我が家はたくさんの「経済小説」が、本箱にあります。
果っては、家族4人中3人が「金融関係」で働いていたせいです~~(笑)。
時々、引っ張り出しては読む「経済小説」~~~面白くて一気に読めます~~♪
先週から今日にかけて「二冊」を読みました!
「仇敵」 池井戸 潤 著
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銀行マンのお話しです。
《 元エリートバンカーだった主人公が、「いわれなき罪」をきせられ退職。地方銀行の庶務行員(同じ銀行で働いていても、総合職の銀行員とは、全く違う行員で、様々な雑務=駐車場の整理や廃棄物の処理、買い物等のみを担当します)となり、静かに淡々とした日々を送りつつありました。
そんな日々の中、営業担当の若い行員から、いろいろ相談を受け、彼の抱える問題を解決してあげるうちに、元の職場の「裏金江作」の真相に気づき始めます。
悪を裁くために、自らの命も危険にさらしていく主人公。
金融業務の中での「お金」のもつ性格・・・、時には「人間」と同じように「善」であったり「悪」であったりします。》
作者が元銀行マンであったということからくる、その内容の面白さは抜群です!
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「小説ヤマト運輸」 高杉 良 著
この本も、本当に面白くて一気に読めます!
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今や、全国どこでも走り回って、確実に荷物を届けてくれるのは普通になっている「クロネコヤマトの宅急便」~~♪
その当たり前のサービスが、開発されるまでの多くの戦い・・・・すごいものです!
運輸省や郵政省からの国家権力からの妨害や、社内での反発、大手顧客との決別・・・等々、「壮絶なる戦い」の様は圧巻!
数年前、「クール宅急便」の温度問題等で、世論から叩かれたこともあります・・・。
この本を、現場の人たちに読み返して欲しい(苦笑)。
「クロネコヤマトの宅急便」という配送革命を起こした社長の気持ちを考えたら、生半可な仕事は出来ないはず・・・。
「心して、ひとつひとつの荷物を届けなければ」と、絶対おもうはずです!(笑)
がんばれ~~~クロネコさん!
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ということで~~、経済小説は面白い!