豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

“メグレ警視 男の首”

2008年08月07日 | テレビ&ポップス
 
 軽井沢に行っている間、“メグレ警視”と“警部フロスト”の録画を予約しておいたのだが、留守家族がいじったらしく、映っていなかった。

 “メグレ警視 男の首”は是非見たかったのだが、途中から「ヨン様」のインタビュー番組などになってしまっていた。
 あの憎らしげなチェコ人の末路を見届けるためにも、どうしても続きが見たかったので、久しぶりに、雨の中をツタヤに行った。

 ところが、《海外ドラマ》のコーナーになぜか不吉な空き棚がある。果たせるかな、《メグレ警視》シリーズは30~40巻はあったはずなのに、見事にすべてが撤去されてしまっていた。店の人に聞くと、パソコンを調べて、「メグレ警視」というのは当店では扱っていないという。
 つい2、3週間前まではあったのだが。《メグレ警視》が置いてあったからこそ、ツタヤWカード会員にもなったのに・・・。

 しかたないけれど、やっぱり見たいので、アマゾンかどこかで中古DVDを買おうと思って、Google を「メグレ警視 男の首」で検索すると、驚くなかれ、「メグレ警視 男の首」の無料動画サイトというのに出くわした。

 GyaO というサイトで、「無料というのは怪しいな・・」という当方の不安に答えるべく、フロントページに、無料なのはテレビと同じようにスポンサーのCMによって運営されているからで安心です、と書いてあった。
 ということで、安心して、しかも無料で“メグレ警視 男の首”を見ることができた。

 原作(の翻訳)は、角川文庫のジョルジュ・シムノン/宗左近訳『推理小説 男の首』(1976年、4版)というので読んだらしい。1976.12.24(金)pm.11:52, il pleu. などと書き込みがある。
 ラストシーンでメグレと犯人が対峙して、推理小説定番のメグレが犯人を前に謎解きを語るという、ぼくの馴染んだメグレらしくない幕切れであった。原作もそうだった。 

 インターネットなど、なければないで何とかなると思っていたが、便利な世界になったものだ。
 ただし、GyaO による《メグレ警視 男の首》の無料提供も、きょう(8月7日)の正午までて、それ以降は《サン・フィアクルの殺人》に代わるという予告が出ていた。
 きわどい所だった。

 * 写真は、GyaO の無料動画から“メグレ警視 男の首”の始まり。
 せっかくなのでパソコンの画面ごとトリミングした。右上にアウディA3の買取の広告がついている。