“通勤の風景”シリーズ、今回は通勤の道で見つけたモニュメントをいくつか掲載する。
第1回は、“東京しごとセンター”という建物の前においてある巨大な漬物石風の石。
おそらく何かを象徴しているつもりなのだろうが、意味不明である。周囲の建物や街並みにもマッチしているとはいえない。
そもそも、この“東京しごとセンター”というのは何をしている組織なのだろうか?
毎日外から眺めているだけだが、あまり“しごと”をしている様子は伺えない。だだ広いロビーはいつも閑散としていて、人の気配はあまりない。
テレビなどでしばしば取り上げられる無駄な公共施設の1つなのだろう。
その玄関入り口のまん前に置かれたこの石は、「しごと」を求める人たちの行く手をさえぎる困難の象徴か、「しごと」を失った人たちの躓きの石というわけでもあるまいが・・・。