還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

昔のNHKラジオドラマ

2014年06月01日 | 雑記帳(その他)
今日はちょっと懐かしいお話を書きます。小学校の高学年になった頃(1960年代前半)、夕方6時頃に放送されるNHKのラジオドラマをよく聞いていました。もっとも今でもしっかり覚えているタイトルは
応答せよゼノン、走れ源太、一丁目一番地ぐらいです^^;;;
ドラマ1本15分で、確か1日4本放送されていました。締めくくりは一丁目一番地でした。
他はSF、時代劇、身近な生活ドラマだったかな。4月に始まり、翌3月に終わるという1年続く長丁場でした。一丁目一番地は数年間続きました。
一丁目一番地の主な登場人物(声優)は
名古屋章(お父さん)
岸旗江(お母さん)
黒柳徹子(お父さんの妹で役名はさえ子)
千野光男(この家の子供で愛称ター坊)
ドラマの途中でター坊に弟が生まれました。名前は一彦か一雄か・・・あまり自信がありませんが、かずなんとかです。一と書いてかずと言うのよ、という台詞がありました。

応答せよゼノンは、主題歌の一部を覚えています。
誰かが呼ぶゼノン
応答せよゼノン
明日を夢見るゼノン
紺碧のうねり遙か
********果てなく
********(メロディは覚えています)
明日(あした)に向かって呼んでみようゼノン
********の部分は忘れました。
このドラマが描いた時代は当時(1963年度)から見て20年ほど未来、地球人口は40億人という設定(当時の地球人口は20億人台でした)、火星からクラゲかアメーバ状をしたケプレ人が来襲して、地表が次々に砂漠化して人類絶滅の危機に。その人類全員を干上がらせた日本海に集めて救うが、さらなる危機に襲われるというような話でした。

走れ源太の主題歌の記憶はもっと断片ですが、遊星王子の青春歌謡つれづれで見つけました。
雲が飛ぶ 雲が飛ぶ
きらめくは 剣(つるぎ)の林
こだまする 鬨(とき)の声
吹きすさぶ 風より早く
走れ源太 走れ源太
(ここまでは速く勇ましく、ここからはスローバラード)
草に寝て
空を仰げば 揚げ雲雀(ひばり)
ふるさとの 土の香り
源太 源太
どこへ行く 源太

時代劇では、主人公が太田道灌の少年~青年時代を描いたドラマもありました。ドラマでは幼名が鶴千代、元服後に源六郎と名乗っていますが、Wikipediaによると鶴千代→資長→道灌となっています。ちなみに父は資清(すけきよ)と言います。
時代劇では他に緑のコタンというドラマもありましたが、主題歌の歌詞はラストしか記憶にありませんが、メロディはだいたい覚えています。
身近な生活ドラマでは、いそべろくたという少年を主人公にしたドラマがありましたが、タイトルも内容も覚えていません。ただ舞台は和歌山だったかも。
SFものでは応答せよゼノンの前年が宇宙から来た少年、彼の乗るロケットの名前はベーター号、3人以上乗ると光速より速く飛ぶことが出来ませんでした。
応答せよゼノンの翌年が、百万の太陽だったようです。地球人の主人公の1人は「ユキ」だったような。

他に、21世紀への道という番組もありました。ドラマ仕立てだったような気もしますが、あまり明るい内容ではなかったように思います。歌詞のないヴォカリーズのような主題曲が新鮮でした。

カラオケに収録されていれば、緑のコタンを歌いたいものです。
同様に遊星王子の青春歌謡つれづれで見つけました。

一 波のしぶきと 氷の岩よ
   風も冷たい 北海の
   嵐にむかい まっしぐら
   緑のコタンを 夢にみて
   ああ 若き勇者 勇者はすすむ
   緑 ああ ああ ああ緑のコタン
 二 ほえる狼 手負いの熊よ
   声も届かぬ 原始林
   嵐にむかい まっしぐら
   緑のコタンを 夢にみて
   ああ 若き勇者 勇者はすすむ
   緑 ああ ああ ああ緑のコタン

今更こんなことを書いたのは、これらのドラマ(当時は連続放送劇と称していた)に触れた記事が散見されるので、私も知っていることだけは書いておこうと思ったからです。誰かがまとめてくれるとありがたいなあと(^O^)


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12 コメント

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ありがとうございます (豆パパ)
2022-12-18 15:21:12
ネモさん
大変詳しいコメントをありがとうございます。元記事は2014年に書いているのでもう8年にもなりますが、緑のコタンも走れ源太も、ネモさんが書かれている内容はこれっぽっちも思い出せません。

源太はラストで、フィリピンに渡ったのですか・・・・

私は何を聞いていたのでしょう???

遡れば60年ほども昔なんですね。

でも、ブログを続けていて良かったと思いました。
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Unknown (ネモ)
2022-12-17 15:35:20
「緑のコタン」も、「走れ源太」も良く覚えています。「緑のコタン」は確か、ハッカセと言う名前の昔の酋長の残したマキリ(小刀)に財宝の行方か何かが隠されていて、それを奪い合うという話が主軸だったように思います。主人公のポンションは、英国人のブラキストンの養子になり、なぜか、アイヌの出自を隠して上野の彰義隊や、函館戦争にも参加するのですね。おなじみの土方歳三も出てきました。「走れ源太」では、これも何故か、柴田勝家の甥の佐久間盛政が源太の知り合いで、秀吉に殺されたはずなのに、フィリピンで生きていて、源太と仲間はその手引きでルソン島に渡るという話じゃなかったかな。
記憶違いだったら御免なさい。
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遅くなりました (豆パパ)
2019-07-27 15:47:38
sahemonnnosukeさん コメントありがとうございます。コメントに気づくのが遅れて申し訳ありません。

走れ源太を聞いていらっしゃったんですね。放送時私は小学6年だったことになりますが、何年の時何が放送されていたのかはよくわかりません。

源太たちが海外に向かうというのも覚えてないし、そもそも走れ源太はタイトルと歌の断片(なぜか後半のスローの部分)しか覚えてないので、困ったものです。もしかして全編通しては聞かなかったのかも?

