ホンダでフィットのハイブリッドを見たあとで、斜め向かいのフィアット青山に立ち寄った。
何年か前のクリスマスの頃に、サンタクロース姿のルパン3世のデコレーションで飾られていた建物である。
本当は、FIAT PUNTO EVOの鼻先がどんな具合なのか実物を見たいと思ったのだが、残念ながら青山のフィアット・ショールームには“FIAT 500”しか展示してなかった。
“500 AZZURRA”--チンクエチェント アッズーラ--という日本限定カラーだという。ショールームのカクテル・ライトに照らされて、とても奇麗な色だった。日本車にはちょっとない色である。
運転席にも座ってみたが、雑誌などの写真で見る500のインパネは、ちょっとデザインが遊びすぎのうえ色使いも落ち着かない印象だったのだが、意外と実物はPOPすぎるというほどではなかった。意外と背が高く室内も思ったより広く感じた(後席には座らなかったが)。
このクルマも悪くはないなあ、という気になった。フィットのほうが性能はいいだろうけれど、そのうちに、きっと街中にあふれてしまうだろうから。
応対のお嬢さんも明るくて好印象だった。
* 写真は、青山のFIATに展示された“FIAT 500 AZZURRA”。ショールームの角いっぱいまで下がって撮ったのだが、リアが収まらなかった。
下の写真は正面から。天井の照明がフロントガラスに映り込んで妙なデザインになってしまった。
2010/10/8