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晴、9度、70%
「茶托」ってお客様の時にしか出てこないように思います。折角持っているのに使わない手はありません。「茶托を使おう!」と思います。今までも菓子を載せたりしましたがもっと普段に使ってみました。
「茶托」ですから、湯飲みをのせます。 小ぶりな朱の塗りものには、景徳鎮の「蛍」の湯飲みを合わせます。湯飲みを引き立たせる為、「茶托」は主張しない色が多いようです。赤の茶托はアクセントがついて好きな「茶托」です。クッキーをこん盛りとのせると可愛い。
毎朝、あんこを食べます。あんこはこの粉引の「向付」に入れます。そして、黒塗りの「茶托」を添えます。急にいい和菓子屋さんの茶室で甘味をいただいているような気分になります。あんこの格上げです。
「茶托」は錫のもの木製のものなどありますが、小皿を代わりに使っても小粋です。ただ夏の冷たいお茶の時は要注意です。コップについた水滴が小皿とコップをくっつけます。小皿ごと持ち上げる羽目になります。
ブナで出来た茶托は大ぶりです。おはぎや大福を一つのせてお皿代わり。見出し写真は大きな「向付」にミルク一杯のコーヒーが入っています。暖かくなったので庭でおやつをする時、土の上においても器を傷めません。小さなお盆です。
それぞれの家庭の生活が違うので、「茶托」の大きさや材質が違うと思います。でも食器棚の片隅でお客様の時を待たせるのは勿体無い。せっせと「茶托」を使ってやろうと決めました。好きで集めた身の回りのもの、「使わないものは捨てましょう」、「整理しましょう」と流行りですが、工夫して使ってやるのもまた一手です。
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