豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

バラ色の雲--2020年12月31日

2020年12月31日 | あれこれ
 2020年最後の書き込み。
 何を書こうか迷ったけれど、午後3時に散歩に出かけた時の空の雲を書くことにした。
 夕日にはまだ少し早い日差しを浴びて、北の空に浮いた雲が少しバラ色に染まりかけていた。
 今年亡くなった筒美京平さんの「バラ色の雲」で今年の書き納めにしよう。

             

 今日の午前中に、NHKのBSプレミアム(地上波だったかも)で「筒美京平からの贈り物」という番組をやっていた。
 彼の曲の中でぼくが一番印象に残っているのは、ヴィレッジ・シンガーズが歌った「バラ色の雲」である。
 Googleで調べると、筒美京平作曲、橋本淳作詞、1967年8月1日の発売とある(日本コロムビア)。ぼくは17歳である。
 このシングル盤は持っているはずである。WEB上で見かけたジャケットにも見覚えがある。屋根裏を探したが見つからなかった。
 グループサウンズ時代のレコードがまとまって見つからない。どこかにしまい忘れているのだろう。

             

 この曲が発売された数年後、サラリーマン時代に知り合った女の子を好きになった。
 北海道の出身だった。「私は15まで、毎朝野良仕事を手伝ってから学校に行ってたんだよ」という彼女の言葉にやられた。
 ハーディーの「テス」を読んで、乳搾りの娘と結婚したいと思ったサマセット・モームと同じである。

 その彼女の思い出と、「雲が流れる 北国の空へ あなたが生まれた 北国の街」(ちょっと怪しい・・・)という歌が重なる。
 彼女も60過ぎ、今ごろどこで何をしているのだろうか。

     *     *     *

 今年も、よたよたの書き込みに時おりお付き合い下さった皆様に感謝します。
 良いお年をお迎えください。

 2020年12月31日 記