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表紙の色に魅かれて読んでみました(苦笑)。
「群青」~~、宮木あや子 著
なんか、映画にもなったそうですが・・・記憶がありませんので誰が演じていたかも知りません。
風景や人物の心の描写がきれいで、読みやすい本でしたが、定番の悲しい「恋愛小説」でした~~(苦笑)。
『舞台は、沖縄の離島(南風原=はえばる)。
サンゴが眠る深い青い海と、夜明けの空が溶け合う群青の世界で、一日が始まる島での物語。
20年前、「死の宣告」を受けた有名なピアニスト・由紀子が、療養のために南風原に来ました。
そこで、ウミンチュ(漁師)の龍二と恋におち、一人の女の子・涼子を産みます。
が・・・、幼い涼子を残して天国へ旅立った由紀子でした。
そこで、ウミンチュ(漁師)の龍二と恋におち、一人の女の子・涼子を産みます。
が・・・、幼い涼子を残して天国へ旅立った由紀子でした。
ここまでは、物語の第一話でしょうか。
男手一つの龍二は、育児はさっぱりですので、島の人たち皆に育てられた涼子ですが、特に「大介」「一也」という同じ年の男の子とは「兄妹」のように育ちました。
そして・・・・、この三人が中学を卒業するときから、第二の物語へと進みます。
三人の中では、いつも中心にいた大介、当然涼子も自分を好いていてくれると思っていたのですが・・・・、
涼子は、母と同じウミンチュの一也を選んだのです。
そのことを知った大介は、高校進学と同時に島を離れます。
涼子は、母と同じウミンチュの一也を選んだのです。
そのことを知った大介は、高校進学と同時に島を離れます。
涼子と一也は「結婚」を望み、龍二に許しを乞うのですが・・・、頑として許さない父親・・・。
「一人前の漁師になってから」という龍二の言葉に、それを示そうと深海にある「サンゴ」を採るために潜った一也・・・、帰らぬ人となりました。
「一人前の漁師になってから」という龍二の言葉に、それを示そうと深海にある「サンゴ」を採るために潜った一也・・・、帰らぬ人となりました。
ショックで心を病んだ涼子は、以後かたくなに心を閉ざすのでした・・・。
大学で陶芸の勉強をしていた大介は、南風原の土で「焼き物」に挑戦してみよと島に帰ってきました。
そして、涼子の様子を知り心を痛めるのです。
大介の献身的な関わりで、少しづつ心の闇から出ようとする涼子。
大介と涼子の心の結びつきを、強くするきっかけは、やっぱり群青色の海~~♪
きっと、これからの困難も、二人で支えあいながら乗り越えていくだろう・・・」という、想像をさせる終り方に「ほっ~~♪」 』
きっと、これからの困難も、二人で支えあいながら乗り越えていくだろう・・・」という、想像をさせる終り方に「ほっ~~♪」 』
小春日和の晩秋~~~気持ちも暖かくなって読み終わりました~~♪