還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

インターバル速歩の効用その3です

2015年08月27日 | 雑記帳(その他)
インターバル速歩について過去に2回記事を書きました。
インターバル速歩インターバル速歩の効用その2です。

最近のNHK「ためしてガッテン」ではミトコンドリアが取り上げられました。ミトコンドリアは細胞内小器官でエネルギーの産生を担っていますが、ミトコンドリアが減るとスタミナ不足になる、増やすにはどうすれば良いかという、お話でした。

細胞1個にミトコンドリアが、100数十個から3000個ほど含まれているそうです。細長いワームみたいな形ですが、これは16億年もの昔にバクテリアだったミトコンドリアの祖先が、真核細胞に侵入し取り込まれ、細胞と一体化したという歴史があるそうです。

ミトコンドリアは糖や脂肪と酸素からATPと言う物質を作り、それがエネルギーの元になっていて毎日(←毎日ですよ)50kgものATPが作られ、消費されているそうです。リサイクルされているのですね。

このミトコンドリアは40歳を過ぎるとだんだん減少し、スタミナが続かなくなります。エネルギーの産生が追いつかなくなるからです。

そのミトコンドリアを増やす方法がある、それもたった1分で・・・・それは運動。
体に負荷をかけるとエネルギーが消費されます。そしてエネルギーが足りない状態に陥ると、ミトコンドリアを増やすスイッチがオンになるのです。

このエネルギーが足りない状態が1分続くとスイッチがオンになる、ちょっと息が弾む位で良いそうです。ちょっと息が弾む位の運動・・・ジョギングでも良いのですが、インターバル速歩でも十分効果があります。普通のウォーキングではエネルギーが足りない状態にはならないので、スイッチはオンにならず、ミトコンドリアが増えることはありません。

インターバル速歩は3分のサイクルで5回行うと良いと過去に書きましたが、ミトコンドリアに関しては1分の速歩でもかまわないようです。

食べ物でミトコンドリアを増やすことはできないのか?
・・・・逆に食物量を減らし、空腹に陥るとエネルギーが足りない状態と同等になるので、ミトコンドリアが増えてくれるそうです。
また姿勢の良い人は、ミトコンドリアが多い傾向にあるそうです。

ミトコンドリアが増えると、スタミナが増し、何をするのも楽になります。若々しくなります。

そろそろインターバル速歩を始めることにします。