広告を見た時「見たい!」と思ったものね。CGコテコテのアクション飽きてきたところのツボをうまく押さえた。
ホントのこと言うとCGは画面の補正程度にだが使ってるし、スローモーションは使っているし(宣伝で言う「早回し」というのはコマ落としのことだろうが)、映画的なショーアップは当然しているのですね。ただ、精錬とはほど遠いわけで、素材をあまりいじっていない感じがウケているのだろう。
蹴りや突きより、肘打ちの印象が強い。同じアクションを三度も四度もアングルを変えて繰り返し見せるのは、テレビのバラエティみたい。
トニー・ジャーのアクションがすごいのはわかったから、今後は役のキャラクターを確立することが必要だろう。今のところ、マジメ青年という以上の印象がない。ストーリーも変に深刻になるのは余計な感じ。
(☆☆☆★★)
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