今朝も5時前に目が覚めてしまった。睡眠障害・・。
ラジオをつけると、今朝はニッポン放送から高嶋秀武の声が聴こえてきた。彼はぼくが深夜放送から卒業するころにデビューしたばかりの駆け出しのパーソナリティーだった。その後一時テレビにも出ていたけれど、やがて消えた。高嶋の担当の曜日かと思っていたら、5時近くなって、「アンコウのオールナイトニッポンを最後までお聴きくださって有難う」という斉藤安弘の声が聴こえた。最近の深夜放送は一人のパーソナリティーで引っ張るのではなく、細切れの分業になっているようだ。そして、5時が迫ると、これまた懐かしい昔のままのエンディング・テーマが流れてきた。
5時からは森永卓郎の番組だった。一曲目にかかったのは、サイモンとガーファンクルの“4月になれば彼女は”だった。そして「今朝の朝刊から」というコーナーで、光華寮事件をめぐる最高裁判決と、植木等さん死去の記事を紹介していた。植木等というと、アイデアルの傘のCMを思い出す。“何である? 愛である!”というだけなのだが、このセリフのあとで彼はヘッとシニカルに笑うのである。このセリフは、われわれにはやっぱりちょっと恥ずかしい。
先日の卒業式後の最後のゼミのコンパのときに、一人の卒業生(女の子)から「先生、“愛”って何ですか?」と聞かれた。
とっさに、スヌーピーの言葉を思い出した。“愛するって、お互いに見つめあうことではなく、ふたりで同じ方向を見つめること” スヌーピー(かチャーリー・ブラウン)が犬小屋の前に座っていて、犬小屋の屋根にのったウッド・ストックと一緒に同じ方向を見つめている絵だった。
彼と彼女がお互いに見つめあう時期もあるだろう、そして子どもが生まれるとふたりで一緒に子どもを見つめて時間が流れる、やがて子どもは成長して親から離れていく、残された二人は今度は何を見つめて生きていくのだろうか・・。って話したら、その子が泣いていた。どんな思いで、そんな質問をしたのだろう。
春は人を感傷的にさせる季節のようだ。
(写真は、卒業式でゼミ生から贈られた花束、色紙とブルーの軸のウォーターマンの万年筆。軸の色に合わせてフロリダ・ブルー(なんでフランス製のインクが“フロリダ”なのだろう)のインクを買ってきて、久しぶりに万年筆を使っている。)
ラジオをつけると、今朝はニッポン放送から高嶋秀武の声が聴こえてきた。彼はぼくが深夜放送から卒業するころにデビューしたばかりの駆け出しのパーソナリティーだった。その後一時テレビにも出ていたけれど、やがて消えた。高嶋の担当の曜日かと思っていたら、5時近くなって、「アンコウのオールナイトニッポンを最後までお聴きくださって有難う」という斉藤安弘の声が聴こえた。最近の深夜放送は一人のパーソナリティーで引っ張るのではなく、細切れの分業になっているようだ。そして、5時が迫ると、これまた懐かしい昔のままのエンディング・テーマが流れてきた。
5時からは森永卓郎の番組だった。一曲目にかかったのは、サイモンとガーファンクルの“4月になれば彼女は”だった。そして「今朝の朝刊から」というコーナーで、光華寮事件をめぐる最高裁判決と、植木等さん死去の記事を紹介していた。植木等というと、アイデアルの傘のCMを思い出す。“何である? 愛である!”というだけなのだが、このセリフのあとで彼はヘッとシニカルに笑うのである。このセリフは、われわれにはやっぱりちょっと恥ずかしい。
先日の卒業式後の最後のゼミのコンパのときに、一人の卒業生(女の子)から「先生、“愛”って何ですか?」と聞かれた。
とっさに、スヌーピーの言葉を思い出した。“愛するって、お互いに見つめあうことではなく、ふたりで同じ方向を見つめること” スヌーピー(かチャーリー・ブラウン)が犬小屋の前に座っていて、犬小屋の屋根にのったウッド・ストックと一緒に同じ方向を見つめている絵だった。
彼と彼女がお互いに見つめあう時期もあるだろう、そして子どもが生まれるとふたりで一緒に子どもを見つめて時間が流れる、やがて子どもは成長して親から離れていく、残された二人は今度は何を見つめて生きていくのだろうか・・。って話したら、その子が泣いていた。どんな思いで、そんな質問をしたのだろう。
春は人を感傷的にさせる季節のようだ。
(写真は、卒業式でゼミ生から贈られた花束、色紙とブルーの軸のウォーターマンの万年筆。軸の色に合わせてフロリダ・ブルー(なんでフランス製のインクが“フロリダ”なのだろう)のインクを買ってきて、久しぶりに万年筆を使っている。)