月1回のお墓参りの帰りは、武蔵小杉からの東横線経由が多いので、横浜で遊ぶことが多い。今日も日本大通り駅で降りて、しばらく山下公園の木陰で休んでから、付近のミュージアム巡りを楽しんだ。
はじめに、シルク博物館に寄ってみた。”華麗なる能装束 稔りの季”展にちょっと関心があったからだ。ほとんど知識はないが、二、三度は観ているので、装束の華やかさが頭に残っていたのだ。40点以上の、江戸期の能装束(山口能装束研究所による復元)がみられるのだから、圧倒される。ぼくのような素人でも、文様のうつくしさ、華やかさにうっとりしてしまうほどだから、詳しい方なら大満足すると思う。まさに華麗なる装束だった。文様は桜が多かったが、稲穂とか粟などの穀物、ざくろ、たちばな、うめ、いちょう等の果物、くず、わらび、までモチーフにしてしまう。五穀豊穣を願うということなのだろう。写真を撮らせてもらえないので、ポスターで、その華やかさを想像してほしい。右側のは稲穂の文様だと思う。
帰ってから、ぼくの本棚をよくみると、白洲正子・吉越立雄著の”お能の見方”(とんぼの本)があった。そこにも装束のいくつかが載せてあるので、それらを紹介しておこう。左は桃山時代のもので、葡萄の文様が入っている(東博所蔵)、そして右は1620年作で揚羽蝶の文様である。
目の保養をさせてもらったあと、横浜ユーラシア文化館で”遊牧世界の造形”展を観た。こちらは五穀ではなく、五畜だ。牛、馬、羊、駱駝そして山羊と、共に何千年も生きてきて、かれらをモチーフに、彩文土器、青銅製利器、装飾品、生活用具などに表現された”芸術品”が、それぞれ動物別に並べられている。肩に大きなこぶをつけた牛の装飾品もあった。病気や暑さに強い牛だったらしい。今、口蹄疫が大問題になっているが、限られた種牛の子孫ばかりを飼育しているのも、病気に弱くなっている原因かもしれない。家畜も遺伝子の多様性が必要なのではないだろうか。ここも写真が撮れないので、ポスター写真だけだ。
同じビルに横浜都市発展記念館があったのでのぞいてきた。むかしの写真やら地図やらがいっぱいあった。特別展はなかったので。軽く流した。
横浜スタジアムのある横浜公園は、すごい人出だった。横浜開港記念バザーをやっていたのだ。植木屋さんやら、花屋さんやら、豆屋さんやら、神奈川県からだけではなく、北海道や九州の出店もあった。このお店で、つまみ食いをさせてもらった(汗)。
関内駅前で、APEC開催まであと165日の表示が出ていた。その頃まで、小鳩体制はもつだろうか。
6月はじめのヨコハマ散歩は楽しかった。
はじめに、シルク博物館に寄ってみた。”華麗なる能装束 稔りの季”展にちょっと関心があったからだ。ほとんど知識はないが、二、三度は観ているので、装束の華やかさが頭に残っていたのだ。40点以上の、江戸期の能装束(山口能装束研究所による復元)がみられるのだから、圧倒される。ぼくのような素人でも、文様のうつくしさ、華やかさにうっとりしてしまうほどだから、詳しい方なら大満足すると思う。まさに華麗なる装束だった。文様は桜が多かったが、稲穂とか粟などの穀物、ざくろ、たちばな、うめ、いちょう等の果物、くず、わらび、までモチーフにしてしまう。五穀豊穣を願うということなのだろう。写真を撮らせてもらえないので、ポスターで、その華やかさを想像してほしい。右側のは稲穂の文様だと思う。
帰ってから、ぼくの本棚をよくみると、白洲正子・吉越立雄著の”お能の見方”(とんぼの本)があった。そこにも装束のいくつかが載せてあるので、それらを紹介しておこう。左は桃山時代のもので、葡萄の文様が入っている(東博所蔵)、そして右は1620年作で揚羽蝶の文様である。
目の保養をさせてもらったあと、横浜ユーラシア文化館で”遊牧世界の造形”展を観た。こちらは五穀ではなく、五畜だ。牛、馬、羊、駱駝そして山羊と、共に何千年も生きてきて、かれらをモチーフに、彩文土器、青銅製利器、装飾品、生活用具などに表現された”芸術品”が、それぞれ動物別に並べられている。肩に大きなこぶをつけた牛の装飾品もあった。病気や暑さに強い牛だったらしい。今、口蹄疫が大問題になっているが、限られた種牛の子孫ばかりを飼育しているのも、病気に弱くなっている原因かもしれない。家畜も遺伝子の多様性が必要なのではないだろうか。ここも写真が撮れないので、ポスター写真だけだ。
同じビルに横浜都市発展記念館があったのでのぞいてきた。むかしの写真やら地図やらがいっぱいあった。特別展はなかったので。軽く流した。
横浜スタジアムのある横浜公園は、すごい人出だった。横浜開港記念バザーをやっていたのだ。植木屋さんやら、花屋さんやら、豆屋さんやら、神奈川県からだけではなく、北海道や九州の出店もあった。このお店で、つまみ食いをさせてもらった(汗)。
関内駅前で、APEC開催まであと165日の表示が出ていた。その頃まで、小鳩体制はもつだろうか。
6月はじめのヨコハマ散歩は楽しかった。