電力会社に払う電気代は、各需要家に設置されている電力量計が計測する電力量によって決まります。
この電力量計は一台一台検査機関(日本電気計器検定所)が検定を行い、測定値が正しいことのお墨付き(検定済み)を付けて出荷され、各家庭に取り付けられます。そして使用期間は10年と定められています。つまり10年ごとに新品に取り替えられます。
しかし測定値が正しいと言っても誤差は付きもので、一般家庭用に使用される円盤式の場合
新品で±2%
使用中±3%
の誤差が許容されています。円盤式電力量計については、新品の内は摩擦も小さいので円盤がきちんと回りますが、年月とともにだんだん摩擦が大きくなり、使用末期には回転が遅くなる。これは避けられないので新品で誤差を0近辺に調整した場合、10年後にはマイナス誤差になり、電力会社はマイナス誤差分の電気代を取りっぱぐれることになります。
それで新品では誤差をプラス気味にして置いて、10年後にはマイナス気味になる、・・・こうすればトータルでは±0ぐらいに収まる、つまり初めの頃は払う電気代がやや高くなるものの、終わり頃にはやや安くなり、帳尻が合う。
しかし以前より電力量計の性能が上がってきたため、10年後でも円盤の摩擦が大きくなりません。そのためあまり回転が遅くならなくなっており、消費者はやや高い電気代を払い続ける結果になっている。。。。という内容の記事がずいぶん昔(私が20代の頃)に雑誌に載りました。
今でもそうなんでしょうか?
しかし、どの需要家も同じ条件なら、電力会社が超過利潤を得ていることにはなりません。ある意味公平です。
それで電力量計のことを見てみると、一般家庭等小規模需要家に取り付けられているのは普通電力量計。円盤が回るタイプで、誤差が2%許容されているものです。これに対し工場など中規模需要家では精密電力量計で誤差が±1%、もっと大きな大規模需要家では誤差が±0.5%の特別精密電力量計が使用されます。
つまり規模が大きいほど正確な電力が計測され、より正しい電気代が請求されているわけです。つまり一般家庭や小さな商店など小規模需要家は、割を食っている可能性があります。
この電力量計は一台一台検査機関(日本電気計器検定所)が検定を行い、測定値が正しいことのお墨付き(検定済み)を付けて出荷され、各家庭に取り付けられます。そして使用期間は10年と定められています。つまり10年ごとに新品に取り替えられます。
しかし測定値が正しいと言っても誤差は付きもので、一般家庭用に使用される円盤式の場合
新品で±2%
使用中±3%
の誤差が許容されています。円盤式電力量計については、新品の内は摩擦も小さいので円盤がきちんと回りますが、年月とともにだんだん摩擦が大きくなり、使用末期には回転が遅くなる。これは避けられないので新品で誤差を0近辺に調整した場合、10年後にはマイナス誤差になり、電力会社はマイナス誤差分の電気代を取りっぱぐれることになります。
それで新品では誤差をプラス気味にして置いて、10年後にはマイナス気味になる、・・・こうすればトータルでは±0ぐらいに収まる、つまり初めの頃は払う電気代がやや高くなるものの、終わり頃にはやや安くなり、帳尻が合う。
しかし以前より電力量計の性能が上がってきたため、10年後でも円盤の摩擦が大きくなりません。そのためあまり回転が遅くならなくなっており、消費者はやや高い電気代を払い続ける結果になっている。。。。という内容の記事がずいぶん昔(私が20代の頃)に雑誌に載りました。
今でもそうなんでしょうか?
しかし、どの需要家も同じ条件なら、電力会社が超過利潤を得ていることにはなりません。ある意味公平です。
それで電力量計のことを見てみると、一般家庭等小規模需要家に取り付けられているのは普通電力量計。円盤が回るタイプで、誤差が2%許容されているものです。これに対し工場など中規模需要家では精密電力量計で誤差が±1%、もっと大きな大規模需要家では誤差が±0.5%の特別精密電力量計が使用されます。
つまり規模が大きいほど正確な電力が計測され、より正しい電気代が請求されているわけです。つまり一般家庭や小さな商店など小規模需要家は、割を食っている可能性があります。