還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

1日8000歩で良いらしい

2016年01月18日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
今まで、1日1万歩歩きましょうとよく言われてきましたが、健康のためにはそれほど歩かなくてもよく、8000歩も歩けば十分ならしい・・・・ただし、これは60歳以上に当てはまるようです。

この8000歩ですが、8000歩ダラダラ歩くのでは効果が薄く、中強度の活動時間が20分必要ですが、それ以上歩いても効果は頭打ちだそうです。

またウォーキングする時間帯としては午後4時頃がベスト、朝起きて朝食前のウォーキングは良くないのだそうです。しかし夕方のウォーキングは現実問題難しいので、私は夕食後7時半頃から45分ほど歩いています。

東京都健康長寿医療センター研究所から発表されている内容は
4000歩以上・中強度活動時間5分以上でうつ病の予防
5000歩・7.5分以上で認知症、心疾患、脳卒中の予防
7000歩・15分以上で動脈硬化、一部のがんや骨粗鬆症の予防
8000歩・20分以上で糖尿病、高血圧症、脂質異常症の予防

また、病気の予防効果は1日1万2000歩・中強度活動時間40分が頭打ちで、1日1万2000歩・中強度活動時間40分以上と1日8000歩・中強度活動時間20分との差はわずかでした。しかも逆に過度な運動は、ストレスになって免疫機能を下げるリスクもあります。こうしたことから、「1日8000歩・中強度活動時間20分」が健康のためにもっとも適した活動量だと導き出すことができました。


青字内容は、過日テレビで放送されていた内容を加えています。

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ps.
中強度の活動とは安静時の消費カロリーを1として、3-5倍のカロリーを消費する活動となります。安静時の消費カロリーを1METs(メッツ)と言い、中強度の活動は3-5METs、速歩は4METs強となります。
(ただし60歳以上に適用)

若い人は代謝が高いので、3METsぐらいでは低強度です。年齢と中強度に該当するMETsは以下の通りです。

20~30代 : 5.0~6.9METs
40~50代 : 4.0~5.9METs
60代以上 : 3.0~4.9METs

ところでこんなデータもあります。
身体活動と運動の強度(単位)メッツ(METs)表
各種スポーツのメッツ

これによると
バドミントン : 7メッツ
自転車に乗る(22-25km/時) : 10メッツ

となっていますがどちらも経験した者としては、逆じゃないの?、と思います。

自転車に・・・ドロップハンドルのスポーツタイプですが・・・・30分連続時速30kmで走ることはできましたが、何でもあり(スマッシュ、ドロップ、ネット、ハイクリアー)のバドミントンのラリーを休まず30分は続きません。

しかし8000歩歩こうとすると、日常生活ではせいぜい2000歩程度のため残り6000歩を稼ぐ必要がある。

ウォーキングを歩数計で測ってみると1分106歩でした。通常のコースでは所要時間が44分のため4500歩程度と予想されるので、もう少し歩き足す必要がありそうです。

テレビでは、各段階をクリアするとそれぞれ書かれている病気のリスクが1/10になると言っていました。