晴、8度、86%
福岡も桜の開花宣言が出ました。華やかな季節の幕開けです。足元には小さな「イヌノフグリ」や「スズメノエンドウ」の花も咲いています。花ばかりに気が取られがちな季節ですが、「芽」が新たに出て来る季節です。土の上に小さな「緑の芽」を見つけたときは花と同じくらいの喜びを感じます。裸木も新芽が吹き始めます。木の新芽は真っ赤であったり黄緑であったり、はっとさせられることしばしばです。
多年草で冬は葉を落とすものたちは、忘れもしないで小さな芽をのぞかせます。 「ツリガネソウ」の根元に「芽」を見つけました「生きてたね。」と声をかけます。寒さが厳しかったので本来は葉を残したままの多年草も今年は葉を枯らしました。 「オダマキ」 「カンパニュラ」 「ガウラ」
「リンゴの木」にも新芽が吹いています。ちっとも大きくなりません。
香水の原料になる「ヘリオトロープ」は冬越しをさせるのが難しい植物です。ふた冬越した昨年は花付きも悪く、秋の終わりには茶色になりました。忍びなくて庭の片隅に置いたままにしました。 枯れた枝の分かれ目から小さな緑が顔をのぞかせました。「死んでなかったのね。」
多年草を植えた場所は私しか知りません。記憶を辿って芝をかき分けて見ると、 「タイツリソウ」も芽が出ています。
主人の希望で先日植えた「ジャガイモ」も芽出しです。 初夏に収穫予定です。
そして、もちろんですが雑草も芽を吹きます。雑草と捉えるかどうかは人それぞれです。見出し写真は「ドクダミ」の芽生えです。どこまでも続く小さな芽、踏んでも引っこ抜いても毎年庭のこの部分は「ドクダミ」だらけです。「ドクダミ」の地下茎の強さは並ではありません。私が物心付いたときには既にここは「ドクダミ」に占拠されていました。恐ろしい強さです。先日園芸店で「ドクダミ」の苗を売っていました。花も葉の形も愛らしい「ドクダミ」です。庭植えになさる方、お気をつけください。数年後、一面「ドクダミ」になりますよ。
「芽」に喜びをもらう季節です。
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