国会図書館に脚本が全て保存されているのもすごいことですね。
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ラジオドラマ「走れ源太」 (sahemonnnosuke)
2019-07-19 02:36:28
1963年4月から64年3月まで1年間放送された、須藤出穂さんの作品ですね。私も聞いていました。最近他のブログ(https://ameblo.jp/msaihoubako/entry-12487167795.html)で最終回を聞き逃してずっと心残りだったという記事を見て突然気になり始めました。別のサイトで最終回が感動的だった、という書き込みを見つけますます気がかりに。ちらっと聞いた話では、臼杵に”つきじろう”だけを残して、源太たちは海外に向かって出航するのだそうです。海賊のげんぞうの船ででしょうか?海賊のげんぞうは、実は宇治で斬首されたことになっている佐久間玄蕃允をつきじろうが摩り替えてこっそり助けたことになっていて、なかなか面白かったです。で、こういう情報も発見。国会図書館に須藤出穂さんのこの脚本が全部あるそうです!手に入れたらおしらせします。
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再度のコメントありがとうございます (豆パパ)
2018-01-08 15:00:59
ホサナさん、やはり同年代ですね。私は昭和26年の暮れに生まれました。ター坊の本名は全く思い出せなかったのですが、たけしだったのですね。

よしこちゃんを演じた声優のまつおよしこさんは、今もご活躍中の松尾佳子さんでしょうね。
巨人の星にも出演されてますね。

黒潮の舞台が和歌山のどこだったかも、つきじろうのおじさんもサッパリです^^;;;
あんなにかじりつくように聞いていたのに?
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続・私も聴いていました (ホサナ)
2018-01-07 18:45:30
「黒潮のうた」の舞台は新宮か那智勝浦か、そのあたりでしたね。

「走れ源太」の源太を可愛いがっていた武士を源太は「つきじろうのおじさん」と呼んでいて、この武士の主君は高山右近でした。

「一丁目一番地」のター坊と私は同年齢でして(昭和27年生まれ)、とても親近感をおぼえていました。
ター坊の本名は「たけし」で、親しい女の子の名は「よしこちゃん」
この声優さんは「まつおよしこ」という名前だったと記憶しています。
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ホサナさん、コメント感謝です (豆パパ)
2018-01-02 21:41:25
わーお・・・・
3年以上前の記事にコメントをいただき感激しています。50数年前にタイムスリップしました(*'▽'*)

タイトルは「黒潮のうた」だったのですね。タイトルも「白鳥先生」も全く思い出せません^^;;;

主人公の名前、「いそべろくた」の記憶(だけ)は確かです(^O^)
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私も聴いていました (ホサナ)
2018-01-02 21:15:42
和歌山が舞台のドラマは「黒潮のうた」という題名でした。

主人公の名前は「いそべろくた」でしたっけ? これは記憶にありません。

主人公が好きだった女性教諭は「白鳥先生」という名前でしたね。
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ありがとうございます (豆パパ)
2014-07-27 15:24:16
猫山れーめさん、大感激です。歌詞を教えていただき、ありがとうございました。おかげで記憶のピースが埋まりました。不思議なもので、メロディは案外覚えています。
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「応答せよゼノン」歌詞 (猫山れーめ)
2014-07-26 11:54:36
はじめまして。
私は1950年代の日本のSFドラマを研究している者です。
別件を検索していて豆パパ様のブログに行き当たり、上記記事を拝見させていただきました。

豆パパ様がお聴きになっていた「応答せよゼノン」主題歌の楽譜と歌詞は、広報誌「NHK」昭和39年1月1日号の折込付録に、次のように掲載されています。

「応答せよゼノン」山元護久作詞・富田勲作曲

だれかがよぶ ゼノン
応答せよ ゼノン
あすをゆめみる ゼノン
こんぺきのうねりはるか
銀色の砂はてなく
あたらしい大陸
第六の大陸
あしたにむかって
よんでみよう ゼノン

思い出の補完になりましたら幸いです。
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コメントありがとうございます (豆パパ)
2014-06-03 14:56:15
いちごミルクさん 初めまして
何度もお読みいただいてありがとうございます。麻酔から目が覚めたときは確かに苦しいですが、これだけはしょうがないと思います。でもその後は日々回復していき、数日もたてば体がすごく軽くなるのが実感できますよ。
ブログを始めたのは退院して2週間後のことで、ある程度元気になってからです。休暇中で暇でしたし、頭のリハビリも兼ねていました。

明日なんですね。手術の成功を祈っています。
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ありがとう (いちごミルク)
2014-06-03 07:21:25
はじめまして
ブログ何度も読ませてもらいました。ありがとうございました。明日同じ手術を受けます。
術後にあれだけのブログを立ち上げられた豆パパさん すごい精神力ですね。
私も負けないように頑張ります。
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