豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

今朝は“岬めぐり”から

2007年03月29日 | テレビ&ポップス
 またまた今朝は5時30分に目が覚める。昨日、おとといに比べれはば、今朝などはましなほうか。ラジオをつけると、山本コータローとウイーク・エンドの“岬めぐり”が流れているではないか。“朝はニッポン、一番乗り”という番組だった。この時間はもう深夜放送ではなくて、朝の番組なのだ。
 昨日の“四月になれば彼女は”、一昨日の“エデンの東”と、民放の深夜放送にも結構“団塊”世代のかけらのぼくが聴ける曲も流れているのだ。NHKの“深夜便”だけでないのは助かる。あんな退屈な番組しかないとなると、老後の眠れない夜が心配だったので。 
 
 “岬めぐり”というと、若いころ友人のクルマでドライブに行った伊豆の西海岸の大瀬崎を思い出す。海辺に寝そべって、友だちと語っていると、ぼくたちのわきをパール・ホワイトのワンピースの水着のきれいな女性が、4、5歳の女の子を連れて通り過ぎていった。ちょっといわくありげな親子連れに思えた。しばらくしてふと見上げると、大瀬館という海に面した古い旅館の二階の一室の軒先に、さっきの彼女が身につけていたパール・ホワイトの水着が、なんと裏返しにして干されていた。夜中に散歩に出て、大瀬館の前を通ると、昼間はぼくたちが寝そべっていた海辺まで潮が満ちて、旅館のすぐ近くまで波が打ち寄せていた。
 どうして、こういうことは30年以上たっても覚えているのだろうか。ゼミ生の名前なんか、しょっちゅう間違えるのに。

(写真は、“岬めぐり”のレコード・ジャケットでもあればいいのだけれど、ないので、“平凡パンチDeluxe”別冊付録[発行年不詳]の“フォーク・ソング専科--オール楽譜つきヒット30曲集”の表紙。ただし、“岬めぐり”は収録されていない。)

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