ショーウインドーの1着のスーツを3人の若者が憧れるという話の発端は、今のロシアの貧富の差が拡大した経済状態が見える。
ただ、昔のソ連映画だとそういう生活のディテールを知ることが楽しみでもあったのだが、崩壊後はあまり興味をひかない。あまり意味なくカメラを動かしたり傾けたりしているが、感覚的にはどうも泥くさい。
一人が年上の女に惚れた途端に麻酔なしの割礼を受けるのは、こちらでいうなら包茎手術を受けるようなもので、どこの国も若い男が考えるのは似たようなもの。
ちらっとショッピングモールで「1+1=1」という店が見える。タルコフスキーの「ノスタルジア」のキーワードだが、関係あるとは思えない。アントニオーニ作品にも出てきたそうだし、何か元ネタがあるのだろうか。
(☆☆★★)
本ホームページ
ただ、昔のソ連映画だとそういう生活のディテールを知ることが楽しみでもあったのだが、崩壊後はあまり興味をひかない。あまり意味なくカメラを動かしたり傾けたりしているが、感覚的にはどうも泥くさい。
一人が年上の女に惚れた途端に麻酔なしの割礼を受けるのは、こちらでいうなら包茎手術を受けるようなもので、どこの国も若い男が考えるのは似たようなもの。
ちらっとショッピングモールで「1+1=1」という店が見える。タルコフスキーの「ノスタルジア」のキーワードだが、関係あるとは思えない。アントニオーニ作品にも出てきたそうだし、何か元ネタがあるのだろうか。
(☆☆★★)
本ホームページ