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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

ハーモニカ

2002-02-08 | インポート
一気に春が来たような暖かい今日「ハーモニカ」の演奏を聞いて来ました。
今回は3人での演奏でしたが、本来は4人で「クァルテット」を結成している方達です。
「日本を代表するハーモニカのグループ」の名の通り、すばらしい演奏を聞かせて下さいました。
クラシック、童謡、ポピュラー、ジャズと幅広いレパートリーを持ち、アルバムもだしています。
高倉健さん主演の映画「ポッポや」で、健さんがハーモニカで「故郷」を吹く場面があったのですが、この演奏をしていらっしゃのが、このメンバーの一人です。

ハーモニカっていろいろ種類があるんですね。
コード・ハーモニカは190以上の穴が開いています。
クロマチック・ハーモニカはメロディーを中心に演奏します。
バス・ハーモニカは普通のハーモニカと違って吹いたり吸ったりするのではなく、ただ吹くだけで伴奏を受け持ちます。
私たちにおなじみの小さなハーモニカは複音ハーモニカというそうです。
今日の演奏では、この複音ハーモニカを3っ合わせて吹いたりもしていました。

今年の7月30日~8月4日まで、神奈川県厚木市で、「アジア太平洋ハーモニカ大会」が開かれます。
「子どもの頃の郷愁を誘う音色、ジャズだどの演奏で他楽器と奏でるハーモニー。手のひらの中でハーモニカは無限の音色を奏でます。」
と書かれたチラシには、可愛い男の子が一生懸命ハーモニカを吹いている絵が画かれていました。
現在、参加予定国は、韓国、中国、台湾、マレーシア、シンガポール、フランス、ドイツ、アメリカだそうです。
絶対聞きに行こう!





色とりどりのバッタ

2002-02-07 | インポート
包装用のリボンで作られている「バッタ」見たことありますか?
写真がのせられないのが残念ですが、なかなか、きれいなものです。
香港から入ってきたとも、台湾から来たとも、いろいろ言われています。紙や草で作ったのもあるとか・・・

今日は台湾の知人から教えて頂きました。
材料は細い紙のリボンと細い手芸用の針金だけ。1ケ作るのに、100円もかからないでしょう。
細かい手先の仕事になるので、目が疲れるかなと心配しつつ、興味をそそられ挑戦してみました。

「まず、ここを折って」「次は2回まわして」「ここに針金を入れて」・・・
一工程ごとに、教えて頂きながら、何とか出来上がりました。まあまあのできかな?
折り目をきちんとそろえたり、力の入れかげん等、ちょっとしたコツをのみこめば、案外上手にできそうです。

リボンは両端に金色が入っているものを使います。この細い金色の部分を触覚にしますので。
ピンクやブルーや緑や・・・たくさんの色のバッタが出来上がりました。
楽しいものです。

彼は、お母様に教えて頂いたとか。
「母は、とても手芸が得意です。3月には台湾から遊びに来ますから、いろいろ教えてくれますよ」と言って下さったので、何か新しい物を教わりたいなと思っています。


のんびりと・・・

2002-02-05 | インポート
何も予定が入っていなかった今日の一日は・・・
午前8時起床。シャワーを浴びてから軽く朝食。その後コーヒーを飲みながら、時間をかけて新聞を読みました。
Cafeをちょっとのぞいてから、散歩へ。
空はどんよりと雲っていて、空気も冷たい。いつもは海の向こうに見える島も全く見えませんでした。

散歩の途中、何人かの友人知人にお会いしました。
犬といっしょに歩いている人、お商売の配達途中の人、買物に向かう人、本格的にトレーニングしている人、お友達同志でおしゃべりしながらの人達・・・時には観光客と思われる人達も。
皆に「お元気?」「忙しいの?」なんて声をかけながら2時間程歩いてきました。
思いがけない人にお会いしたり、ひさしぶりの人だったり、そんな皆といろいろなお話しができるのも散歩の楽しみの一つです。

帰り道、農業を生業としている友人にバッタリ。「野菜持っていくか?」ということになり「遠慮なく頂きます」と「チンゲンサイ・ブロッコリー」を御土産に頂いて歩いていました。
家の近くまで来た時、近所の方が「お花持っていって」といいながら、差し出して下さったのは、たくさんの「菜の花」。
鮮やかな黄色に、まわりのどんよりした空気が、一瞬、華やいだような感じがしました。

