還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

認知症の予防が見えてきたかも

2016年01月14日 | 雑記帳(その他)
認知症の予測も様々ですが、80代以上では3人に1人が認知症になるという予測が有ります。しかし認知症の研究はかなり進んでいて、認知症一歩手前の軽度認知障害(MCI)なら、適切な治療で進行を食い止めることや、MCIから脱却することも可能なことがわかってきました。

このMCIは現在でも65歳以上の4人に1人の割合、800万人以上と推計されています。
一般的にMCI、認知症患者では歩く速度が遅くなることが多く(必ず遅くなるというわけではない)、歩行速度が分速48m(80cm/秒)以下になると、MCIや認知症のリスクが高まるそうです。

横断歩道は秒速1mで渡れるようになっているものが多いので、渡りきれないうちに赤信号に変われば、MCI、認知症を疑った方がよいようです。そう言えば父が70歳を超えたときには歩幅も小さく、歩く速度もずいぶん遅くなっていました。年齢の割りには衰えが早かったです。

今思うとそれはMCIだったかもしれません。しかし普通にしゃべれるしおかしな判断もしないので、認知機能に問題は感じませんでした。その後80歳時に脳梗塞で倒れた後はさすがにいろんな機能が一気に衰え、倒れて半年後には認知症の初期段階と言われました。

他には

・外出するのが面倒
・外出時の服装に気を使わなくなった
・同じ事を何回も話すことが増えたと言われる
・小銭での計算が面倒でお札で払うようになった
・手の込んだ料理を作らなくなった
・味付けが変わったと言われる
・車をこすることが増えた

これらのうち3つ以上当てはまれば、専門医に診てもらうのが良いとのことです。
NHKスペシャル 認知症革命より)

それでMCIになってそのままだと、5年後には半数が認知症に移行します。いままではMCIになるともう元に戻れないと考えられてきましたが、生活改善により回復できる可能性が出てきました。

バランスの良い食事や、脳トレーニング(トランプの神経衰弱などで記憶を鍛える)、運動により筋肉を付けるなど。

運動は全身の筋肉や感覚機能を使います。そのことにより脳内ネットワークが強化されて、認知症から遠ざかることが可能になります。

筋肉を付けるには筋トレまでいかなくても、インターバル速歩、ここでもインターバル速歩が出てきました。今までインターバル速歩というと、3分ごとに速歩とゆっくり歩きを繰り返すことでしたが、認知症予防では速歩の時間は5分にしなさいと・・・・

つまり5分の速歩と3分のゆっくり歩きの繰り返しです。心拍数の目安は120なのだそうです。

私の場合で3分3分のインターバルだと、心拍数は90台なので5分3分にすると心拍は100を超しているかもしれません。測っていませんが・・・・
この番組を見た翌日から、インターバル速歩の速歩時間を5分に延ばしました。

しかし・・・・4回目の速歩の途中からはかなり息が弾みます。妻はへっちゃらですが私はへっちゃら・・・・ではありません^^;;;