「椿三十郎」の考証 2005年04月12日 | 重箱の隅 江戸時代、花がぽとりと落ちるのが首を打ち落とされるようで不吉と、武家屋敷には決して椿を植えなかった。侍の多い江戸では魚をさばく時に切腹を連想させるからと腹から切らず背開きにしたり、葵の御紋に切り口が似ているからときゅうりを食べなかったというのと似たしきたり。 ところで「椿三十郎」の椿屋敷には庭いっぱいに何百ともつかない数の椿が咲いている。つまりまるっきりの作り物、ホラ話として作っているということ。ラストの血の噴射だってまるっきり噴水みたいですからね。ところがこれが“リアル”と間違えられて、下手な水芸みたいな血の噴射が流行った(今でもやってる)のだから困ったもの。 « ナースキティ | トップ | ジム・キャリー »
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