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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

教育講演会~~♪

2019-06-21 | 受験・学校

私の町では、6月は「教育月間」です。
その事業の一つとして、小学校6年生と中学生に向けての「講演会」が、毎年行われます。

『 いろいろの生き方を互いに認め尊重し合い、多様性を大切にする社会。
誰もが分け隔てなく共に生きるという「共生」の理念を町に根付かせ、明るい地域づくりを、そして一人ひとりが夢や希望を持つことで、生き生きとした元気なまちづくりをめざしましょう 』

という主旨での講演会は「人権擁護委員」の思いとまったく同じ、なので「町人権擁護委員会」として共催をさせて頂きますので、今年も出席してきました~~。



会場は、中学校の体育館です。
今年は、「障がいを乗り越えて~~夢や目標を持つことの大切さ~~」
というタイトルで「陸上競技 車いすトラック リオパラリンピック出場」の「中山 和美」さんのお話を聴きました~~♪



小さい頃からの夢だった「客室乗務員」となってすぐに、サーフィンをしている最中に突然足に麻痺が起こったそうです。
脊髄梗塞という難病です!(これが脳内だと脳梗塞)

両下肢麻痺・・・仕事も辞めざるをえなくなり「なんでだろう」「どうして私が・・・」と、一時は落ち込んだそうですが、母親から「仕方ないんだから」と言われて、「そうだよね。前を向こう」と持ち前の明るさと頑張りでリハビリに励まれました。

もともスポーツの大好きだった中山さんは、車いすでできるいくつかのスポーツに取り組み、ご自身が一番好きだと思った陸上競技に専念することにしたとか~。

幸い、今は勤務する会社の理解もあって、週一日の仕事に後の日は練習というすばらしい環境で、東京パラリンピックを目指されています!



「今ある自分の状況を精一杯楽しむ」~~という考えにたどりついた中山さんは、
「夢や目標を持って、努力することの大切さ」「周囲の人たちの支えに感謝する」、そんな気持をお話してくださいました。



印象に残った言葉の中で、
「障がいのために何か困ったとき、周囲の人の優しさや手助けだけを待つのではなく、自分から「お願いします」と、手を出すことも大切なんです」とおっしゃっていました。

本当にそうですよね・・・。
たくさんの苦難を乗り越えてきた中山さんらしい言葉に、大きくうなづいた私です。



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