出だしのKKKの集会で格好よく主役二人が乗り込んでいるのに、バックアップする警官隊の通信機が故障して使えないというだらしなさにがっくり、続きをまじめに見る気がなくなる。
だいたい、ここでの新しいネタって遺体に麻薬を詰め込んで密輸するというごく有名な手だけではないか。それをもろに見せる悪趣味。平気でよその国に乗り込んでワルモンを退治するのはこのプロデューサー×監督らしい無神経+アメリカ覇権主義ぶり。キューバみたいな共産国家には何してもいいのだという意識がありあり。ドンパチだけ派手にしても、ちーっともスカッとしない。
撮影はイラン出身のアミール・モクリ。「ブルースチール」を見た後、「パシフィック・ハイツ」を見て画調、特にビームが入ってくるライティングが似ているなと思ったら、両方ともこの人が撮影監督なのであれまと思って名前を覚えたのだが、ここでもラスト近くそれらしい画があるが、監督のせいか特に個性を発揮するでもなく、MTV感覚にまとめている。
(☆☆★★)
本ホームページ
だいたい、ここでの新しいネタって遺体に麻薬を詰め込んで密輸するというごく有名な手だけではないか。それをもろに見せる悪趣味。平気でよその国に乗り込んでワルモンを退治するのはこのプロデューサー×監督らしい無神経+アメリカ覇権主義ぶり。キューバみたいな共産国家には何してもいいのだという意識がありあり。ドンパチだけ派手にしても、ちーっともスカッとしない。
撮影はイラン出身のアミール・モクリ。「ブルースチール」を見た後、「パシフィック・ハイツ」を見て画調、特にビームが入ってくるライティングが似ているなと思ったら、両方ともこの人が撮影監督なのであれまと思って名前を覚えたのだが、ここでもラスト近くそれらしい画があるが、監督のせいか特に個性を発揮するでもなく、MTV感覚にまとめている。
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