑)。

特に途上国の人々に、もっともっと、「日本」についての正しい知識を持ってもらうための「PR」が必要だと思った日でした。
過日、仕分けで問題となった「JICAの予算」は、もっとそんな面で有効に使ってください~~~(苦笑)。