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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「LGBTの現状と課題」~~研修会でした。

2016-07-15 | ボランティア

人権擁護委員の地区研修会に出席してきました。

研修内容は「LGBTの現状と課題」~~。



今、日本国内には「13人に1人の割合」で、LGBTの人がいるといわれています。

人権擁護委員の重要な活動のひとつに「相談業務」があります。
その相談の中でも、少しづつですがLGBTに関してのことが増えています。
そんな時代の中で、委員としての研鑽を積む意味での研修会です。

「LGBT」とは、

L レズビアン
G ゲイ
B バイセクシャル
T トランスジェンダー


この頭文字をとってLGBTと表現しています。

今日の講師は、自らがトランスジェンダーであり、
「LGBTを含めたすべての子どもが、ありのままで大人になれる社会へ」と,いう活動をされている
「特定非営利活動法人 ReBit」の代表理事である「薬師 実芳」さんでした。



私は、講師接待役を仰せつかっていましたので、講師控え室でお茶などを用意させて頂きました。
ほんのちょっとだけでしたが、直接お話をさせていただく機会がありました~~。
一言でいうと、「温かい優しい方」でした~~♪
言葉も態度も、とても穏やかでステキな方~~♪

行政や学校、企業等でLGBTに関する研修をたくさんなさっていらっしゃるとのこと。
ご自身が、子どものころから苦労されたお話や、ReBitのマンバーの方たちの体験されたお話し、等も含めて、「LGBTの子どもたちがいかに悩み、生き難い社会になっているか」ということを淡々とお話してくださいました。



日常生活の中で困っていること、法的保障のないことによって困っていること、働く上で困っていること・・・、
こういったことが解決できる社会を作りあげるためにも、多くの人たちが「理解者」にならないといけないんですね。

LGBTで苦しんでいる人たちが「カミングアウト」できるように、少しでも楽になって前向きに生きられるように、人権擁護委員として「多様性を認める心」を持って、これからも相談に対応していきたいと思っています。

ちなみに、「ReBit」とは、



「少しづつ(Bit)」を「何度でも(Re)」繰り返すことにより社会が前進してほしい、という願いが込められているのだそうです。

人権擁護委員として受ける相談内容は、本当に多岐にわたっています!
何年委員としての活動をしていても、これで十分ということはありません。
いつも「学ぶ姿勢」を忘れずに、貪欲に知識の吸収をしたいと思っている私です。