豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

西武ライオンズ球場(2022年5月8日)

2022年05月09日 | あれこれ
 
 5月8日(日)、母の日。息子から母の日のプレゼントで野球の券をもらったので、西武球場に野球を見に行ってきた。今は「ベルーナ・ドーム」と言うらしい。
 西武ライオンズ対日本ハムファイターズ戦。
     

 プロ野球見物は、最後に見に行ったのが何年前かも記憶にないくらいに久しぶり。息子がまだ子どもだった30年くらい前が最後か・・・。まだ西武球場がドームになる前である。
 さらにそれ以前の1970年代にも、家内とデートで西武戦を見に行ったことがあった。その時は引退間際の野村克也と田淵幸一が西武に拾われ、まだ現役のキャッチャーをやっていた。2人ともランナーを出すと簡単に盗塁されていた。誰だか忘れたが、ショートもよくエラーをしていた。
 ライオンズが西武に買収されて間もない弱小球団だった頃である。
 われわれが座った3塁側内野観客席にいちばん近いところで、バークレオという選手がレフトを守っていた。真下のブルペンでは、金城という色白のピッチャーが投球練習をしていた映像の記憶がある。

     
 
 1990年代、2人の息子が子どもの頃は、西武線沿線に住んでいたので、毎年ライオンズ友の会に入って、年に何回かは見に行っていた。
 友の会の年会費は確か2000円だったが、ライオンズ・カラーの水色のヘルメットやリュックサックなどの景品のほかに、子どもは1年間何度でも無料で入場でき、大人の無料入場券も(確か)4枚ついてきたので、少なくとも年に2回は見に行った。
 郭泰源、渡辺久信、渡辺智男、伊東勤、秋山幸二、清原和博、デストラーデ・・・の時代である。東尾修がまだ現役で、監督は森昌彦(か広岡達朗)、毎年優勝しては西武百貨店や西友で優勝バーゲンが開催され、店内には松崎しげるの歌うライオンズのテーマソングが流れていた。
 上の写真はその頃(1990年)の野球選手カード(「’90プロ野球ゲーム」球団別選手カード、タカラ)。箱はなぜか近鉄バッファローズだが、中のカードは西武ライオンズの選手だった。

     

 時は流れて、出かける前に「プロ野球選手名鑑2022」(日刊スポーツ)を買うと、西武ライオンズは去年は最下位ではないか! 相手の日ハムは5位! 選手名鑑は前年度のチーム順位に従って選手紹介が載っているので、調べやすい。
 ぼくが小学生の頃、玉電山下駅近くの家から友達と歩いて見に行った駒沢球場では、万年5位の東映フライヤーズと万年最下位の近鉄パールス(後にバファローズに改称)が対戦していた。
 外野席が子ども50円だった。コロッケが1個5円の時代だから、コロッケ10個分である。現在コロッケ1個が50円なら500円に相当する。高かったのか、安かったのか。
 外野は芝生で、ライトを守る(レフトかセンターかも・・・)ラドラ選手の背番号44がフェンスのまじかで見えた。ちなみに近鉄のバッテリーはミケンズとボトラである。妙にナウい球団だった。
 久しぶりの野球観戦がパリーグ最下位と下から2番目のチームの対戦というのも偶然か。

     
 
 1塁側、日ハム側の内野席に座ったのだが、周りには結構西武ファンが目立った。息子によると、日ハム側の観客席の方がチケットの値段が安いのだそうだ。
 真下のブルペンで、日ハム先発の杉浦が投球練習をしていた(上の写真)。一番よく見えたのは日ハムのブルペンで、その次がライトを守っていた万波中正だった。
 連休の最終日だというのに、観客の入りはせいぜい8分程度で、空席が目立っていた。息子を連れて行っていた頃の連休中からは考えられない光景である。

     

 試合は、山川穂高の2打席連続ホームランなどで、西武が5対1で勝った。
 山川の2本のホームランのほかにも、試合開始前のメンバー表交換で新庄監督が小さく見え、日ハム清宮の2塁打があり、最後には(登板はなかったが)吉田輝星がブルペンで投球練習をする姿が見えたので、まあ良しとしよう。おかわり君、中村もいつの間にか39歳になっていた(冒頭の写真)。

     

 ダルビッシュや大谷のようなスター選手が不在で、両チームとも寂しい印象である。日ハムのユニフォームもパッとしない。
 小学校3年生の孫も、小学校時代のぼくのようには野球に興味がない様子であった。ぼくは、小学3年生だった昭和33年に長嶋が巨人に入団し、4年生の昭和34年に王が入団した日本プロ野球最盛期の子どもだった。遊びといえば、紅梅キャラメルの野球カードを集めるくらいしかなかった。雑誌は貸本屋で借りる「野球少年」が定期購読書(?)だった。
 アメリカに行ってしまうまでの佐々木朗希に希みを託すか・・・。

 2022年5月8日 記

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