今、家の中には、ピンクと紫のヒヤシンス、黄色と若草色のシンピジューム、ピンクとオレンジと黄色・オレンジのミックスのチューリップが、玄関や居間やキッチンに活けてあります。
頂いた「菜の花」は「早く春が入ってくる様に・・」と玄関にあるチューリップの横に飾りました。

午後は、ビーフシチューをコトコトと煮こみながら、パソコンを持たない友人達へお手紙を書きました。
いつも出かけた時、きれいな色使いのポストカードを買うように心がけています。
旅先だったり、本屋さんだったり、展覧会だったり・・・いろいろですが。

ハガキでも手紙でも「たより」が届くって嬉しいですよね。(と、私は思っているのですが・・・)
e-mailの時代になっても、郵便屋さんのオートバイが止まると飛んで出たくなります。
外出から帰った時ポストをのぞく瞬間もワクワク・・・
今日はDMだけでした。残念!

5ヶ月ぶりの息子

2002-02-04 | インポート
週末はひさしぶりに二男が帰宅しました。
超有名なテーマパークで、ダンサーとしてお仕事をしています・・・・が本当は俳優志望なのです。
ドラマのロケがあるということで、オフ交換をして頂いたのに、中止になったとかで、思わぬ休暇が2日間できたために、5ヶ月ぶりの帰宅となった訳です。

なぜか、「ひさしぶり!」って感じはしません。
昨年から何度かパークへ行き、彼の踊る姿を見ていますし、先週の月曜日にも、行ったばかりですから・・・
彼も踊りながら、「母上がいる」ってきずいていたとか。

でもゆっくり話をするのは、ひさしぶりです。
4月からの契約更新も終わった様で、”仕事がある”ということのありがたさを口にしていました。
パレードやショーの内容が変る度にオーディションを受け直し、面接をしての契約となるようで、なかなか厳しい世界のようです。

小さな頃から、「これをする」と決めると、目的に向かってすごい努力をする子でした。
決して途中であきらめることはせず、徹底的にそのことについての勉強もしていました。
ですから、大學卒業の時「俳優になりたい」という気持ちを打ち明けられても「頑張ってね」言っただけで、なんの不安も持ちませんでした。
アクターズスクールやダンススタジオでの勉強の他に、あちこちのお芝居を見たり、演劇関係のシンポジュームに参加したりと、そのための知識の積み重ねを続けています。
其の他にも、スポーツ医学の勉強まで始め、ダンサーとしての身体の管理にも気を使っています。
せっかく楽しみに見に来てくださるファンの方達のためにも、最高の踊りを見せたいと、いつも考えているようです。

パークのダンサーといえども、熱心なファンがついて下さるようです。
お手紙や、踊っている写真や、ビデオやプレゼントまでが届くとか・・・ありがたいですね。
そんな方達に支えられての毎日であることを忘れず、おごらず、感謝の気持ちを持って、日々をすごしたいと言ってくれた彼です。

今、「また、見に来てね」と手を振って出かけました。
今日も待っていて下さるであろうファンのためにも「笑顔」を忘れず頑張れ!




「翔けあがれ!4の2」

2002-02-02 | インポート
「4年生の総合学習の発表会にお越しください」という校長先生のお誘いで行ってきました。
4年2組の子ども達が作った「映画」の試写会です。
タイトルは「明日からの物語」。
夏休み前の7月からストーリを考え、脚本・BGM・小道具・撮影と、クラス全員でそれぞれの役割を分担しながら進め、冬休みに先生が編集をされたようです。
クラス全員の力が調和した作品が出来上がっていました。

このクラスの普段の授業も見せて頂いたことがありましたが、落ち着いたすばらしいクラスでした。

きちんと自分の意見が言える。
友達の意見も聞きながら、話し合いができる。

4年生でここまでできるのか、と担任の指導力と子ども達の持つ可能性に驚かされました。

映画が終わった時、女子の大半が涙を流していました。半年をかけて作り上げたという,満足感に感激してしまったのでしょう。
そして、その間のいろいろな苦労が思い出され、自然に溢れた涙なのでしょう。

映画作りを通して学んだことは・・・
「失敗をおそれなくなった」
「自分に自信が持てるようになった」
「あきらめちゃ駄目だ」
「回りの状況を考えながら行動する」
「粘り強くなった」
「仲間皆と考え、行動する大切さがわかった」
だそうです。

総合学習という時間は、考え方、使い方によって素晴らしい成果が出せるものなんだと、改めて感じました。
まだまだ手探りで進めている学校、先生方も多いと思います。
子ども達の持つすばらしい資質を引き出す授業に接っすることができた感動の一日でした。



