prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「マッチスティック・メン」

2003年10月25日 | 映画
ごく最初の方で話のからくりは読めるので、変形の父娘ものと思って見ていた。エピローグの芝居でもそれははっきりしている。サプライズ・エンディングというのは、あまり長篇向けではないな。

あまり宣伝で騙し映画だとうたってはいけないのが本当なのだが、この情報化社会でまったく情報を隠す方が難しいし、何が出てこないか注意していれば、たいてい読める。特に一人の視点から物語が描かれる場合は。
エンド・タイトルでも、わざわざマッチ棒で描いたような字体を通している。
(☆☆★★)


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