大学が休みに入ってから運動不足気味なので、午後から近所のヤマダ電機まで散歩に出かけた。
道路沿いの自動車販売店は、マツダ、ダイハツ、トヨタ、ホンダと全部閉店。年末は日曜日でもこんなものだっただろうか。
ヤマダ電機は結構の混雑ぶりだった。
帰り道で、ふと道沿いのスーパーに入ってみようという気になった。
10月頃、カバヤのおまけつき玩具菓子に“ワールド・ラリーカー”シリーズというのがあって、そのなかに“カローラ・ランクス”のラリーカーもあることを知って、探しに行った店の1つである。
入る予定はなかったのだが、何かがぼくを呼んでいたのである。
それは、カバヤの菓子付きミニカーの“スバル・インプレッサ”だった。
あと知恵かもしれないが、時どき古本屋などの前を通るときにこんな予感がすることがある。
10月には、最初に行った西友でしっかりと“カローラ・ランクス”を見つけた。
しかし、その直後に“ワールド・ラリーカー”シリーズは販売終了になってしまい、その後は売れ残りを探して、あちこちを歩き回った。
ほとんどは無駄足になってしまったが、それでも、かろうじて、“トヨタ・カローラ”のほかに、“シトロエン・クサラ”“シトロエンC2”“プジョー206”“プジョー307”などをゲットすることがでた。
残るは、“フォード・フォーカス”、“シトロエンC4”と“スバル・インプレッサ”だけになった。(ほかに“三菱ランサー・エポリューション”もあるらしいが、これはいらない。)
“フォード・フォーカス”の市販車(先代)は欲しいクルマのひとつだった。さくらや新宿ホビー館には、ちゃんとした“フォーカス”のミニカー(WRC仕様)が2台セットで売られているが、できればカバヤのおまけのマジョレット製で揃えたい。
“スバル・インプレッサ”のほうは、そもそもわが家のマイカー・ライフが“スバル360”から始まったこともあり、とくに“インプレッサ”自体にはそれほどの思い入れがあるわけではないが、やっぱり揃えておきたい1台であった。
それが、年末のきょうになって、偶然手に入った。
チューインガム1枚もついて、320円である。
富士重工がWRCから撤退せざるを得なくなった2008年の年末に、“スバル・インプレッサ”のWRC仕様のミニカーが手に入ったのも、何かの縁だろう。
今年の、ミニカーについての書き込みも、この“スバル・インプレッサ”で締めくくることにしよう。
* 写真は、カバヤ食品の菓子付きミニカー・シリーズの“スバル・インプレッサ”(majoRETTE製、サイズは1/57)。
書き忘れたが、このコラムに書いたミニカーは、最初から家にあった“シトロエン2CV SAFARI”(スペイン製)を除くと、全部Made in China だった。中国様様である。