4月30日、天気が良かったので、新宿住友ビル、三角広場で開かれている「生活のたのしみ展」に行ってきた。
糸井重里プロデュースとか。その中のある店舗で姪がアルバイトをしているので、散歩かたがた彼女の仕事ぶりを眺めてきた。
ネットのライブ情報では「比較的すいている」とあったが、11時半過ぎに到着してみると、入場待ちの行列ができていて、会場内もごった返していた。
入場時に一応体温測定はあったが、ソーシャル・ディスタンスなどとうてい不可能。完全にコロナ前の催事場の賑わいに戻っていた。
幸いなことに若者はあまり多くなく、どちらかといえば、われわれのような中高年が多かった。3回目接種を済ませていることを信じて、連休明けに感染者数が上昇しないことを祈ろう。
出店している店は、ぼくの見たところでは「通販生活」ふうの商品が多い印象。
糸井とみうらじゅんの対談をやっていた。みうらは嫌いではないのだが、雑踏がうるさいのと音響が悪いのと+ぼくの耳が悪いのとで、あまりよく聞こえなかった。
混雑がすごいうえに、ぼくには縁のない店ばかりなので、会場から退出して、日ざしがふりそそぎ、さわやかな風がわたる外のベンチに座って、行きかう人を眺めながら時間をつぶすことにした。
そのうちに昼休み休憩になった姪と合流して、会場近くの京鼎楼(Jin Din Rou)でランチをしながら、しばし歓談。
13時半、仕事に戻る姪と別れて、都庁の展望台に上ることにした。しかし、都庁舎の入り口に行ってみると、警備員から「現在はコロナのワクチン接種会場になっているため、展望台には上れない」と言われてしまった。
仕方ないので、新宿副都心の街路を歩いてから帰宅した。
そよ風に若葉がゆれ、五月晴れの青空にビル群の威容が映えていた。気もちのよい散歩だった。
2022年4月30日 記