還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

健康寿命

2013年03月09日 | 雑記帳(その他)
「健康寿命」という新しい寿命の指標があるそうです、というか、あるんですね。

この健康寿命とは、「介護を受けたり病気で寝たきりにならず、自立して健康に生活できる」年齢のことと定義されています。
まあ、自己完結で生きていられるという意味になります。

この健康寿命は2010年において
男性:70.42歳
女性:73.62歳
だったそうです。
同年の平均寿命は
男性:79.55歳
女性:86.3歳

となっています。どちらの寿命も女性の方が長いのですが、意外に思ったのは平均寿命の男女差より健康寿命の男女差がかなり小さいことです。
これから読み取れるのは、男性では9年余り、女性では約13年もの長期にわたって日常生活に介護が必要なことです。
つまり、自力で生きているわけではなくて、生かされている期間が相当の長期にわたるってことなんですね。

私の親父は80歳までは医者通いしていませんでしたが、その後脳梗塞を患い、88歳で逝きました。
8年ほど、介護施設で世話になりました。
親父の年齢までは生きたいと思いますし、出来るだけ自力で生活もしたい。
大切なのは栄養のバランス、適度な運動と日常の健康管理につきるでしょうか?
毎日食べるもので体が出来ていることを考えると、食生活も疎かに出来ないと思います。

何気なく過ごしている日常のすべてが健康寿命につながることを、肝に銘じておく必要があるのでしょうね。