5年前・・・

2002-02-02 | インポート
運転免許の更新のため、長男が帰宅。「視力が落ちているみたいだから、眼鏡いるかな」って気にしていましたが、大丈夫だったとか。

「もう5年たったのね」と、あの時を思い出しました。
5年前の更新の時は、私が入院中でした。
「網膜剥離」という、突然のアクシデントに襲われ、暗闇の世界を体験し、心のバランスをもくずしてしまいました。
主人や息子達に支えられながら、当時、政治家や有名人が数多く治療を受けていた、眼科医に手術をして頂き、普通の生活が送れる今があります。
応接セット・トイレ・シャワー・小さいけれどシンクまでついた、ホテルのような個室に40日間入院していました。
手術費・治療費・部屋代・食事代・・・ずいぶんかかってしまいましたが、お金を失った分、家族の絆・愛情の強さを強く感じました。

片方の網膜が駄目だったのですが、入院当初は両目をふさがれ、トイレ以外はベッドでうつぶせのまま、安静にしていなければならない状態でした。何をするにも介添えが必要でしたが、
主人は仕事の都合で週末しか時間がとれず、二男は大學の卒業試験のときでした。
大阪で就職していた長男が「会社を辞めて帰る・若いからやり直せるし」といって戻って来てくれましたが、申し訳なさで、自分が情けなくなりました。でも仕方がありません甘えさせてもらいました。
40日間、いやな顔せずに、献身的に看病してくれた息子のやさしさには、心から感謝しています。
二男も試験が終わった時から、帰って来てくれ、料理好きな腕を生かして、わたしの好きなものを作ってきてくれたりしていました。

私の兄妹・姪・甥・友人たち・たくさんの人達から励まされ、温かい言葉をかけていただきました。たくさんのすばらしい人達に囲まれている幸せを感じました。

看護婦さん達から「いろいろな患者さんを見ているけど、あなたほどすばらしい家族を持っている人は始めてよ」って言っていただきました。

手術をしても視力の戻らない方、たった一人で
老人ホームへ退院していった高齢の方、入退院を繰り返していた方・・・私より大変な方もたくさんいました。皆さんその後、どうしていらっしゃるのでしょうか・・お元気で頑張っていらっしゃることを心からお祈りしたいと思います。

虹の郷

2002-02-01 | インポート
伊豆半島の修善寺町には、おいしいおそばやさん、うなぎやさん、鮎を食べさせてくれるお店もあるらしいと、主人が、友人から聞いてきました。
「早春の伊豆半島ドライブもいいかな」とお蕎麦を食べに出かけたのは、先週の土曜日です。
ありました。行列の出来ているお蕎麦やさんが。「待ってまで食べるのは・・・」とどこかで時間をつぶそうと思い、観光案内を見ると「虹の郷」という字が目をひきました。
二年くらい前、来た時は雨で園内に入らなかったのを思い出し、行ってみました。

四季を通して美しい花々が咲き乱れる郷です。
今はちょうど水仙の季節。早咲きの梅はチラホラという感じでした。
この後、3月の終わりから、桜、しゃくなげ、藤、花しょうぶ、あじさい、ゆり、バラ、リコリス、萩、菊、に加え、秋の紅葉、園内いっぱいのパンジー、ベコニア、インパチェンス、マリーゴールド、サルビアと、次から次へ1年中目を楽しませてくれるようです。
多分「虹の郷」の名に恥じない美しさなのだろうと想像できます。

広い園内を、主人と腕を組み、いろいろな話しをしながら散歩しました。
入り口近くのイギリス村・・・赤いダブルデッキバスがあり、「ロンドンにいたのは10年以上も前ね」と懐かしく思い出しました。
園の奥の方にはカナダ村がありました・・・トーテムポールも、ショップで売られているメイプルシロップも、美しいカナダを思い出させてくれます。「また行きたいな」って夢を持ちつつ、園内を一周しました。
この季節は余り入場者も多くないようで、静かな時間が持てました。

主人が、「春の終わりから初夏にかけての一日、必ずもう一度行こうね」って約束をしてく
れました。その日を楽しみにしましょう。

それぞれの花達が、この冬の寒さの中で、じ~と自分の出番をまっている・・・虹として輝く日まで耐えている・・・
私達の人生もそう・・・耐える時、花咲く時いろいろありますね。
どんな時も夢を捨てず、頑張ることが大切なんですね。