JR桜木町駅から歩いて15分くらいのところに野毛山公園があります。横浜開港後、生糸輸出で財をなした茂木惣兵衛や原善三郎らの邸宅があったところで、現在は動物園を中心にした公園となっています。横浜市立中央図書館が、この山の下にあり、昨日も図書館帰りに、公園で遊んできました。キリンの赤ちゃんが生まれたというニュースを新聞で知ったからです。赤ちゃん誕生以外にも、この山にはいろいろの物語がありましたので、紹介したいと思います。

第1章 キリンの赤ちゃん誕生物語
まず、キリンの檻にかけつけました。いたいた2匹のキリンさんが。あれ、もうこんなに大きくなったのかな、と近づいてみると・・・ご夫婦でした。お父さんは沖縄の動物園出身でテビチくん、お母さんは長崎の動物園からきたマリンさんです。

子供はいないはずです。まだ赤ちゃんなので、1日に30分だけ、外に出てくるそうです。ぼくが行ったときにはもう、終わっていました。こんどは、展示時間を聞いてから来よう。もう、人の大人の背より大きくなっているようです。

日記帳もつけているそうです。5月25日生まれです。うちのワイフも5月生まれです。5月生まれは才色兼備が多いそうです。

第2章 ラクダのお婆ちゃん物語
フタコブラクダのお婆ちゃんにも感動しました。34歳ですが、人間でいうと100歳になります。だから、いつも昼寝ばかりしているそうです。でもぼくが訪ねたときは目をぱっちり開けてくれました。青森から来た、ツガル婆ちゃんです。人気者で、いつも来ているらしい娘さんが、お婆ちゃん、元気でね、また来るね、と声をかけて立ち去って行きました。お婆ちゃんも、分かってるらしく、その娘さんの後ろ姿をみつめていました。

このお婆ちゃんはすごいんですよ。”日本動物大賞/功労動物賞”を受賞してるんです。受賞理由は、前脚の関節を患らいながら、命を全うする姿が、高齢化社会になっている現在、みんなに元気を与えてくれることが評価された、ということだそうです。ツガル婆ちゃん、がんばってね。

第3章 もっともっと自由でなきゃ物語
團伊玖磨だったか、どなたかのエッセイ集の題名に”もっともっと自由でなきゃ”というのがあって、その言葉がとても気に入っていました。今でも、そう思っています(これ以上、自由になってどうする、の声も)。だから、本当のこと言うと、ぼくは動物園にいる動物たちも”もっともっと自由”にしてあげなければと思っています。そんなことを思っていると、なんと白孔雀が道を歩いているではありませんか。

自由にあちこち歩き回り、楽しそうでした。

第4章 はやぶさ物語

するどい、理知的な目。空を飛べば、獲物を追って、疾風のごとく。7年間、60億キロメートルの旅を終え、大気圏再突入し、本体は大気圏で燃え尽きて、しかし、しっかりと貴重な惑星イトカワの土か石を含む可能性のある、カプセルは無事、地球上に送り届けた。感動を与えてくれた、ハヤブサ号でした。

第1章 キリンの赤ちゃん誕生物語
まず、キリンの檻にかけつけました。いたいた2匹のキリンさんが。あれ、もうこんなに大きくなったのかな、と近づいてみると・・・ご夫婦でした。お父さんは沖縄の動物園出身でテビチくん、お母さんは長崎の動物園からきたマリンさんです。

子供はいないはずです。まだ赤ちゃんなので、1日に30分だけ、外に出てくるそうです。ぼくが行ったときにはもう、終わっていました。こんどは、展示時間を聞いてから来よう。もう、人の大人の背より大きくなっているようです。

日記帳もつけているそうです。5月25日生まれです。うちのワイフも5月生まれです。5月生まれは才色兼備が多いそうです。


第2章 ラクダのお婆ちゃん物語
フタコブラクダのお婆ちゃんにも感動しました。34歳ですが、人間でいうと100歳になります。だから、いつも昼寝ばかりしているそうです。でもぼくが訪ねたときは目をぱっちり開けてくれました。青森から来た、ツガル婆ちゃんです。人気者で、いつも来ているらしい娘さんが、お婆ちゃん、元気でね、また来るね、と声をかけて立ち去って行きました。お婆ちゃんも、分かってるらしく、その娘さんの後ろ姿をみつめていました。

このお婆ちゃんはすごいんですよ。”日本動物大賞/功労動物賞”を受賞してるんです。受賞理由は、前脚の関節を患らいながら、命を全うする姿が、高齢化社会になっている現在、みんなに元気を与えてくれることが評価された、ということだそうです。ツガル婆ちゃん、がんばってね。

第3章 もっともっと自由でなきゃ物語
團伊玖磨だったか、どなたかのエッセイ集の題名に”もっともっと自由でなきゃ”というのがあって、その言葉がとても気に入っていました。今でも、そう思っています(これ以上、自由になってどうする、の声も)。だから、本当のこと言うと、ぼくは動物園にいる動物たちも”もっともっと自由”にしてあげなければと思っています。そんなことを思っていると、なんと白孔雀が道を歩いているではありませんか。

自由にあちこち歩き回り、楽しそうでした。

第4章 はやぶさ物語

するどい、理知的な目。空を飛べば、獲物を追って、疾風のごとく。7年間、60億キロメートルの旅を終え、大気圏再突入し、本体は大気圏で燃え尽きて、しかし、しっかりと貴重な惑星イトカワの土か石を含む可能性のある、カプセルは無事、地球上に送り届けた。感動を与えてくれた、ハヤブサ号でした。