奈良旅行の初日、お昼頃、京都駅に着いた。せっかくだから、半日、京都で遊ぶことにした。近場で、青葉の清水寺を観てから、三年坂を降りて、龍馬のお墓参りをすることにした。清水寺は紅葉の名所だが、青紅葉も素晴らしい。清水の舞台を観て、ひと回りすると、突然、暗雲が立ち込めてきてぽつりぽつりと。予報は晴れだったし、少し前まで青空だったのに信じられない急変だった。

しばらく、山門の下に雨宿りしていたが、なかなか止まない。小降りになったので、三年坂の喫茶店まで行き、そこでしばらく様子をみた。30分ほどして、雨が上がり、青空がみえてきたので、外に出た。時間のこともあるし、また突然の雨の心配もあったので龍馬の墓は中止と決心した。すると、ちょっと歩いたところに、清水三年坂美術館があり、そこで、なんと”小村雪岱展”をやってるではないか。小村雪岱は最近好きになった画家で、挿絵、美人画、本の装幀、舞台装置と幅広く、大正から昭和初期に活躍した。ぼくはとくに、雪岱の描く、江戸の茶屋の看板娘、笠森おせんが大好きだ。このブログでも、おせんの物語を挿絵つきで、5回に渡って連載したことがある(汗)。埼玉でも小村雪岱展を観た。京都で、それも清水寺の近くで、小村雪岱をみられるなんて夢にも思わなかった。雪岱さんが呼んでくれたとしか思えない。
雪岱の唯一の弟子であった故山本武夫氏の雪岱コレクションをこの美術館が所蔵しているのだ。肉筆画が主だが、挿絵、木版画、ミニ舞台装置まで展示されていた。おせんちゃんはもちろんいたし、”お伝地獄”の、高橋お伝の刺青を彫られている場面や傘、そして、雪の朝、青柳、落ち葉等々の名画。泉鏡花の”日本橋”の装丁等々。あ、そうそう、吉川英治の本の挿絵や菩薩像などの模写や下絵など珍しい作品も楽しむことができた。
。。。
当美術館オリジナルの絵ハガキ5枚セットを買ってきたので紹介したい。
”赤とんぼ”と ”桜”


”盃をもつ女”

肉筆画(題名なし;笑)

”夕涼み” おせんちゃん

江戸のいろはかるたの”い”は、”犬も歩けば棒に当たる”。京都では”一寸先は闇”。何に出会うかわかりませんね。とにかく歩きましょう(汗)。うれしい出会いだった。

しばらく、山門の下に雨宿りしていたが、なかなか止まない。小降りになったので、三年坂の喫茶店まで行き、そこでしばらく様子をみた。30分ほどして、雨が上がり、青空がみえてきたので、外に出た。時間のこともあるし、また突然の雨の心配もあったので龍馬の墓は中止と決心した。すると、ちょっと歩いたところに、清水三年坂美術館があり、そこで、なんと”小村雪岱展”をやってるではないか。小村雪岱は最近好きになった画家で、挿絵、美人画、本の装幀、舞台装置と幅広く、大正から昭和初期に活躍した。ぼくはとくに、雪岱の描く、江戸の茶屋の看板娘、笠森おせんが大好きだ。このブログでも、おせんの物語を挿絵つきで、5回に渡って連載したことがある(汗)。埼玉でも小村雪岱展を観た。京都で、それも清水寺の近くで、小村雪岱をみられるなんて夢にも思わなかった。雪岱さんが呼んでくれたとしか思えない。
雪岱の唯一の弟子であった故山本武夫氏の雪岱コレクションをこの美術館が所蔵しているのだ。肉筆画が主だが、挿絵、木版画、ミニ舞台装置まで展示されていた。おせんちゃんはもちろんいたし、”お伝地獄”の、高橋お伝の刺青を彫られている場面や傘、そして、雪の朝、青柳、落ち葉等々の名画。泉鏡花の”日本橋”の装丁等々。あ、そうそう、吉川英治の本の挿絵や菩薩像などの模写や下絵など珍しい作品も楽しむことができた。
。。。
当美術館オリジナルの絵ハガキ5枚セットを買ってきたので紹介したい。
”赤とんぼ”と ”桜”


”盃をもつ女”

肉筆画(題名なし;笑)

”夕涼み” おせんちゃん

江戸のいろはかるたの”い”は、”犬も歩けば棒に当たる”。京都では”一寸先は闇”。何に出会うかわかりませんね。とにかく歩きましょう(汗)。うれしい出会いだった。